会社概要
ヴァレオジャパン 会社紹介
◇はじめに
フランス・パリに本社を置く、自動車部品のグローバルサプライヤー ヴァレオ社の日本法人です。世界33か国にビジネス展開しています。
ヴァレオジャパンとしての知名度は決して高くありませんが、ヴァレオグループ全体では、2021年自動車部品業界の世界市場シェアランキングで第8位と世界的には知名度が高い企業です。従業員は日本で約5,000名、グループ全体で約10万人以上にも及び、全ての自動車メーカーと取引している世界屈指のTier1(*)自動車部品メーカーです。
ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。
*Tier1(ティアワン)とは完成車メーカーに部品を納入している一次サプライヤーのことで、自社で開発かつ製造したものを、直接納入しています。
◇カーボンニュートラルへの取り組み
ヴァレオは 2050 年までにカーボンニュートラルを達成することにコミットし、2030 年までに目標の 45%を実現する予定です。 2030 年までに、ヴァレオの CO2排出量は、サプライヤーの排出量、自社の事業活動、製品の最終用途を含め、バリューチェーン全体で 2019 年と比較して 45%減少する予定です。 2050 年までに、ヴァレオは自社のすべての事業活動と世界中のサプライチェーン全体でカーボンニュートラルを達成し、ヨーロッパでは 100%カーボンニュートラル(製品の最終用途を含む)になります。
◇ヴァレオジャパンの今後について
テクノロジー企業であり、すべての自動車メーカーとニューモビリティプレーヤーのパートナーであるヴァレオは、モビリティ をよりクリーンで、より安全で、よりスマートにするためにたゆまずイノベーションを行っています。 ヴァレオは、低電圧、高電圧と、電動サーマルソリューションの 3 つの専門分野を組み合わせた電動化の 加速、ADAS(先進運転支援技術)の加速、より安全で、より没入型で、より接続された運転体験への乗客の要求を満たすインテリア・エクスペリエンスの再創出と、ブランドのスタイルとアイデンティティを主張し、車とその周囲とのコミュニケーションを改善し、車内の快適性を高めるライティングエブリウェアの推進において、技術的・工業的分野の世界的なリーダ ーです。 モビリティの変革に不可欠なこれらの 4 分野は、今後数年間のグループの成長を推進します。これらの技術革新をより強化していくために、これまで以上の人材資源の投資にも力を入れていきます。
◇数字で見るヴァレオ
2021 年、グループは 173 億ユーロの売上を記録し、OEM 売上の 12%を研究開発に投資しました。 2021 年 12 月 31 日現在、ヴァレオは 184 カ所の工場、21 カ所の研究センター、43 カ 所の開発センター、16 カ所の流通プラットフォームを構え、世界 31 か国で 103,300 人の従業員を擁しています。
ヴァレオジャパンでは、5000名規模の従業員を擁し、12カ所の工場、5カ所のR&Dセンターを構え、主に日系企業メーカー向け自動車部品の供給をメインで行っています。
◇主な製品
空調システム、コンプレッサ、フロントエンドモジュール、ラジエータ、 スイッチ、内装部品、センサー、運転・駐車支援システム、 ワイパー、ランプ、スタータ、オルタネータなど