新型コロナウイルス感染症の拡大は、働き方に大きな変化をもたらしました。ビズリーチでは今回、長く続いたコロナ禍の影響によるキャリア観・転職活動に対する意識の変化についてアンケート調査を実施。「キャリア観に変化があった」とする割合が6割を超え、1年前に実施した同様の調査から10ポイント増加しました。「強みを可視化する」「どこでも活躍できる力をつける」といったことの重要性を感じた方が多くいらっしゃることも明らかになり、キャリアに対する意識が高まった傾向が伺えました。 キャリア観・転職活動に関するアンケート アンケート実施:2021年4月 回答数:820
キャリア観「大きく変化」は1年で2.4倍に
Q:コロナ禍の状況下でキャリア観に変化がありましたか?

Q:具体的にどのようにキャリア観が変化しましたか?

コロナ禍は飲食や観光、運輸などを中心に多くの産業に打撃を与えました。キャリア観が「変化した」という方に「キャリア観がどう変化したか」を伺った設問では、9割以上の方が「強みを可視化する」「どこでも活躍できる力をつける」ことの重要性を感じたとしています。普段から自身のスキルを適切に把握し、転職などに備えてスキルアップを検討する意識が高まっているといえます。
「働き方の多様化」がキャリア観の変化に影響
Q:自身のキャリア観の変化に最も影響を及ぼしたのは何だと思いますか?

Q:やりがいがあるポジションであれば、転居して別の地域に勤務する転職を前向きに検討しますか?

キャリア観が「変化した」という方にキャリア観の変化をもたらした要因を伺うと、41%の方が「働き方の多様化(リモートワークや副業・兼業の解禁など)」を挙げました。通勤を前提としない働き方がイメージしやすくなり、人口密度の高い都市部での生活を避けようとする方が増えているとの報道も出ています。今回のアンケートでも、やりがいがあるポジションという前提で、「別の地域への転居を伴う転職も検討する」という方が6割に迫りました。 設問によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。