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復旧から復興へとフェーズの変わった東北では、新しい産業やビジネス、働き方を生み出し、未来の日本社会をつくる、若きビジネスプロフェッショナルの力を求めています。
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- 募集期間:
- 2015年4月9日(木)~ 2015年5月6日(水)
言葉にならない現地の課題を見つけて解決に導く。コーディネーターは社会的意義のある仕事です
一般社団法人RCF復興支援チーム 榊睦(さかきむつみ)
前職は玩具メーカーで8年ほど営業や開発職に従事していました。営業で地方を回ることが多く、伸び悩む商圏を目の当たりにしたことで、「地方が元気にならないといけない」という考えを抱くようになりました。震災後、現地のために何もできない自分にモヤモヤしながらも、目の前の仕事をこなす日々が続いていましたが、2014年にビズリーチで復興経営人材の公募を見て、「自分が本当にやりたいことをやろう」と一念発起し、RCFの門をたたきました。
現在私は、岩手、宮城、福島3県の一次産業を支援する某飲料メーカーのプロジェクトに参画しています。現地の方が言語化できなかったような、目に見えないニーズや埋もれた価値を一つひとつ取り出し、具現化に導く仕事のため、結果を出すまでには時間がかかると思います。最初は地域の方も半信半疑だったので、まずは関係性をつくるところから始まりました。ただ、クライアント企業はとても熱意があるため、現地の方もその本気で取り組む姿を見て、「やってみようかな」と少しずつ変わってきました。企業や行政、現地の方たちの気持ちが醸成されて、次のステップに進むこと、やがて少しずつ人や町が変わっていく場に立ち会えることは、大きなやりがいです。
この仕事に向いているのは、言葉にできない課題を整理して、どうすべきかの提案をするために行動できる人。声にならない声を拾い、課題の解決に向けて、現地と企業や行政をつないでいくことが求められます。コミュニティ支援や一次産業支援は簡単なことではありませんが、現地に寄り添い、「自分事」として課題に向き合いつつ、現地の方が主体となるよう一歩引いて考える。それをあきらめずに楽しめる方に来ていただきたいですね。
私自身、安定した企業を離れ、給与が下がる可能性の高かった未経験職種への挑戦に不安はありました。しかし、RCFに入社して1年がたった今、何度も現地に足を運び、やるべきことを見つけて、関係者と共に形にしていくコーディネーターの仕事は、今後のキャリアアップに通じると思いますし、思い切ってこの環境に飛び込んだことで、人生が豊かになったと感じています。復興や地方創生に就くビジネスパーソンが増えたら、きっともっと社会は良くなるはず。社会に対して価値ある仕事をぜひ一緒に手がけませんか。
今回の募集について
国が主導している東北の重要集中復興期間は2015年度まで。2016年度以降は復興の枠組みが決まっていません。しかし、2015年度で復興が終わるわけではないので、それ以降の取り組みを考えなければいけません。東北は今、その節目を迎えようとしています。
これから東北が主導で復興を進めるにあたっては、準備ができている自治体とできていない自治体が混在しています。東北には、やるべき仕事はたくさんあるにもかかわらず、高齢化が進んで担い手が少ないうえに、新しい仕事の仕方が分かる人が少ないのです。東北では、新しい働き方や、ビジネスを生み出す若きビジネスプロフェッショナルの力が求められています。
求める人物像
社内外のさまざまな方とセクターを超えて一緒に仕事をするため、同じ目線に立ち、たくさんの人たちを巻き込む「チーム形成力」がある方、論理的に考えて提案できる方を求めています。また、私たちコーディネーターは当事者としてその地域に行き、実践するため、知識だけを持った方ではなく、自らが手を動かし、チームをつくれるような行動力のある方に来ていただきたいと考えています。本気で向き合おうとしているのか、コミットしているのかという熱意や思いは地域の方に伝わります。ですから、本気の方にジョインしていただけるとうれしいです。
得られるキャリア価値
行政、企業、地域それぞれの言語が分かるビジネスリーダーになることができるでしょう。実際に、RCFを経てNPOを立ち上げた人や行政の幹部になった人もいます。またアメリカはそういった人材の流動性が高く、企業やNPO、行政を行き来するリーダーが増えています。日本も今後、そういった流れは確実に出てくるはずで、企業が社会とかかわるための新しいポジションも生まれると考えています。RCFでは、そういったこれから必要となる人材へのキャリアパスをつくっています。
ギャラリー
未来の社会をつくりたい、社会や地域のために何かしたいと考えている、あなたへ
一般社団法人RCF復興支援チーム 代表理事 藤沢烈
2011年3月11日。私たちは、東北沖で発生した地震による未曽有の大災害を経験しました。あれから4年、東北では復旧から復興へとフェーズが変わり、新しい市場、新しい働き方、そして新しいキャリアが生まれ始めています。今、東北で起きているのは、未来の日本社会をつくる動き。少子高齢化・労働人口の減少が進む日本において、地方創生は大きな課題であり、東北はまさにその課題先端地域なのです。まずは暮らしを取り戻し、コミュニティをつくり、新しい産業を生み出す。一次産業を高度化し、付加価値を与えて少人数でも仕事ができる仕組みや、東北でつくったものを世界で売る仕組みを整えるなど、試行錯誤しながら未来の社会をつくっているのです。
私たちRCFのミッションは、そうした東北の各地域と都市、行政と企業をつなげ、コーディネートすること。目の前にある多くの課題を自分たちの力だけでは解決できない行政と、直接社会にかかわることで新たな市場を創出しなければならないと気付いた企業、その両者をつなげ、課題解決に導いています。
しかし、山積みの課題やニーズに対して、それを解決に導く若きビジネスプロフェッショナルが圧倒的に足りません。そこで、社会基点で物事をとらえて新しいビジネスを生み出し、働き方やビジネス、行政を変えていく、これからの日本社会をつくっていく、そんなキャリア価値の高い「復興コーディネーター」の仕事をぜひあなたにお願いしたいのです。ずっと変わらないでいた日本社会は、東北から変わろうとしています。あなたが東北で成し遂げる仕事は全国各地でロールモデルとなり、確実に広がっていくことでしょう。
社会のために何かしたいという思いを形にしながら、未来の日本をつくってください。
募集職種
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一般社団法人RCF復興支援チーム/社会事業コーディネーター
- 年収:
- 規定による
- 職種:
- 事業企画・統括/経営企画・戦略
復興支援に関わる産業支援、地域のコミュニティづくりの推進、また企業CSV(共有価値の創造)への提案などの事業を創造するコーディネーターを募集しています。主に東京で企業・行政等に対して復興支援企画の提案・折衝・マネジメント業務をご担当いただきます。
東京都
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大船渡市「平成27年度大船渡市椿利活用推進業務」
/椿利活用推進支援員(椿の里づくり戦略コーディネーター)- 年収:
- 規定による
- 職種:
- 事業企画・統括/ビジネス開発/コミュニティコーディネート/企画・マーケティング
大船渡市の市の花である「椿」を軸に、地域住民や自治体、関係事業者、NPO等との連携体制やコミュニティ形成、市の地域ブランド力向上等を推進する、「戦略コーディネーター」人材を募集しています。大船渡市に駐在し、椿利活用に向けた各種調査や関係者との座組み形成、計画立案、椿利活用のための生産、流通、消費等の実行サポートやイベント等の企画・実施などをご担当いただきます。
岩手県
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日本財団「WORK FOR 東北」/被災地の産業再生・地域活性化を担う「復興事業ディレクター」
- 年収:
- 各自治体、団体の規定による
- 職種:
- ビジネス開発・営業企画/広報・広告宣伝/企画・マーケティング/人事ほか
日本財団「WORK FOR 東北」では、各被災自治体で求められている産業再生、まちづくり、人材育成などの復興支援業務を担う「復興事業ディレクター」を合同募集しています。現地に赴任していただき、公務員などの立場で業務をご担当いただきます。地域、業務内容はその時点で募集中のものとなり、選考は自治体等で実施します。
岩手県、宮城県、福島県の市町村
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