会社概要
【設立】2009年7月(2014年10月株式会社MFSに商号変更)
【代表者】中山田 明
【資本金】5億9,680万円(2024年6月時点)
【本社所在地】東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階 FINOLAB
【事業内容】
MFSはクレジット分析に強みをもつフィンテック企業です。主に住宅ローンと不動産投資ローンの領域でサービス展開しています。
「クレジット分析」☓「テクノロジー」を通じて、「最も効率的に不動産売買及びそれに付随するフィナンシャルサービスが利用できる」 世界を実現します。
なお、当社は2024年6月に東証グロース市場へ上場しました。
◆1. 住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」
住宅ローンはリテール金融のコア商品であり、残高900万件・180兆円にものぼる超巨大マーケットです。ネット銀行からメガバンク、地方銀行まで多くの金融機関が様々な住宅ローンを提供していますが、利用者にとって最適な住宅ローンを選ぶのは非常に困難です。そもそも住宅ローンには審査があり、審査に受からないと利用できません。利用者がサービス提供者から審査される商品であり、審査に関する情報が無いなかで最適なローンを選びようがないのです。
この問題を解決するため、つまり住宅ローン利用者が最適なローンを選べるようにするため、当社では全国の主要な金融機関の審査基準を分析し、ユーザーニーズと信用力を考慮して最適な住宅ローンを選べる住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」を開発し、提供しています。利用者は累積で30万名を超え、毎月1万名近い方が利用するサービスとなっています。
「モゲチェック」は今後AI化を進め、「買う家を決めると同時に最も有利な条件の住宅ローンが決まる」 、そんな不動産と金融が融合したサービスを目指しています。
【「モゲチェック」メディア掲載例】
2023年では年間100本以上のメディア掲載(全国紙・テレビなど)
◆2. 不動産投資サービス「INVASE」
インフレが顕在化してきた現在、ローンを利用して投資用不動産を購入する資産運用方法が広がっています。一方で不動産市場は価格情報が不透明で、かつ、不動産業者とユーザー間の情報格差が大きいため、まだまだ不動産投資に躊躇する人も多いのが事実です。MFSでは、不動産を賃料を生み出す金融商品と捉えており、そのリスクとリターンを金融理論を使って分析することで、安全で効率的な投資ができると考えています。その考えのもと、下記サービスを提供しています。
・INVASE Pro:不動産物件の購入や資産評価ができるアプリ。必要自己資金で物件検索ができ、物件購入後は毎月時価が表示され、売りたい時に売却のサポートが受けられるサービス
・バウチャー:職業や年収等からリスク許容度を判定し、無理ない借入可能額をお知らせし、不動産会社を紹介するサービス
・借り入れ:買いたい不動産に対し借りられる不動産投資ローンを紹介するサービス
・借り換え:より金利の低い不動産投資ローンへの借り換えを案内するサービス
現在、INVASEの累積ユーザー数は5万名を超えており、毎月1,000名以上の新規ユーザーが使うサービスとなっています。今後はAIを活用した不動産プライシングモデルを進化させ、不動産トレーディングによる収益機会を拡大させる予定です。
また、不動産取引を拡大させるため2022年2月に不動産仲介会社であるコンドミニアム・アセットマネジメント社を買収し、グループ会社化しています。