「入社後にギャップを感じた」8割以上。事前に立てるべき対策とは?

今回、ビズリーチ会員を対象に、入社後の悩みに関するアンケートを実施しました。入社後に想定した状況とのギャップを感じた経験があるかを聞いたところ、「ある」と答えた方が8割を超えました。アンケート結果を参考に、早い段階から対策を立て、ギャップの少ない転職を目指しましょう。 転職活動や入社後の悩みに関するアンケート アンケート実施:2022年6月20日(月)~2022年6月26日(日) 回答数:428

入社後、最もギャップを感じやすいのは「業務内容」

Q:転職先について、転職前に聞いていた内容や想定が入社後の状況と異なりギャップを感じた経験はありますか。

Q:ギャップを感じたのはどのようなことでしたか。(最大3つ)

「その他」を選択された方の回答(一部抜粋)

  • 決裁権などの裁量の範囲

  • 社内のIT環境

Q:入社後のオンボーディング期間に悩んだポイントを教えてください。(最大3つ)

「その他」を選択された方の回答(一部抜粋)

  • 関係部署との連携の把握に時間がかかった

  • 社内用語の把握に時間がかかった

  • 受け入れ態勢が整っていなかった

転職前に聞いていた内容が入社後の状況と異なり、ギャップを感じた経験があるかという質問に対して、8割を超える方が「ある」と回答しました。また、実際に入社後にギャップを感じたことについては「業務内容」、入社後のオンボーディング期間に悩んだことについては「業務内容が想定と違った・ずれがあった」と、いずれも業務内容に関する回答が1位となっています。 業務内容にはギャップが生じやすいことを意識し、面接の際、丁寧に確認するように心がけましょう。「○○の場合はどのように対応していますか?」など、具体的な場面を想定した質問をしながら、実際の業務のイメージをすり合わせるのもよいかもしれません。一切の齟齬をなくすことは難しいですが、ミスマッチを少しでも減らすという心構えでいることが大切です。

「相談や質問がしにくい」リモートワークならではの悩み

Q:リモートワーク環境下でのオンボーディングを経験したことはありますか。

Q:リモートワーク環境下でのオンボーディング期間に悩んだポイントは何ですか。(最大3つ)

「その他」を選択された方の回答(一部抜粋)

  • 相談したいと伝えてから実際に話をするまでタイムラグがあり、業務に遅れが生じた

  • 社内の人を覚えるのに時間がかかった

リモートワーク環境下でのオンボーディング期間に悩んだことを聞いたところ、最も多く集まった回答は「相談や質問がしにくかった」、次いで「業務の把握に時間がかかった」となりました。これらはリモートワークならではの悩みといえそうです。

オンボーディング期間、どうすればいい? 経験者からのアドバイス

実際に転職後のオンボーディングを経験された方に、具体的なエピソードやアドバイスについて聞きました。よりリアルな状況を知ることができる内容ですので、ぜひ参考にご覧ください。 Q:オンボーディング期間に体験した具体的なエピソードがあれば教えてください。印象に残ったこと、失敗談など、どのようなことでもかまいません。※任意

ざっくばらんな質問会を実施していただいたことで、職場へ素早くなじむことができた。

自分のなかではあまり重要だと思っていなかったトレーニングが実は社内ではとても重要視されていたもので、もっとしっかり資料を読んでおくべきだったと後悔した。

事業の変革への貢献を期待されていたことや成果を早期に出すことばかり考え、周囲とのすり合わせが不十分なまま施策を推進し、あつれきが生じた。

Q:オンボーディング期間にしてよかったこと、するとよいことなど、今後転職予定の方へアドバイスがあれば入力をお願いします。※任意

コミュニケーションについて

自分の周りにいるメンバーがどのような仕事をしているかを1日でも早く把握することで、誰に質問すればよいかを把握できる。

とにかく関係する可能性のある人と1on1で話をする時間をもらうこと。話の内容は理解しきれずとも関係性を築けることが後につながる。

入社後の環境について

入社した会社が予想と違い居心地の悪さを感じることは割と一般的だと思われる。周りに流されず自分の軸を再確認する時間を設けたり、モチベーションアップの方策を考えたりするのがよい。

業務の進め方について

予定はあくまでも予定のため、想定と違った場合にそのことを考えるのではなく、スキルをどう生かせるかを考え、対応することがアピールになる。

自分に対する経営層の期待度を正確にとらえること。小さくてもスピード感を持って早めに成果を見せること。

設問によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。