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ヘッドハンター298人に転職市場動向調査

株式会社ビズリーチ 2010年07月13日

「転職市場は昨年比で良くなった」83% 「転職市場の下半期は上半期より良くなる」65%
求人数増加業界:1位 医療・化学、2位 ソフトウェア・ネット、3位 コンサル
成長が期待される企業:1位 楽天、2位 グリー、3位 アクセンチュア

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年収1000万円以上の求人情報に限定した、日本初の求職者課金型求人サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)は、本年6月に登録ヘッドハンター298人を対象に、転職市場の動向について調査を実施したところ、83%が「転職市場の現状は昨年と比較して良くなってきている」と回答し、65%が「今年下半期の転職市場は上半期と比較して良くなる」と回答しています。
調査結果は以下のとおりです。

Q:転職市場の現状は昨年と比較するどのように変化してきていますか?
非常によくなっている 11%
よくなっている 72%
変わらない 15%
悪化している 2%
非常に悪化している 0%
Q:2010年下半期の転職市場は上半期と比較してどうなると思いますか?
非常によくなる 4%
よくなる 61%
変わらない 31%
悪化する 4%
非常に悪化する 0%
  • Q:昨年比で求人数が増えている業界は?
    医療・ヘルスケア・化学 39%
    ソフトウェア・インターネット 39%
    コンサルティング 29%
    メーカー(電気・電子・半導体) 24%
    金融サービス 20%
    メーカー(機械・自動車) 21%
    サービス 21%
    消費財(アパレル・食品等) 18%
    商社・流通 13%
    マスコミ・広告・印刷 3%
  • Q:今後成長が期待できそうな企業は?
    1 楽天株式会社
    2 グリー株式会社
    3 アクセンチュア株式会社
    4 アップル
    5 グーグル
    6 日本アイ・ビー・エム株式会社
    7 株式会社ミスミグループ本社
    8 株式会社セールスフォース・ドットコム
    9 日本電産株式会社
    10 アビームコンサルティング株式会社
日々の仕事を通じて、「下半期の転職市場がよくなる」と感じる理由を教えてください。
(2010年下半期の転職市場は上半期と比較して「よくとなる」と回答した回答者へ質問)
  • 求人再開企業の増加が顕著。
  • 求人数が昨年と比べ、明らかに増えてきている。
  • スタッフ、アシスタントレベルの求人が復活してきている。業績の回復している企業では、その上のポジションも出始める可能性がある。
  • 踏みすぎていた採用ブレーキを緩めはじめた企業が多い。案件数が増え、採用本気度も高い。
  • 昨年受けた案件はほとんどが既存ポジションのリプレイスメントだったが、今年はクライアント企業がポジションを増やし、採用に積極的。加えて、昨年シニアマネジメント層の入れ替えを行った企業は、新マネージャーの下、新たにチーム形成をしているため。
  • 昨年は、弊社サイドから各企業に求人の有無について問い合わせをしていたが、今年に入り、逆に先方からの依頼連絡が大変多くなった。ただし、求められるスペックも高くなってきているように思う。
  • 外需主導に経営戦略を完全に切り替えた日系企業の海外事業展開の推進案件が増加。即戦力となる中途採用のニーズが高くなると思われる。
  • プライベートエクイティの投資が再開されており、買収後の経営人材の採用が増加。
  • アジアを中心とした財閥系企業の旺盛な投資余力が日本にも波及しており、積極的なオーナーの即断即決による求人ニーズが増加。
  • 医療分野の機能分化が進み、アウトソーシングビジネスのマーケットが急拡大。
  • 業界横断でエグゼクティブ層のポジションに関わっているが、いわゆる部長職以上の採用は日々活発になっている。業界については、製造業、消費財、一部の金融に回復の兆し。
  • 企業業績回復の話題が多くなってきた。採用意欲が活発化しているのを感じる。
  • 外資系企業を中心に、求人数が増えている。
  • 採用控えにより優秀な人材が不足しているから。景気悪化でリスクが大きいと思われていた企業からの人材の流出があったので、その流出分を補う必要から。
  • 本業からの業務展開に新たな人材が必要になってきているため。
  • 財務状況が良くなっている企業が増えているため。

株式会社ビズリーチ代表取締役の南壮一郎は「ヘッドハンターは、様々な企業の経営者に頻繁に面会し、雇用について意見を交わしているため、各業界の雇用状況の最新情報を最も詳しく把握している人材市場のプロと言えます。その各業界のプロの意見は非常に信憑性が高いと思われます。各企業の財務状況改善によるポジション数の増加、日系企業の海外事業展開による即戦力ニーズ、プライベートエクイティの投資再開による経営人材の増加など、様々な分野で求人数が増加しており、今後の景気回復が期待されます」と述べています。

※代表取締役の南より、分析結果について詳しくご説明させて頂くことも可能ですので、お申し付けください。

調査概要

調査期間 2010年6月14日~6月30日
対象 求人サイト「ビズリーチ」に登録するヘッドハンター298人

株式会社ビズリーチについて

年収1000万円以上レベルのビジネスパーソンと年収1000万円以上の人材を探す企業をマッチングする日本初の求職者課金型求人サイト「ビズリーチ」(http://www.bizreach.jp/)を2009年4月にグランドオープン。年収1000万円以上の転職市場の効率化を図るために、3 つの限定を設け(会員、利用企業、求人情報を年収1000万円以上レベルに限定)、運営事務局が独自の基準で審査を行う。会員数3万人強(直近の年収750万円以上に限定)。登録ヘッドハンター約400人。求人情報(年収1000万円以上に限定)約2600件。

本件のお問い合わせ先

株式会社ビズリーチ広報担当
田澤
TEL:
03-6450-5166
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