会社概要
【会社名】 サムテック株式会社
【設立年】1949年
【代表者】代表取締役社長 阪口 善樹
【資本金】9,500万円
【年商】全体341億円(国内工場234億円・海外工場107億円)※2023年実績
【従業員数】459名(2023年12⽉現在)
【本社所在地】大阪府柏原市円明町1000番18
【その他事業所】
羽曳野工場:大阪府羽曳野市駒ヶ谷
工機工場:大阪府柏原市円明町
【事業内容】
自動車用鍛造品およびフローフォーミング成形品ならびに高圧ガス容器の製造販売
■独創的な開発
自動車用鍛造部品メーカーとして、独創的な開発を続けるサムテック。“鍛造”とは、金属素材を加熱し、金型でプレス成形していく作業。その鍛造の生命線である金型にこだわり、高精度な金型の設計・製造技術を独自に開発することで、“塑性加工(金属材料を切削せずに成形していく加工法)”を核に先端複合技術を確立しています。また一貫生産ライン導入により、プレス工程で発生する取り代(加工代)を最小限に抑え、軽量化とコストダウンを実現。溶接が不要で一体成型ができるフローフォーミング加工法と鍛造の融合による高圧ガス容器の開発・製造にも注力し、近年ではアメリカ宇宙事業にも使用されるなど、国内外で高い評価を獲得しています。
■設備投資について
新しい設備と、高い技術力が備わったモノづくりの現場である自社工場。1989年の羽曳野第1工場完成を皮切りに、フローフォーミング加工技術確立による部品の一体化、軽量化等時流を踏まえた新分野への進出を機に1995年第2工場を竣工。NEDOの助成事業として着手し、当社新規事業への足がかりとなった超高圧容器の開発・製造に向け、2005年第3工場が完成しました。その後も、研究開発と量産化に向けた技術開発が着々と進行。鍛造部品一貫加工の生産開始や新鋭機の導入などの体制整備にあわせて第4工場、第5工場第6工場、工機工場と次々と設備投資を実施。世界有数の高技術を誇るエンジニア集団にとって使い勝手の良い設備を完備しています。
■国内メーカーから、グローバルメーカーに向けて
自動車の車輪をボディに取り付ける「ホイールハブユニットベアリング」の鍛造において国内トップクラスの生産量を誇る当社。昨年、国内においては物流拠点の新設や、既存工場への新規ライン増設を行いました。また、海外ではアメリカの高圧ガス容器事業に加え、タイ工場がホイールハブユニットベアリングの専用工場として稼働。現在はメキシコへの進出準備を行っており、大阪から世界に向けたビジネスを展開しています。