会社概要
【設立年月日】1986年4月4日
【代表者】代表取締役 兼 社長執行役員 益子 久
【資本金】5,000万円(株式会社ニコン100%出資)
【売上高】15,059百万円(2023年度実績)
【従業員数】507名(2024年4月1日現在)
【本社所在地】神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3 横浜コネクトスクエア8階
【事業内容】
ニコンシステムには、4つの基幹事業とそれらを支える多彩な技術力があります。
これらを軸とし、ニコングループに留まらず様々なお客様と市場に、新たな価値を提供しています。
■インダストリアルシステム事業
ニコンの中核を成す、半導体/FPD露光装置(※1)は、ナノメートルレベルの精度を実現する「人類史上、最も精密な装置」と呼ばれ、開発ができる企業は世界でも数社のみです。この製品の制御ソフトウェア、電子回路、及び周辺システムをニコンシステムが開発しています。
※1 露光装置:電化製品や自動車に組み込まれる「ICチップなどの半導体」、 液晶・有機ELパネルなど「FPD(フラットパネルディスプレイ)」の製造において、回路パターンを焼き付ける装置。
■デジタルメディア事業
ニコンのデジタルカメラの画像処理アルゴリズムは、ニコンシステムの開発ツールと検査装置を用いて開発されています。長年携わってきた画像処理技術と制御技術は、複数台カメラを同時制御するシステムや、放送分野で使用される動画の解析・エラー検出システムなどの開発・販売を通じ一般市場へも展開しています。これらの技術を活用し、ビジョンシステムやロボット撮影ソリューションなど、今後も幅広い領域へ成長していきます。
■ヘルスケアシステム事業
ニコンのヘルスケア事業は、顕微鏡ソリューションから始まり、再生医療、創薬、予防医療といったライフサイエンス研究の更なる進化を担っています。ニコンシステムは、この分野における制御ソフトウェア、ハードウェアや画像処理・画像解析ソフトウェアの開発を通し、社会のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に貢献することを目指します。ニコンの100年のスピリットを継承しつつ、新たな事業領域へ。ニコンシステムは、挑戦を続けます。
■統合情報システム事業
ニコンシステムでは、ニコングループの基幹となるSCMや開発・生産工程管理のCAD・PLMシステム、経営情報システムの企画から構築、運用・保守までを一貫して行っています。運用保守のコスト削減を実現させた業務改革のノウハウを元に、近年はRPAを活用したデジタルレイバーやシステム構造分析によるデータ連携の可視化にも注力。ニコンのデジタルトランスフォーメーションを推進するとともに、各種ソリューションやコンサルティングサービスを外部市場にも提供していきます。