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学校法人 高木学園(英理女子学院高等学校)

「グローバル×ICT」の新たな高校教育で、未来を創る人を育成

創立から110年以上にわたって、実学を大切に女性の教育を手がけてきた学校法人 高木学園。2019年4月には、運営する高木学園女子高等学校の名称を「英理女子学院高等学校」に変更し、文理融合の教育を実践する「iグローバル部」を新設しました。さらに、この学部の課外授業には、ビジネスの世界で活躍するプロフェッショナル人材を講師として招聘予定。今回は、同学園理事長の高木暁子氏に、これらの一連の新しい取り組みについてお話を伺いました。

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募集期間:2019年4月10日(水)〜 2019年5月7日(火)

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未来のグローバル・ビジネス社会から逆算した教育を創造

学校法人 高木学園 理事長/高木 暁子

2019年4月、本校は校名を高木学園女子高等学校から「英理女子学院高等学校」に変更しました。校名変更と同時に、創立以来、実学を大切に教育を実践してきた4つの学科を「キャリア部」に改組し、新たに「iグローバル部」を開設しました。

「iグローバル部」の「i」は、「international communication(世界の人々に向きあうコミュニケーション力)」「intercultural experience(多文化学習・多文化体験)」「intelligent knowledge(世界とつながる知識・教養)」を表しています。この「3つのi」の観点から教育を行い、「世界基準の視野」を持った女性を育成することが「iグローバル部」の目的です。その一環として、高校教育としては珍しい「ICT&STEAM(ICT&理数リテラシー)」教育も掲げています。これをお聞きになると、いわゆる「リケジョ」や「高専女子」のような理系に特化した人材育成に取り組むと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。文理融合のリベラルアーツに近い発想で、カリキュラムや施設を用意しています。

たとえば「intelligent knowledge」の観点から、2年生までは全員が文系・理系にとらわれず幅広い教養を身につけます。同時に、数学の統計・行列・微積分などの基礎を学んだうえで、AI(人工知能)活用のために役立つ「Python」などのプログラミング言語も習得します。また「international communication」では、タブレットや「Skype」を用いて英語を大量に聞く、話す、読む、書く機会を確保。具体的にはSDGs(持続可能な開発目標)について英語で議論できるくらいのレベルを到達目標に掲げています。さらに「intercultural experience」としてアメリカ西海岸への修学旅行(スタンフォード大学でSDGsについてのプレゼンテーションも予定)や、海外研修(希望制)なども実施予定です。また、校内には3Dプリンターやレーザーカッターなどの最新機器を設置した教室「メイカーズハブ」を開設し、アイデアをすぐに試作して形にできる環境も整備しています。この施設は、国産OS「TRON」の開発を手がけ、世界的なICTの権威でもある東京大学名誉教授の坂村健教授が監修してくださいました。このように「3つのi」をバランスよく習得できるカリキュラムを組んでいます。

文系・理系に縛られた学習は、これからのビジネスでは通用しない

「iグローバル部」の新設には2つの理由があります。その1つは、変化のスピードの速い今後の社会でも通用する普遍的な力、「創造力」を養う必要を感じたためです。技術や情報の進化のスピードが速くなり、従来の教育で身につけた知識は今や、数年で使えなくなることもあります。そのような状況を考慮して、これからの人生のあらゆる場面で役立つ「知の基盤づくり」の教育をしたいと考えたのです。

もう1つの理由は、私自身の経験から「社会に出たあとには、文系も理系もない」と、身をもって感じているからです。私は、もともと教育業界に携わっていたわけではありません。以前は日系の大手自動車メーカーや外資系の化粧品メーカーで商品開発やマーケティングに従事しており、海外でMBAも取得しました。しかし、社会に出て仕事をしていくなかで「『文系』を言い訳にせず、高校、大学時代に統計学や微分・積分などの理数系の分野をもっと学んでおけばよかった」と、後悔することが多かったのです。

このように就く職種によっては、文系出身者であっても、当然のように理数系の素養を求められます。しかし自らの学生時代を振り返ると、従来の学校教育では「将来のため」というよりは「受験勉強のため」に文系と理系が切り分けられることもあり、学生のうちに分野横断的な発想を身につけるのは難しかったのです。

これから社会に出る生徒にとって本当に役に立つ高校教育のあり方を考えると、従来型の教育からシフトすることも大切だと感じます。将来、多様化するビジネスシーンに対応できるよう、文理が融合し、かつグローバルな視点を養える教育が必要なのです。「iグローバル部」の新設は、私が民間企業で就業して得た視点も生かし、今後のグローバル・ビジネス社会に生きるうえで大切なことを逆算して教育をデザインする、新たな教育創造といえるかもしれません。

ビジネスの視点を生かして、生徒に届けたいメッセージ

「iグローバル部」では、これからのグローバル・ビジネス社会を担うために文理融合の教養を生徒に学んでもらいたいと考えていますが、最新の施設を整え、新たなカリキュラムに沿って学んでも、それだけでは、ビジネスシーンの空気感や実情まで再現することは容易ではありません。そこで、「iグローバル部」では通常授業のほかに、ビジネスシーンのリアルを肌で感じられる課外授業も設け、実際にビジネスの現場で活躍されているプロフェッショナル人材を、副業・兼業限定でその講師としてお招きしたいと思っています。

たとえば、「めざせTEDスピーカー」(仮称)講座。講師には、英語指導のほかに、普段から本業で活用されている「人を巻き込むプレゼンテーション」づくりのための発想や技術を提供してほしいと考えています。プレゼンは人を引き込む説明などのテクニックも重要ですが、優れたプレゼンをされる方はそれ以上に事前の情報収集や論理構成力がすばらしい。そのような「過程」から教えていただければと思っています。

「英理女子LAB」(仮称)という講座も予定しています。これは、授業で習得したICT技術を応用してみようという発想の講座です。学んだプログラミング技術でアプリケーションを制作したり、校内に設置した3Dプリンターを使って自分のアイデアを試作してみたり、とアウトプットは生徒の自由。デザイン、プロモーション、広告・宣伝といったクリエーティブな分野で自由な視点を発揮し、活躍されている方に講師を担当していただき、生徒をモチベートしてほしいと思います。

また、校名変更、「iグローバル部」新設という節目にあたり、財務や広報についても、プロフェッショナル人材の力を借りたいと考えています。たとえば、学園の資産を有効に運用できる知見を持った人材や、新たな教育への取り組みを世の中に発信するスキルを持った人材がそろうことで、この新しい教育体制をさらに推進していくことができるのです。

さまざまな得意分野を持った方にご参画いただき、未来につながる教育を本校から広めていきたいと考えています。

今回の募集について

創立から110年以上にわたって実学を大切にしながら女性の教育を手がけてきた学校法人 高木学園が、世界基準の視野を持った女性の育成に向け、校名変更で生まれ変わった「英理女子学院高等学校」内に文理融合の教育を実践する新学部「iグローバル部」を設立。この学部では、課外授業として生徒がビジネスの現場を体感できる特別なプログラムを用意したいと考えており、講師には実際にビジネスの世界で活躍するプロフェッショナル人材を招き入れたいと思っています。お持ちのノウハウを生徒に伝え、ロールモデルになっていただけるような方からのご応募をお待ちしています。

求める人物像

今回の募集は、課外授業の講師として教育コンテンツにご協力いただくポジションと、バックオフィスで教育体制の構築を担っていただくポジションの、大きく2つに分けられます。

課外授業の講師は、プレゼンでの話し方といった技術面だけに限らず、「発想」から教えていただける方が適任だと考えています。たとえば、「めざせTEDスピーカー」(仮称)講座では、論理構成の方法や情報収集のプロセスなどの「過程」も、生徒に見せていただきたいです。業界・職種などのバックグラウンドは問いませんので、プレゼン経験が豊富な方に、ご応募いただきたいと思っています。

「英理女子LAB」(仮称)の講座なら、プログラミングやモノづくりの技術だけでなく、技術をビジネスにつなげるための「発想力」や「クリエーティビティー」を見せていただきたいと思っています。ですから、純粋に技術に詳しいエンジニアというよりも、ICT系企業や広告代理店でクリエーティブディレクターのご経験がある方など、エンターテインメント業界に近い知見がある方は大歓迎です。

教育体制の構築を担っていただく財務担当と広報担当のポジションは、それぞれ、金融機関や事業会社などでの財務経験がある方や、民間企業で広報やPRの経験がある方を想定しています。広報活動においては、本校はこれまでにも企業と共同で商品開発に取り組むなど、外部へ積極的に情報発信をしてきました。フットワークの軽い広報経験者の力をお借りすることで、さらに効果的な情報発信ができると期待しています。

得られるキャリア価値

ICTやSTEAM教育(※)などを取り入れた先進的な教育改革の現場で、ご自身のビジネス経験を次世代に伝え、彼らの成長や飛躍を後押しできるのは、非常に大きなやりがいになるはずです。

さらに、生徒の長所を見つけ伸ばしてあげることやビジネスパーソンとして助言をすることで、将来の夢や進路といった人生の選択に影響を与える可能性があるのも、この仕事ならではの魅力です。責任はありますが、本校での「人を育てる」という経験が本業での人事マネジメントなどにもプラスに働くと思います。また、生徒の柔軟な発想に触れ、本業に生かせるアイデアやインプットを得られる機会もあるでしょう。
(※)「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(ものづくり)」「Art(芸術)」「Mathematics(数学)」を統合的に学習する教育手法。

募集職種

  • 【副業兼業】グローバルプレゼンテーション講座講師
    • 経営者・CEO・COO等 人材開発・人材育成・研修 講師・トレーナー
    • 神奈川県

    学の観点から女性の教育を手がけてきた学校法人高木学園。2019年4月より、運営する高木学園女子高等学校の名称を「英理女子学院高等学校」に変更し、文理融合の教育を実践する「iグローバル部」を新設しました。 今後、international communication(世界の人々と向き合うコミュニケーション力)、intercultural experience(多文化学習・多文化体験)、intelligent knowledge(世界とつながる知識・教養)の「3つのi」の観点から教育を行い、“世界基準の視野”を持った女性を育成していくためにも、ビジネスシーンのリアルを肌で感じられる課外授業を開講することになりました。そこで、実際にビジネスの現場で活躍されているプロフェッショナル人材を、副業・兼業限定で講師としてお招きしたいと考えております。 【課外授業内容】目指せTEDスピーカー(仮称) <課外授業の目的> ・自らの考えを論理的かつ魅力的にプレゼンテーションできる力を養う。 ・日本語だけでなく、英語のプレゼンテーション能力も育成する。 <課外授業の受講者・人数> 英理女子学院高等学校1年生最大20名程度を予定 <課外授業の開催日時> 毎月第1,3,5土曜日の12:30-15:00(ただし、試験前~試験中、長期休暇期間などを除く) ┗12:30-13:30 プレゼンテーション学習 ┗13:45-15:00 プレゼンに大切な英語学習 <課外授業でのテーマ、1年後の目標・ゴール> ・ジェンダー教育をテーマにする予定。「世界中の女の子がもっと幸せに生きられるようになるには、私はどのような行動をするべきか」という課題に対し、日本語と英語とでプレゼンテーションをできるようにする。 【仕事内容】 ・課外授業における教育プログラムの企画立案、プログラム策定 ・課外授業の教壇に立ち、生徒指導 ・生徒の成果・効果の可視化

  • 【副業兼業】コンピューターサイエンス・プログラミング講師
    • SE(Web・オープン系) プロジェクトマネージャー(Web・オープン系) 講師・トレーナー
    • 神奈川県

    学の観点から女性の教育を手がけてきた学校法人高木学園。2019年4月より、運営する高木学園女子高等学校の名称を「英理女子学院高等学校」に変更し、文理融合の教育を実践する「iグローバル部」を新設しました。 今後、international communication(世界の人々と向き合うコミュニケーション力)、intercultural experience(多文化学習・多文化体験)、intelligent knowledge(世界とつながる知識・教養)の「3つのi」の観点から教育を行い、“世界基準の視野”を持った女性を育成していくためにも、ビジネスシーンのリアルを肌で感じられる課外授業を開講することになりました。そこで、実際にTech企業でWebサービス、アプリなどを開発しているプログラミングのスペシャリスト人材を、副業・兼業限定で講師としてお招きしたいと考えております。 【課外授業内容】英理女子LAB(仮称) <課外授業の目的> ・自身の感性・感覚を活かしてアイデアをクリエイティブに表現する力を養う ・それらをデジタル表現できるようなプログラミング力を育成する <課外授業の受講者・人数> 英理女子学院高等学校1年生最大20名程度を予定 <課外授業の開催日時> 毎月最終金曜日16:00-18:00(ただし、試験前~試験中、長期休暇期間などを除く) <課外授業でのテーマ、1年後の目標・ゴール> ・ICTテクノロジーを活用して、来年の「国際女性デー(3月8日)」を盛り上げることができるような、空間・アプリ・Webサイト等の作品を1つ完成させる。 【仕事内容】 ・クリエイティブアート講師とともに、課外授業における教育プログラムの企画立案、プログラム策定 ・課外授業の教壇に立ち、生徒へのプログラミング指導 ・生徒の成果・効果の可視化

  • 【副業兼業】メディアアート講師
    • Webデザイナー・UI/UXデザイナー アートディレクター クリエイティブ・アートディレクター
    • 神奈川県

    学の観点から女性の教育を手がけてきた学校法人高木学園。2019年4月より、運営する高木学園女子高等学校の名称を「英理女子学院高等学校」に変更し、文理融合の教育を実践する「iグローバル部」を新設しました。 今後、international communication(世界の人々と向き合うコミュニケーション力)、intercultural experience(多文化学習・多文化体験)、intelligent knowledge(世界とつながる知識・教養)の「3つのi」の観点から教育を行い、“世界基準の視野”を持った女性を育成していくためにも、ビジネスシーンのリアルを肌で感じられる課外授業を開講することになりました。そこで、実際にTech企業やクリエイティブ系企業でデザイナーとしてご活躍されている人材を、副業・兼業限定で講師としてお招きしたいと考えております。 【課外授業内容】英理女子LAB(仮称) <課外授業の目的> ・自身の感性・感覚を活かしてアイデアをクリエイティブに表現する力を養う ・それらをデジタル表現できるようなプログラミング力を育成する <課外授業の受講者・人数> 英理女子学院高等学校1年生最大20名程度を予定 <課外授業の開催日時> 毎月最終金曜日16:00-18:00(ただし、試験前~試験中、長期休暇期間などを除く) <課外授業でのテーマ、1年後の目標・ゴール> ・ICTテクノロジーを活用して、来年の「国際女性デー(3月8日)」を盛り上げることができるような、空間・アプリ・Webサイト等の作品を1つ完成させる。 【仕事内容】 ・コンピューターサイエンス・プログラミング講師とともに、課外授業における教育プログラムの企画立案、プログラム策定 ・課外授業の教壇に立ち、生徒へのアート・クリエイティブ・デザイン指導 ・生徒の成果・効果の可視化

  • 【副業兼業】メディアPRプランナー
    • 広報・PR・広告宣伝 プロデューサー・ディレクター メディアプランナー
    • 神奈川県

    学の観点から女性の教育を手がけてきた学校法人高木学園。2019年4月より、運営する高木学園女子高等学校の名称を「英理女子学院高等学校」に変更し、文理融合の教育を実践する「iグローバル部」を新設しました。 今後、international communication(世界の人々と向き合うコミュニケーション力)、intercultural experience(多文化学習・多文化体験)、intelligent knowledge(世界とつながる知識・教養)の「3つのi」の観点から教育を行い、“世界基準の視野”を持った女性を育成していくためにも、当校で行われる予定の課外授業や文理融合のリベラルアーツに近いカリキュラムや最新の施設などの多くの取り組みについて、戦略的に発信していただけるメディアPRプランナーを、副業・兼業限定で募集します。 【仕事内容】 ・メディア広報戦略の策定/実行 ・プレスリリースの企画立案/作成/配信 ・SNS、WEBなどの日々の発信活動の管理、監督

  • 【副業兼業】財務ストラテジスト
    • 財務 財務・会計コンサルタント ファンドマネージャー
    • 神奈川県

    学の観点から女性の教育を手がけてきた学校法人高木学園。2019年4月より、運営する高木学園女子高等学校の名称を「英理女子学院高等学校」に変更し、文理融合の教育を実践する「iグローバル部」を新設しました。 今後、international communication(世界の人々と向き合うコミュニケーション力)、intercultural experience(多文化学習・多文化体験)、intelligent knowledge(世界とつながる知識・教養)の「3つのi」の観点から教育を行い、“世界基準の視野”を持った女性を育成していくためにも、学校法人高木学園全体の財務戦略、資産運用について立案いただける財務ストラテジストを、副業・兼業限定で募集します。 【仕事内容】 ・学校法人の資産運用戦略の立案・実行