9割以上が「企業に依存せずに、自律的にキャリア形成する必要がある」と回答

世界的に社会情勢が変化する昨今、日本のビジネスパーソンは、今後の働き方やキャリア観などについて、どのように考えているのでしょうか。ビズリーチ会員の方を対象に、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方やキャリア観・転職活動への影響に関するアンケート調査を実施しました。 アンケート実施:2020年4月 回答数:517

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方やキャリア観・転職活動への影響に関するアンケート

約6割のビジネスパーソンが新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、キャリア観が変化したと回答しました。そのうち9割以上が「企業に依存せずに、自律的にキャリア形成する必要がある」と回答しました。どこでも活躍できるように自身の強みを意識しながら、キャリアを築くことが重要だと考える方が多いことが分かりました。また、外出自粛の動きが続くなかで、場所や時間の制約を受けない働き方への関心・意識が高まったようです。

Q:新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、自身のキャリア観に変化がありましたか。

Q:それはどのような変化ですか。

A1:企業に依存せずに、自律的にキャリア形成する必要があると感じた。

A2:どこでも活躍できる自身の強みを可視化する必要があると感じた。

A3:スキルアップや新しいスキル習得のために時間を割く必要があると感じた。

A4:場所や時間を選ばない働き方に魅力を感じた。

その他の意見

  • 新型コロナウイルス感染症拡大は、ジョブ型への急速な移行が進むきっかけになると思う。

  • 今後、日本の企業はこれまでのジェネラリストから、欧米のようなスペシャリストを重視した人材採用を段階的に増やしていくようになると思う。

  • 定年が延長され、雇用形態が多様化すると思う。

  • 仕事が誰にでもある状況ではないので、自ら業務を生み出し、よりプロフェッショナルな能力が求められると思う。

  • より雇用が流動的になると思う。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、約6割が「転職活動に前向き」

Q:新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、ご自身の転職に対する考え方に変化はありましたか。

その他の意見

転職に前向きな理由:

  • このような情勢下で採用活動を継続している企業こそ、将来性があると見込むため。

  • 在宅勤務で以前より時間ができ、転職活動がしやすくなったから。

  • 万が一のリストラに備えて情報収集しておく必要性を感じたため。

様子を見たい理由:

  • 今回の非常時に対応するなかで今の仕事のやりがいを再確認したので、転職意欲が薄れた。

  • 今後転職市場は縮小していく可能性があると考えたため。

  • ポジションクローズの通知を受けたから。

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