会社概要
※不二製油株式会社は1950年創業。2015年10月に持株会社化によるグループ本社制へ移行しました。そのため、不二製油グループ本社株式会社としてプライム市場に上場、主幹企業である不二製油株式会社は非上場の子会社(日本エリア統括事業会社)となっています。
【会社名】不二製油株式会社
【設立年月日】2015年10月1日
【代表者】代表取締役社長 大森 達司
【資本金】5億円
【従業員数】1,244名(2023年3月31日現在)
【本社所在地】大阪府泉佐野市住吉町
【国内拠点】
本社/大阪(泉佐野)
支社/東京
支店・営業所/大阪、札幌
研究所/茨城、大阪
工場/大阪、千葉、兵庫、茨城
【グループ会社】
■不二製油グループ本社株式会社
設立:1950年10月
事業内容:グループ戦略立案および各事業会社の統括管理
資本金:13,208百万円(2023年3月末現在)
従業員数:134名、連結従業員数:5,623名(2023年3月31日現在)
連結売上高:5,544億1,000万円(2023年3月期)
連結経常利益:96億9,000万円(2023年3月期)
市場名:東証プライム
■その他グループ会社
国内/(株)フジサニーフーズ、など5社
海外/BLOMMER CHOCOLATE COMPANY、FUJI OIL ASIA PTE. LTD.、不二(中国)投資有限公司、
FUJI SPECIALTIES, INC. FUJI EUROPE AFRICA B.V. など13カ国(アメリカ・ブラジル・
オランダ・ベルギー・中国・シンガポール・マレーシア・インドネシアほか)に27社
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【事業内容】
■■業務用チョコレート販売量・世界3位(当社調べ)/製油ではない食品素材メーカー■■
当社は”いわゆる製油メーカー”ではなく、機能性のある食品素材を開発・生産・販売する食品素材メーカーです。BtoBのため、知名度は低いものの、食品業界トップクラスの特許数を誇り、14か国に39拠点のグループ会社を展開する『開発型グローバル企業』。数々のシェアトップクラス製品を有しています。
■■4つの事業領域■■
製油業界では後発ながら、差別化を図るために新規原料に活路を見出し、新しい油脂事業を展開、機能性のある食品素材を扱うメーカーへと発展してきました。独自の技術により食品用加工油脂分野において、国内トップシェア(当社調べ)を維持しています。
また、油脂技術をもとに、ホイップクリーム・マーガリンといった油脂加工食品事業も展開しており、業務用チョコレートでは約60%程度の国内シェアを獲得しています(当社調べ)。
【植物性油脂事業】
創業時から培ってきたノウハウのもと、チョコレート用やフライ用など、多様な油脂製品を展開しています。
▽主な製品:『チョコレート用油脂』、ホイップクリームやコーヒークリーム、育児粉乳などに使われる『クリーム用油脂』、焼き菓子の練り込み用などに使われる『製菓用油脂』、アイスクリームのおいしさをつくる『冷菓用油脂』、味や食感を改良する『乳化油脂・粉末油脂』、即席麺や揚げ菓子などに使われる『フライ用油脂』、食品用の離型機能と食品機械用の潤滑機能を備えた『潤滑・離型油』など
【業務用チョコレート事業】
油脂に関するノウハウ・技術力を活かし、風味高いクーベルチュールや健康チョコレート、パン用・アイス用などの用途に応じた機能性とおいしさを兼ね備えたチョコレートを開発・生産・販売しています。
業務用チョコレート市場においては国内でトップシェア、世界シェア3位を誇り(当社調べ)、欧州・米州・アジアにも拠点を置くなど、シェアを拡大しています。お客様のニーズに沿った様々なチョコレートを提供し、世界のチョコレート作りを支えています。
【乳化・発酵素材事業】
ホイップクリーム、マーガリン等多彩なラインナップは製菓素材や調理用素材としてさまざまな業界のニーズに応え、人々のおいしいひと時に貢献しています。
【大豆加工素材事業】
同社は創業時から半世紀以上、大豆の研究に取り組んできた、世界唯一の総合大豆食品メーカーでもあります。研究を重ねて生み出した技術による、大豆たん白素材、大豆たん白食品、大豆ペプチド、水溶性大豆多糖類など高機能食品素材に加え、世界初のUSS製法によるプレミアム豆乳製品で大豆の新しい世界を切り拓いています。また、近年、注目を浴びる「大豆ミート」のようなプラントベースドフードのパイオニアとして製品を広く展開しています。
▽主な製品(素材):酸性乳飲料の安定剤や麺・米飯の結着防止剤などとして働く『水溶性大豆多糖類』、世界初、豆乳クリームでつくられた「バター様素材:ソイレブール」等