バスケの奇跡を現実に。日本でバスケを文化にする最後のチャンス
競技人口の多さ、有名選手の台頭などもありながら、プロスポーツとしての地位を確立できずにいた日本のバスケットボール界。そんななか、2016年秋に開幕した男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」は、「BREAK THE BORDER」を合言葉に、これまでの日本スポーツ界の常識を変えるべく、革新的な挑戦を続けています。今回はその中核を担う大河正明チェアマンにお話を伺いました。
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募集期間:2017年11月9日(木)〜 2017年12月6日(水)
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歴史的開幕年を終えたB.LEAGUEは、勝負の2シーズン目へ
2017年9月、B.LEAGUEの2シーズン目が始まりました。2つのリーグが並立していた時代が終わり、「バスケで奇跡を起こそう」と一丸となり単一のプロフェッショナルリーグとして新たにスタートした昨シーズンは、226万人を超える入場者数、244試合もの満員試合数を記録しました。また、公式チケットサイトにも年間100万人を超える方にアクセスいただきました。現在は昨シーズンの実績をもとに、どのようなお客様に来ていただけたのか、自分たちがアプローチすべき層はどこなのかなどを分析し、新たな施策を展開しています。
例えば、昨シーズンの開幕戦では全面LEDコートでの演出を実施。革新的、かつエキサイティングな取り組みはメディアでも多く取り上げていただきました。こうした施策は、バスケットボール観戦に強く引かれない女性にも興味を持ってもらうための広告・マーケティング戦略の一環でしたが、昨シーズンのB.LEAGUE最終戦では客席の半数以上が女性で埋まるなど、1年目ながら多くの手応えを得ることができました。今後3年で「入場者数300万人」という目標を掲げていますが、この目標を達成するには、私たちB.LEAGUEだけが頑張るのではなく、34都道府県にホームを構えるクラブと連携した広報・チケッティング戦略や、ナレッジ共有といった動きも必要になるでしょう。
私たちの競合となるのは何もプロ野球やJリーグといった他のプロスポーツだけに限りません。アミューズメントパークや映画館、あるいはスマートフォンアプリも戦う相手となります。多くの娯楽、情報があふれる現代において、どうすればバスケットボールを観戦してもらえるかを考え抜くフラットな視点とアイデア、そしてこれらを実現に導く人材を今、B.LEAGUEは求めています。
今回の募集について
B.LEAGUEという名称が誕生してから2年。一般認知度は60%を突破し、着実にプロスポーツとしての存在感を高めつつありますが、広報・マーケティング領域には取り組むべき課題が山積しています。B.LEAGUE立ち上げ時には「奇跡だ」と思われていたことを現実に変えていく、そしてB.LEAGUEの未来をともにつくっていく仲間を募集します。
求める人物像
今回募集するポジションでは、スポーツビジネスに携わった経験は不問です。B.LEAGUEはバスケットボールというスポーツコンテンツを扱うサービス業であり、BtoC領域の経験や知見を生かせる場面が多くあります。また、組織には完成されていない点も多いため、ルールやマニュアルを自らつくるなど、時には泥臭さもいとわずに施策を実行できる、推進力のある方を求めています。
得られるキャリア価値
立ち上がって間もないプロスポーツリーグの魅力を広く伝え、日本中にバスケットボール文化を根づかせていくこと、ひいてはスポーツを通して得られる感動を届けるという他では得難い経験を積むことができます。また、国内において「スポーツビジネス経験者×経営人材」という稀有なキャリアを築くことができ、幅広いステージで活躍できる実力が身につきます。
新たなプロスポーツビジネスの急成長を支え、一大ムーブメントを生み出す人材へ
バスケットボールはなぜ日本でプロスポーツとして定着しなかったのか。その理由は単純で「受け皿が存在しなかったから」。これに尽きます。国民的漫画である「スラムダンク」の大ヒットに続き、1998年には日本代表が世界選手権に自力で出場。2000年以降も田臥勇太選手のNBA挑戦や世界選手権の自国開催など、バスケットボールがプロスポーツとしての立場を確立するチャンスは何度もありました。しかし、そうした盛り上がりの熱を持続させる国内リーグの存在や、改革を推進するプロフェッショナル人材が欠けていたことで、バスケットボール界全体は硬直化していたのです。
2つのトップリーグが並立する異常事態に、日本代表チームは国際試合への出場停止を命じられるなど厳しい制裁を受けました。そこから誕生したB.LEAGUE。1998年の世界選手権に参加したメンバーの一人である折茂武彦選手は、「B.LEAGUE誕生こそが、バスケットボールがメジャースポーツになる最後のチャンス」と言います。その第一歩となった昨シーズンは、一定以上の成果を残すことができたという自負がありますが、ここから各地域に根ざしたプロクラブの認知度向上やファンの増加、スポーツビジネスとしての魅力づけなど、手をつけるべき取り組みは数多くあります。目指すは47都道府県すべてへのプロクラブ設置、バスケットボール専用アリーナの新たな建設、 B.LEAGUEからの新たなスター選手誕生です。そしてこれが世界と肩を並べるレベルの日本代表チームへとつながっていくでしょう。
巨大なスポーツビジネスの礎からつくりあげていく経験は、他では得難いものであるはずです。まだ産声をあげて間もない B.LEAGUEを、他のプロスポーツビジネスやサービスを超える存在へと高めていくために、情熱と野心を持って挑戦してくれる方からの応募をお待ちしています。
募集職種
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広報部長
【概要】 男子プロバスケリーグを運営する当組織に所属し、「2020年に入場者数300万人」という目標の実現に向け、広報部長として事業を牽引いただきます。 2016年の初年度から認知向上や新たなファン獲得に向けて、さまざまな広報・マーケティング戦略を実行した結果、入場者数は約220万人を記録することが出来ました。しかし「2020年に入場者数300万人」の目標実現に向けて、どうやって来場・観戦してもらえるかを考え抜けるフラットな視点とアイディアを持つ広報のプロフェッショナルの力が必要です。 当組織には既に外資系コンサルや大手広告代理店などで活躍してきた仲間が参加しています。このような仲間とともに、スポーツ産業をより発展させるべく志を持ち、ルールやマニュアルを自らつくるなど、時には泥臭さもいとわずに施策を実行できる、推進力のある方のご応募をお待ちしております。 【仕事内容】 1)当リーグ、クラブ認知度向上に向けたPR戦略の立案、実行 2)リーグブランディング確立及び施策立案実行 3)各メディアに対する”攻め“のPR企画立案
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マーケティング部長
【概要】 男子プロバスケリーグを運営する当組織に所属し、「2020年に入場者数300万人」という目標の実現に向け、マーケティング部長として事業を牽引いただきます。 2016年の初年度から認知向上や新たなファン獲得に向けて、さまざまな広報・マーケティング戦略を実行した結果、入場者数は約220万人を記録することが出来ました。しかし「2020年に入場者数300万人」の目標実現に向けては、どうやってバスケットボールを観戦してもらえるかを考え抜けるフラットな視点とアイディアを持つマーケティングのプロフェッショナルの力が必要です。 当組織には既に外資系コンサルや大手広告代理店などで活躍してきた仲間が参加しています。このような仲間とともに、スポーツ産業をより発展させるべく志を持ち、ルールやマニュアルを自らつくるなど、時には泥臭さもいとわずに施策を実行できる、推進力のある方のご応募をお待ちしております。 【仕事内容】 入場者数増加に向けたマーケティング戦略の立案及び実行 ・クラブ事業の支援 ・リーグ主管試合(オールスター、プレーオフなど)の企画立案実行 ・KPIを達成するためのPDCA設計 ・カスタマー分析 ・各パートナー企業との協業