会社概要
▼設立
1956年4月19日
▼代表者
代表取締役社長 遠藤 克己
▼資本金
5,000万円
▼従業員数
147名(役員を除く)※2024年11月1日現在
▼所在地
本社・工場(神奈川県足柄上郡山北町)
東北営業所(宮城県仙台市)
関西営業所(兵庫県姫路市)
▼社業理念
『モノづくりを通じて、世界平和の為の科学技術発展に貢献する』
▼事業内容
創業以来65年以上一貫して「日本・世界の先端科学技術の発展にモノづくりを通して貢献する」というビジョンを掲げ、時代が求める日本・世界の最先端の科学技術を黒子として支えてきました。
超高真空、超高精度メカ、設計・解析、システム統合、精密加工、精密アラインメント、計測、成膜などを基盤技術とし、国内外の国公立研究所・民間企業の依頼に合わせ、最先端科学技術研究開発に用いられる実験検証装置を、構想段階から設計/製造/組立/据付調整/性能確認に至るまで一気通貫で、一品一品受注生産で対応することを事業の柱としております。
先端の科学技術装置は世界に同じものが二つとなく、製品開発の1つ1つが挑戦となります。国家プロジェクトの一翼を担うことも多く、次世代光源(放射光、等)、脱炭素エネルギー開発(核融合、次世代太陽電池、等)、次世代半導体(EUVリソグラフィ関連、等)、粒子加速器(医療、等)、表面分析(有機物質イメージング、等)、天文・宇宙(小惑星・火星探査、等)など、未来を切り拓く様々な魅力ある分野を支える仕事(モノづくり)に日々向き合えることもトヤマの特長です。
▼沿革
<トヤマの歴史は、日本の最先端科学の歴史です>
【1950年代】ミランダカメラ一眼レフ開発・試作への協力
【1960年代】原子力研究施設への協力開始
【1970年代】ロケット(M-3H)計画への協力、研究用加速器施設への協力開始
【1980年代】国内放射光施設への協力開始
【1990年代】海外放射光施設への協力開始、次世代半導体EUVL関連技術の研究開発への協力開始
【2000年代】ITER(国際熱核融合実験炉)プロジェクトへの協力開始
【2010年代】国内・海外の次世代放射光施設への協力開始(日本:NanoTerasu)、小惑星探査機「はやぶさⅡ」への協力
【2020年代】国内・海外の核融合発電スタートアップへの協力開始
▼関連分野
【高エネルギー粒子加速器関連分野】
電子銃、イオン源、加速管、各種ビームモニター、セプタム電磁石等
【放射光、自由電子レーザー関連分野】
硬X線/軟X線分光器、ビームライン、X線集光ミラーシステム、ミラーベンダー、高次光除去システム、実験ステーション等
【表面物性、真空、分析化学関連分野】
半導体、薄膜、電子物性等評価装置、分子線、イオン工学、質量分析装置等
【原子力、プラズマ・核融合関連分野】
ジャイロトロンミリ波整合器、ミリ波電力分布密度測定装置
【宇宙、天文分野】
飛翔体加速実験装置、標準平行X線装置
【X線光学、ナノテクノロジー分野】
X線反射率計、EUV光学系、EUVリソグラフィ関連装置、EUV偏光度測定装置、X線顕微鏡
【その他、如何なる最先端分野であろうとも】
▼メンバーと環境
トヤマには様々な経歴の社員がおります。博士号取得者も10名以上おりますが、高卒で現場一筋の職人や、大学時代の専攻に関わらずモノづくりに目覚めた技術者、修士での研究バックグラウンドを活かすエンジニア、など様々な個性が同じ場所で同じ目的に向かって力を結集するユニークな会社です。全社員に共通するのは「良いモノを創りたい」という目の前の課題に向き合う真摯な姿です。
2015年に豊かな自然に恵まれる神奈川県西北端の山北町へ移転し本社工場を新築。眺望が良く快適な職場環境であるだけでなく、社屋周囲は静寂で地盤が強固で、精密な計測時に振動・騒音等の外乱要因が無い、高精度のモノづくりに最適な環境です。