会社概要
■設 立 :2015年3月6日
■代表者 : 代表取締役社長 郡谷 康士
■資本金 :1億円 (2023/4 シリーズBにて総額8億円調達。累計23億円を調達済)
■従業員数:56名 (2024年9月末時点) ※パート・アルバイト含む
■事業内容
REVISIOは、家庭内テレビに設置された人体認識センサーを活用し、1秒単位で視聴データを収集する技術を提供しています。地上波やコネクテッドTV(CTV)の視聴データを分析し、広告が「どれだけ視られたか」だけでなく、「どれだけ注目されたか」を測定します。従来の視聴率を超えた視聴「質」を評価し、広告主や広告会社に対して新しいインサイトを提供しています。
<提供サービス>
・データサービス
地上波およびCTVの広告戦略をトータルでサポートします。出稿タイミングやチャネルの最適化を行い、効率的なターゲットリーチを実現します。
・データアナリティクスコンサルティング
特にテレビCMを中心とした広告戦略の設計と評価をサポートします。メディアバイイングやクリエイティブ評価を通じて、広告効果を最大化します。また、マーケティングミックスモデリング(MMM)やKPI相関分析を活用し、広告プランニングを高度化します。
・データ駆動型広告サービス
広告制作、メディアバイイング、効果測定を一貫してデータで支援します。
<主要プロダクト>
・Telescope(広告主向け)
広告主が広告の効果を評価し、次回戦略に活用するための分析ツールです。注視データを活用して効果的な時間帯や番組を特定し、広告の最適化を支援します。
・RE.Search(広告会社/制作会社向け)
広告会社がテレビCMの注視状況を詳細に分析できるツールです。放送枠情報やフライトパターンの把握を通じて、競合の動向を視覚化します。
<市場環境>
日本のテレビCM市場は年間1.7兆円規模を誇り、インターネット広告に次ぐ巨大市場です。近年はCTVの利用が急増しており、広告市場のデジタルトランスフォーメーションが進行中です。この変化に対応するため、REVISIOは地上波とCTVの統合データを提供し、広告主や広告会社に新しいマーケティング基準を提案しています。
<未来展望>
REVISIOは、地上波からコネクテッドTVまでの視聴データを活用し、メディアマーケット全体の効率化と価値向上を目指しています。今後は業界標準となるデータ基盤を構築し、すべての広告取引にREVISIOのデータが活用されることを目標としています。