最先端の人事ナンバーワン決定

グローバル化やIT化などを背景に世界で激化している人材獲得競争はすでに日本でも始まっています。安倍政権も労働人口確保や人材流動化に向けた政策を多く表明しており、その競争はさらに激しくなると予測されます。海外では優秀人材を早く、安く獲得できる「ダイレクト・リクルーティング」という採用手法が一般化していますが、これは、企業の採用担当者が人材紹介会社や求人広告だけに頼らず、SNSや人材データベースなどを使って直接人材採用する手法で、最近では外資系企業だけでなく、日系大手企業にも広がりつつあります。

このように、主体的に採用を行う人事部が急増するなか、ダイレクト・リクルーティングのツールとして人材データベースを企業に提供するビズリーチは、ビズリーチ利用企業2,600社のなかから、採用数、面談数やスカウト数、どれだけダイレクト・リクルーティング推進の取り組み施策を行ったかなどを基準にポイント化し、受賞企業を決定いたしました。

ダイレクト・リクルーティングは、企業の経営者や採用担当者が直接求職者にアプローチするため、優秀な人材を安く、早く採用でき、かつ地域や時間、企業の知名度によらず、希望の人材に対して採用活動ができます。そのため、これまで採用弱者であった中小ベンチャー企業や地方企業も、ダイレクト・リクルーティングを実施することにより、優秀人材を採用できるようになります。

また、ビジネスモデルが短命化するなかでグローバル人材などの即戦力を必要とする企業、女性活躍推進を進めるなかで女性管理職（または女性管理職候補）を積極的に採用する企業が増えており、それに比例するようにダイレクト・リクルーティングを採用する企業も増えています。2009年にサービスを開始して、現在では2,600社の企業にご利用いただいています。

今後、日本社会でも人材の流動化が進み、人材の獲得競争が激しくなると予測されるなか、この授賞式を始まりとしてダイレクト・リクルーティングが当たり前の人材採用戦略として普及・定着するよう、各企業の人事の方々と新しい人事のあり方をつくっていきたいと考えています。