株式会社ビズリーチ 2009年09月07日
転職活動中の金融マンに仕事観調査
「リストラのリスクは常に意識して仕事をすべきである」74%
「転職で最重視する要素はやりがい」74%
「年収が下がっても仕方がない」46%
「リーマンショック後に仕事観が変わった」61%
年収1000万円以上の求人情報に特化した求人サイトを運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)は、リーマンショック後1年を目前にした2009年8月31日から9月5日に、現在転職活動中の元金融マン(当サイト会員203名)に仕事観について、アンケートを実施しました。
※当サイト会員の失業中で転活中の外資系企業金融マンの取材を設定することも可能ですのでお問い合わせ下さい(ただし、取材内容によって可能かどうか本人に確認する必要がございます)。
リストラのリスクは常に意識して仕事をすべきである | 74% |
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企業の業績が悪ければリストラされるのは仕方ない | 44% |
リストラのリスクがあるからこそ高い給与をもらっている | 36% |
リストラは交通事故のようなものである | 14% |
リストラをするような企業は許せない | 5% |
⇒70%以上がリストラのリスクを理解している
現在と同等程度を考えている | 28% |
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場合によっては年収が下がっても仕方がない | 46% |
年収が上がることを想定していない | 11% |
⇒約半数が年収低下を受け入れている
やりがい | 74% |
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給与 | 57% |
社風 | 26% |
将来性 | 24% |
安定性 | 21% |
知名度 | 2% |
⇒転職で最重要視するポイントは「給与」(57%)を抜いて、
「やりがい」(74%)が第1位
大きく変わった | 31% |
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変わった | 30% |
あまり変わらない | 23% |
全く変わらない | 16% |
⇒6割が「リーマンショック後仕事観が変わった」
はい | 77% |
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いいえ | 23% |
⇒失業中の金融マン77%が金融業界で仕事したい
リーマンショック後仕事観がどのように変わりましたか?(自由回答)
- プロフェッショナルとして必要とされるスキルを提供して報酬を受け取っている自分が提供できるスキルが、もし必要とされないのであれば失職は当然であるし、希少性が高く収益性が高いのでれば高い報酬を得られるだろう。
- 自分のマーケット・ヴァリューをより強く意識するようになった反面、マーケット全体の動きには個人のヴァリューだけでは充分対処できないという閉塞感を感じるようになった。
- 特に変化は無い。もともと自らリスクテイクをし、自分の望む職に就くために転職(転社)を重ねてきたから。
- リストラのリスクが顕在化しやすくなっている事実がある一方、企業が持続的に成長するために何をすべきか、個人がどうあるべき(どうキャリアを構築していくか)か、という2 点を中長期的な視点で考える必要が増したと思います。 は早いのではないかと考えている。
- 受け手にとって高い価値を提供出来る企業や人材でないと生き残れない『質』の時代になった。
- プロはプロらしくプロの仕事をするのみ。
- 以前はキャリア志向で、自身の付加価値をあげるための貴重な経験を積める仕事を優先していたが、現在は転職の際には、リスクに相当する年収を稼げるかどうかという新しい軸で判断するようになった。
- 外資系金融機関に勤務している以上、リストラは常に覚悟していた。
- 現在の自分の給与と市場での評価とは別のものであるという認識を強く持ちました。
リーマン・ショックが発端となった金融不況に関してどう思いますか?(自由回答)
- ある程度実体経済に見合う取引でなければ常に大きな損失を招くのはバブル期と変わらぬ教訓である一方、グローバリゼーションが進む中その伝播する速度は増している。
- 欲をかき過ぎる投資家とそれに迎合する金融機関の責任は大きいと考えます。
- リーマンショックと言うが、ただの虚構が崩れただけ。
- 世界のマーケットが連動していて不可分の存在であることがより明確になり、日本の回復にも時間がかかりそうだが、一旦回復局面を迎えれば、回復のスピード は早いのではないかと考えている。
- クレジットバブルの終焉としての金融不況は、ある意味では必然。リーマン破綻はその過程での一事象。
- 当然なるべくしてなったもので、あの程度で済んで良かった。
- 収益至上主義が自由経済の中で消えることは考えにくい。トリガーとなる金融商品やブームの様相は毎回違うであろうが、繰り返し同じような事象は定期的に起きると思う。
- 金融界は不況に陥るたびに人減らしをして、世代が交代する結果となり、新しい商品やビジネスが生まれてきた。今回も基本的には同じ道筋をたどると考えている。
- ネットが広まり情報の格差が少なくなったことで、金融に限らず何事も極端に動くようになってきていると感じる。
※上記回答につきましては、あくまでも一部の回答を抜粋しているだけであり、上記以外にも、数多くの回答が届いております。その他の回答にご興味がある方は、ビズリーチ広報担当の田澤までお問い合わせください。
調査概要
調査期間 | 2009年8月31日~9月5日 |
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回答者の属性 | 現在転職活動中の金融マン203名(現在、金融業界で働いている会員、 または、前職で金融業界にて働いていた失業中の会員) |
年齢 | 30歳未満 5%、30代32%、40代38%、50代以上25% (平均:42.5歳) |
年収 | 750万円以上 (平均年収:1657万円) ※失業中の会員は前職の年収 |
株式会社ビズリーチについて
年収1000万円以上レベルのビジネスパーソンと年収1000万円以上の人材を探す企業をマッチングする日本初の求職者課金型求人サイト「ビズリーチ」(http://www.bizreach.jp/)を2009年4月14日にグランドオープン。年収1000万円以上の転職市場の効率化を図るために、3 つの限定を設け(会員、利用企業、求人情報を年収1000万円以上レベルに限定)、運営事務局が独自の基準で審査を行う。
会員 | 年収1000万円以上レベルのビジネスパーソン(直近の年収750万円以上)に限定。 (履歴書を審査) ※会員数:5800名超 |
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利用企業 | 年収1000万円以上の人材を探すヘッドハンターや採用企業の人事担当者に限定。 (プロフィールを審査) ※登録ヘッドハンター数:167名 |
求人情報 | 年収1000万円以上の求人情報に限定。 (求人情報を審査) ※求人情報件数:約1,400件 |
※会員数・登録ヘッドハンター数・求人情報件数: 2009年9月7日現在のデータ
本件のお問い合わせ先
- 株式会社ビズリーチ広報担当
- 田澤
- TEL:
- 03-6450-5166
- Email: