株式会社ビズリーチ 2014年03月06日
震災後初、東北産業づくりのために復興経営人材を合同公募
被災市町村、復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援、イノベーション東北、RCF復興支援チームの求人公募に、ビズリーチが全面協力
本特集の求人の募集は終了しました。
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)が運営する管理職とグローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」は、東北の新産業づくり、コミュニティ形成を推進するための経営人材公募に全面協力します。 今回公募するのは、被災市町村(復興庁事業「WORK FOR 東北」)、「復興応援キリン絆プロジェクト」水産業支援(事務局 日本財団)、「イノベーション東北」(Google主催)、RCF復興支援チームという4つの事業です。ビズリーチは、「新しい東北をつくる」復興経営人材公募の特設ページを2014年3月6日から4月6日までビズリーチサイト上に開設し、各事業の経営人材探しに全面協力します。東北の産業づくりのために、ビジネスプロフェッショナルを複数団体が合同公募するのは、東日本震災後初めてです。
(http://www.bizreach.jp/content/executive/tohoku/ )
東日本大震災からもうすぐ3年が経過し、東北3県(岩手・宮城・福島)は復旧から復興へと大きな転換期を迎えようとしています。これまでに瓦礫処理やインフラなどの復旧作業は進み、工場の再建なども行われてきました。しかし、産業や地域コミュニティは復興途上です。今後、東北の資源・人材・資金を活かした新産業をつくり、コミュニティを形成していくためには、行政から民間に主導権が移り、ビジネス経験豊富な人材が非常に必要とされています。
一方、ビズリーチ会員1,810人にアンケートを実施したところ※1、「日本社会を変革するために、あなたのビジネス経験を行政で活かせるポジションの公募があった場合に興味はありますか」に対し、94%が「興味がある」と答え、「ビジネスプロフェッショナルが民と官を行き来するケースを増やした方がいいと思いますか」に対し、97%が「賛成」と答えており、行政や官民連携の仕事に対するビジネスプロフェッショナルの関心の高さが伺えます。
このような各団体からのニーズと会員の関心に応え、ビジネスプロフェッショナル30万人が登録するビズリーチで合同公募をすることになりました。
一般社団法人 RCF復興支援チーム 代表理事 藤沢 烈氏コメント
「復旧から復興へフェーズが変わるにつれて、いよいよ企業が持つビジネス力が必要になってきました。今回の合同公募で私たちが求めているのは、企業で経験を積んだビジネスのプロフェッショナルです。これからの東北には、地域づくり・事業づくりを推進する担い手が必要です。消費者が欲しいと思う付加価値を持った商品をつくるために、商品づくりやマーケティングを一から見直し、事業そのものをつくり直していくことが求められています。キリングループをはじめ、事業活動を通じて社会的な課題を解決していく取り組みであるCSV(Creating Shared Value)活動を強化している企業は増加しています。この分野は今後大きなマーケットになると予想しています。本プロジェクトに関わったという貴重な経験と特別なキャリアは、今後のキャリアアップに十分活かせると考えます」
株式会社ビズリーチ 代表取締役 南 壮一郎 コメント
「ビズリーチ会員へのアンケートの結果、自分の培ったスキルや経験を行政やNPOで活かしていきたいと考えるビジネスプロフェッショナルが多いことがわかりました。海外では、行政、民間企業、NPO/NGOの3分野を人材が行き来し、行政やNPOで事業を拡大させた経験をもつビジネスパーソンは高く評価され、キャリアアップしています。日本でも、社会課題を解決するために、ビジネスの専門スキルと経験が求められています。しかし、行政やNPOがホームページなどで人材募集をしても、ビジネスプロフェッショナルの目に触れる機会が限られてしまい、もっと多くのビジネス経験者に応募してほしいという声を募集団体からよく聞きます。そこで、今回、30万人のビジネスプロフェッショナルが登録するビズリーチで、東北の産業づくりのための合同求人公募を行うことになりました。ビズリーチのミッションは、ビジネスプロフェッショナルにより多くの選択肢と可能性を提供することです。多くのビジネスプロフェッショナルが応募されることを期待しています」
「新しい東北をつくる」復興経営人材公募概要
- 募集期間: 2014年3月6日~2014年4月2日
- 応募方法: ビズリーチサイトから応募
- 募集特設ページ:http://www.bizreach.jp/content/executive/tohoku/
- 参画団体・プロジェクトの募集要項
一般社団法人 RCF復興支援チーム
役職・部署名 復興コーディネーター/マネージャー 業務内容 - 行政・企業等への復興支援に関するコンサルティングおよび支援企画の提案
- 現地の自治体や事業者、NPOにヒアリングし、課題やニーズを把握
- 支援に向けた企画業務(企画書の作成・提案、調査、被災地での折衝等)
- 支援企画の実行(地元市町村・企業・NPOとの連絡・調整、情報発信、報告等)
- その他各種資料作成およびマネジメント等
勤務地 東京(東北出張あり) 求める人材 被災市町村(復興庁事業「WORK FOR 東北」)
役職・部署名 被災地復興担当者 業務内容 被災現地で、新たな事業創出・教育復興の向けた中高一貫校の設立・水産業のブランド化支援等の復興業務をご担当頂きます。復興業務は被災自治体によって様々です。「WORK FOR 東北」事務局の専門コーディネーターが面談し、ご希望に応じて業務をご紹介いたします。
「WORK FOR 東北」の被災地自体関連の復興業務の一例を下記にご紹介します。
【被災自治体関連の復興業務の一例ご紹介(予定を含む)】
被災自治体の復興関連業務における雇用形態は有期契約となります。業務によって有期契約期間も様々で、最短で1年間、最長で5年間、平均2-3年程度の期間となっております。業務の契約期間につきましては、ご希望の業務をお伺いした上で、採用面談の早い段階でお伝え致します。
勤務地 岩手県・宮城県・福島県のいずれかの市町村(応ご相談) 求める人材
または条件「復興応援キリン絆プロジェクト」水産業支援(事務局:日本財団)
役職・部署名 現地マネージャー 業務内容 - 現地の支援水産事業者に対して、6次産業化に向けたサポート・フォローアップ
- 水産物のブランディングに関するマーケティング・アドバイス
- 現地事業者・市町村・事務局間における目標設定・連携促進
- プロジェクトの進捗管理、事業の目標を達成するためのマネジメント
※当求人の契約期間は、1年間の有期契約になります。
勤務地 被災現地(岩手県・宮城県・福島県)に駐在、東京から被災現地に行って活動する2パターンの勤務形態があり、ご希望に応じてご相談となります。 求める人材
または条件「イノベーション東北」(Google主催)
役職・部署名 コーディネーター 業務内容 イノベーション東北では、東北の事業者の方々がもつニーズを紐解き、全国から集う個人のサポーターやパートナー企業・団体とのマッチング事業を通じて課題解決を行います。本事業に伴う以下の業務を担当していただきます。
- プロジェクトの企画立案および実行促進
- 現地の自治体や事業者、NPOへのヒアリングを通じたニーズ・課題の把握
- クライアントならびにパートナー企業・団体とのコミュニケーション
- 現地ニーズ・課題に対する、適切な個人サポーター・パートナー企業・団体のマッチング業務
- プロジェクト全体および個別案件の進捗管理、事業の目標を達成するためのマネジメント
勤務地 岩手県・宮城県・福島県のいずれか(応ご相談) 求める人材
または条件
【ビズリーチ会員アンケート結果】
94%が「日本社会を変革するために、ビジネス経験を行政で活かせるポジションの公募があった場合に興味がある」
非常に興味がある | 58% |
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興味がある | 36% |
興味がない | 5% |
全く興味がない | 1% |
97%が「ビジネスプロフェッショナルが民と官を行き来するケースを増やした方がいい」と回答
賛成 | 97% |
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反対 | 3% |
6割が仕事には「年収よりも、やりがい」を求める
賛成 | 58% |
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反対 | 42% |
【当日(3/6)ご取材頂けます】
- RCF復興支援チーム代表理事 藤沢 烈氏(過去の取り組み事例、東北の現状と課題、今後の展望などについて)
- ビズリーチ代表 南(今回の支援概要、ビズリーチ会員について)
- 復興庁事業「WORK FOR 東北」事務局 高須 愛氏(被災自治体の求める人材について)
- キリン株式会社CSV推進部キリン絆プロジェクト 古賀 朗氏(復興応援キリン絆プロジェクトについて)
- 「復興応援キリン絆プロジェクト」水産業支援 事務局 日本財団 木田 悟史氏(「復興応援キリン絆プロジェクト」水産業支援の人材募集について)
株式会社ビズリーチについて
インターネットサービスを企画・運営。管理職・グローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」を2009年にグランドオープン(http://www.bizreach.jp/)。会員数30万人、利用企業数1700社、ヘッドハンター800人。2012年に「ビズリーチ」のアジア版「RegionUP」(リージョンアップhttps://www.regionup.com/)をグランドオープン。
RCF復興支援チームについて http://rcf311.com/
RCF復興支援チームは、2011年4月にマッキンゼー出身の藤沢烈が設立。震災復興に向けて、事業立案・関係者間の調整等を担う「復興コーディネイター」として活動。専任スタッフは40名。
「WORK FOR 東北」http://www.work-for-tohoku.org/
被災地が必要とする人材を、被災地の外から現地に派遣する事を目的としたプロジェクト。企業担当者・個人の方へ向けて、当WEBサイトやイベントの開催、個別の訪問を通じて、着任へ向けた情報提供や各種調整を行う。「WORK FOR 東北」は、復興庁主体事業であり、復興庁からの委託により、日本財団等の支援団体が連携して推進。
「復興応援 キリン絆プロジェクト」水産業支援http://www.kirinholdings.co.jp/csr/support/
「復興応援キリン絆プロジェクト」水産業支援では、「生産から食卓までの支援」をテーマに被災地の水産事業者に対する支援活動を実施。水産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを行う。本事業は、キリンビールマーケティング株式会社が拠出する寄付金を受け日本財団が運営。
イノベーション東北http://www.innovationtohoku.com/
イノベーション東北は、Google が主催するインターネットの力で東北のビジネスとコミュニティの復興を支援する活動。インターネットを活用する上で事業者が直面する疑問や困ったことに対して、日本全国の方が、自らの知見やアイディアを提供することができる場を創出。東北各地域に根づいた現地コーディネーター等と連携して運営。
※1)アンケート調査概要
- 実施期間: 2014年1月20日~1月26日
- 対象: ビズリーチ会員のビジネスパーソン:1810名
- 年齢: 20代 3%、30代 17%、40代 37%、50代 35%、60歳以上 7%
本件のお問い合わせ先
- 株式会社ビズリーチ広報担当
- ⽥澤玲⼦、寛司(ひろし)絢⼦、伊藤綾
- TEL:
- 03-6450-5166
- Email: