株式会社グロービス

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【#03】人材育成・組織開発を通じて経営戦略の実現を支援

「人材育成・組織開発を通じて、企業の創造と変革を促進する」ことをミッションに掲げ、最先端の人材育成・組織開発のソリューションを提供する、グロービスの法人部門。昨今、激動する時代や市場環境のなかで経営を持続可能な状態にするために、社内に最善な解決策を導き出せる人材育成へのニーズの高まりがあります。同社は創業時から法人クライアントの支援をスタートし、その実績は30年間通算で6,700社、日経225銘柄の企業の支援は86%にまで広がっています。今回、法人部門2部署のマネジング・ディレクター2名と、法人マーケティング責任者1名に、それぞれの部門の展望や働く醍醐味についてお伺いしました。

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募集期間:2023年12月14日(木)〜 2024年1月10日(水)

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  • 多様な組織課題に対応可能な体制とソリューション

    グロービス・エグゼクティブ・ディベロップメント(GED) マネジング・ディレクター/花崎 徳之(中央) グロービス・コーポレート・ソリューション(GCS) マネジング・ディレクター/内田 圭亮(左) グロービス・エグゼクティブ・ディベロップメント(GED) 法人マーケティング責任者/南 和宏(右) ──グロービスの法人部門は、ソリューション特性に合わせた2つの部署があると伺っています。まず、GEDの法人部門における役割、サービスの特徴について教えてください。 花崎:GEDは、グロービスが開発した多彩なサービスを組み合わせて、より多くの企業の人材育成や組織開発を支援しています。1社に深く入り込むGCSとは対照的に、幅広い顧客へのご支援が可能な体系的な人材育成プログラムを通して年間約3,300社を支援。幅広い業界・業種の企業に対してソリューションをお届けしています。 お客様に提供するサービスは、主に4つです。1つ目が、マネジメント・スクール、エグゼクティブ・スクールなどスクール型研修サービス。2つ目が、多くの企業に共通する普遍的な課題を扱った企業内研修サービス。3つ目が従業員の能力と組織力を測定可能なアセスメントテスト「GMAP」。4つ目が、さまざまな学習コンテンツを動画で学べる「GLOBIS 学び放題」です。これらのサービスをクライアントの課題に最適な形で組み合わせてご提供しています。 ──続いて、GCSの法人部門における役割、サービスの特徴について教えてください。 内田:GEDは面を広げる特性があり、私たちGCSは点を深掘りする特性があります。GCSは、「未来を創る人・組織を、創る。」というミッションを掲げ、お客様の課題に対して深く入り込み、テーラーメイド型でソリューション提供を行う部門です。経営を持続可能な状態にするためには、社内に最善な解決策を導き出せる人材が必要不可欠です。なかでもGCSへのニーズが高いのは経営者育成や、次世代リーダー育成など、経営のコアとなる人材・組織課題への伴走です。それぞれの企業固有の課題に合わせて、ゼロベースでソリューションを構築しています。 ──BtoBマーケティングの視点からも、グロービスの法人向け事業の特色について教えてください。 南:まず挙げられるのは、法人事業の圧倒的な成長率です。グロービスの法人部門は「企業向け研修サービス市場」でサービスを提供していますが、同市場の伸び率が年間1ケタ%程度なのに対し、私たちは毎年の売上高で2桁成長を実現しています。 また、多様なお客様から厚い信頼を寄せていただいている点も特徴です。日経225銘柄の企業のうち86%への支援実績があるほか、大企業のみならず中小・ベンチャー企業への支援事例も多数あります。「経営戦略の実現に向けた経営人材の育成ならグロービス」と第一想起をしていただけている現状があり、お客様からも「グロービスは自社の社員よりも会社のことをよく理解してくれたうえで伴走支援をしてくれる」「さまざまな人・組織の悩みにワンストップで対応してくれる」といった声をいただいています。

  • 経営戦略の実現に向けた組織開発・人材育成を支援

    ──業界問わず幅広いお客様を支援しているとのことですが、GEDの支援事例について教えてください。 花崎:典型的な例のひとつを挙げます。「他業界にも視野を広げ、常に実践的な知恵をアップデートしていく集団に生まれ変わりたい」という課題解決の方向性を定めた大手企業に対し、スクール型研修サービス・企業内研修サービスをいくつかの従業員セグメントに提供すると同時に、全従業員に対して「GLOBIS 学び放題」を導入いただいたケースです。導入後の様子を伺うと、「新しい事業プランの立案が加速した」「新たな事業ラインの可能性が広がる議論ができている」といった声をいただきます。チーム一丸となって価値を紡ぎあげて未来のビジネスをつくるという、21世紀の理想的な組織づくりに貢献できている手応えを感じる場面ですね。

    ──GCSはテーラーメイド型・ゼロベースで支援を行うということですが、具体的な支援事例にはどのようなものがありますか。 内田:最も多いのは、「次期経営層、次世代リーダーの育成」に関する支援です。お客様にはコンサルタントが専属アカウントマネージャーとして付き、経営層に対する経営課題・人材/組織課題のヒアリング、ソリューションの構築、商談、実行まで、すべてのバリューチェーンを一気通貫で担います。そもそも経営戦略の立案の部分からつまずきを感じているお客様には、戦略やパーパス、ビジョンの作成の部分からファシリテーターとして入り込んでお手伝いしますし、組織への浸透活動も伴奏していきます。人材育成へのニーズが高いお客様には、経営に必要な知識をインプットする機会の提供から、それらを実際にアウトプットするアクションラーニングの提供まで実施します。 ──グロービスならではの強みは、どのような点でしょうか。 内田:1つ目は、体系的な経営知の提供です。グロービスは大学院を持っており、法人部門で働くほとんどのメンバーが経営学修士(MBA)を保有しているため、世界中の最新の経営知を体系立ててお客様に提供するノウハウがあります。2つ目が、設計力です。お客様の課題解決と人材育成・組織開発に向けて、一つ一つ論理を積み上げて、着実に成果に結びつくソリューションを構築できる点はグロービスならではの強みだと自負しています。 最後に、ファシリテーション力です。お客様のなかで答えを導き出せる人材をつくっていくためにも、適切なタイミングを見極めて、良質な問いを投げかける力は重要です。グロービス社内の研修を通じて、こうした設計力やファシリテーション力を身につけた人材がコンサルタントとしてお客様に伴走支援を行うからこそ、多くのお客様から信頼していただけるサービスになっているのだと思います。

  • 仕事を通じた顧客貢献とキャリアの広がり

    ──グロービスの法人部門で働く面白さや醍醐味は、どのような点でしょうか。 花崎:グロービスでは年間3,300社を超えるお客様と取引があるため、法人部門全体で社会に幅広く変革を起こせるという点が大きなやりがいにつながると思います。 GEDのコンサルタントは業界を問わず一人当たり50~60社ほどのお客様を担当しますから、多様な業界に携われます。故に飽きることがないですし、多様な業界の経営課題に携わる分、学ぶべきことも増え、自己成長にもつながる実感があります。また、現場で得た知見をもとに、それをナレッジ化して、グロービスのサービスづくりに携わることも可能です。コンサルティング、ソリューション営業、サービス開発、コンテンツ開発などを一手に担い「製販一体」で仕事ができるのは、グロービスならではの強みであり、GEDで働く醍醐味だと思います。 内田:GCSでは、直接お客様の経営陣と議論して自ら考えた提案をもとに、お客様へのデリバリーまで一気通貫でサービス提供できる点が大きなやりがいにつながっています。参加者のリアルな反応をもとに、また次の提案や改善にもつなげていけます。また、私たちのサービスを通じて人生が変わった方々の喜びの涙を目にする機会も多く、非常に尊い瞬間に立ち会える点は、他社ではなかなか経験できないことだと思います。

    ──GED・GCS共に経験した南さんは2010年にキャリア入社後、グロービスの法人部門でどのようなキャリアを歩んできたのですか。 南:グロービスに入社した当時、GEDでさまざまな企業の課題解決に携わりながらMBAを取得しました。GEDの経験を積んだ上で、より個社と向き合う経験をしたいと思いGCSに異動、顧客の人事の一員になった感覚で深く向き合いながらコンサルティングを行いました。GEDでもGCSでも、経営戦略の実現を人・組織の観点から支援をする際に、こうしたMBAでの学びが大いに役立ちました。 その後、チームリーダーとして中小ベンチャー企業向けの支援をするなかで、今後は法人部門としてデジタルマーケティングを強化すべきではないかと考え、デジタルマーケティング部門の立ち上げ、部門横断でのマーケティング機能の統合やDXの推進などを経験して現在に至ります。2~3年ごとに新しい挑戦をしている実感があり、飽きることがありません。今後は、マーケティング活動を通じて「人材育成だけではなく、企業変革をするならグロービス」と企業の役員や経営幹部から第一想起されるよう取り組んでいきたいです。それに加え、日系企業・外資系企業問わず、グローバル経営幹部の育成、ローカルマネジメント人材の育成支援も強化したいと考えています。 ──2組織を経験したうえで感じる法人部門で働く魅力は何でしょうか。 南:やはり、人材育成を通じて、企業の変革や戦略実現の場面に立ち会えるという点です。お客様の経営戦略の実現という大きな使命を背負いながら、やりがいを持って働けます。多種多様なコンテンツを有する動画学習サービスから、日・英・中の3つの言語で提供可能な企業内研修、一科目から学べるスクール・経営幹部の育成に特化したスクール型研修、さらにはアセスメントテスト、LMS(学習管理システム)まで、グロービスとして幅広いソリューションを持っているからこそ、担当企業に本当に必要なものをすべて提供できる点は当社ならではです。 また、個人のキャリアの観点で見たときにも、幅広い知見と可能性を得られる点です。GEDでは多様な業界の企業をご支援することでさまざまな課題の解決に携われました。一方で、GCSでは1社のお客様と深く向き合うことで、その会社のメンバーになったのと同じくらい密度の濃い経験ができました。またキャリアの浅い段階で大企業の役員・経営幹部の方と議論できる機会も豊富にあり、自身の経営観が磨かれる貴重な経験を得られました。 グロービスは「グロービス・ウェイ」という基本的理念・指針のなかに「自己実現の場の提供」という言葉がある通り、個人のキャリアビジョンを大切にするカルチャーがあります。上長と定期的な1on1などで自身のキャリアを話せる機会も豊富にあります。そのため、部署異動や新たな職種への挑戦も可能です。またMBAを取得してグロービスの事業成長に取り組むだけでなく、研修講師や他社の社外役員としての活動も行えば、さらに活躍の場が広がります。非常に市場価値の高い人材になれることも、法人部門で働く魅力だと思います。

  • 変化し続けるニーズを先読み、企業の未来をつくる

    ──GEDの今後の展望をお聞かせください。 花崎:私たちGEDでは現状に甘んじることなく、時代が求めるテーマやお客様の課題に最適なコンテンツをつくり続けていくというビジョンを掲げています。実際、コロナ禍においてリアル開催が主流だったコンテンツを半年で全てオンライン化しました。ニュースなどでも取り上げられていましたが、各種教育機関でもオンライン化の実現は難所が多く、非常に難しいものでした。グロービスではコロナ以前より顧客のニーズを先読みしオンライン教育にも力を入れていたため、早期に全ソリューションをオンラインで提供できました。ただ単にオンライン化するだけではなく、より提供価値が向上するような取組も継続的に行っています。同時に、激動期にリーダーとしての研さんや強くしなやかな組織づくりがいかに大事かを私たち自身が自覚していますので、そのマインドが顧客企業の従業員の皆様にも届いている実感があります。 今後は、生成系AIを含めたテクノロジーの活用を積極的に実行していきたいと考えています。グロービスがこれまで蓄積した豊富なナレッジをより広く多くの顧客に提供できるよう、新たなチャレンジにも取り組んでいきます。 ──GCSの今後の展望を教えてください。 内田:経営人材の育成という営みは、その人材が実際に経営リーダーに育ち企業にインパクトを与えるまでには一定のタイムラグがあります。人材育成は時間がかかるもの。だからこそ、GCSでは現在、経営人材の育成だけでなく、すぐにでも取り組むべきクライアントの重要課題に対してもご支援ができるよう「トライアングルモデル」の実行に力を入れ始めました。 これは経営人材を育成するだけでなく、経営会議や役員合宿、新規事業創出といった実務の場面などに私たちが入り込み、ファシリテーションを行うことで、「リーダー変革」「経営変革」「事業変革」の3軸から企業変革を支援するという取り組みです。今後はGCSにおいて人材育成だけでなく、経営変革や事業変革の領域も担える人材を増やしながら、より多くのお客様に最良のサービスを提供したいと考えています。そうすることで、人と組織の可能性を解き放ち、企業変革を通じて社会課題解決に貢献する世界No.1の「人・組織能力開発」パートナーになれるよう突き進んでいきたいです。

    異業種や若手が活躍中。学びを実践に生かせる環境

    ──今後の展望に向けて、グロービスの法人部門にはどのような方にご参画いただきたいですか。 花崎:これまでの経験は問わず、「スペシャリスト」かつ「ゼネラリスト」を目指す方に、ぜひ入社いただきたいです。どういうことかというと、グロービスでは、ソリューション提供から社内でのナレッジ蓄積、後進育成などのプロセス一つひとつにおいてプロフェッショナルであることが求められます。しかしその一方で、担当業務に捕らわれず多様な場面で幅広い力を発揮できるゼネラリストでもあっていただきたいのです。この両立はとても刺激的だと思います。 ハードルの高い印象を持たれるかもしれませんが、1on1や斜めメンター制度、ナレッジ共有などさまざまな仕組みでサポートしますので、若手の方も活躍に向けて立ち上がりやすい環境です。仕事を通しての自己実現やプライベートとの両立など、欲張りに頑張っていきたい方に魅力的な組織だと思います。お会いできるのを楽しみにしています。 内田:マインド面は、自分も含めた「人の可能性」をとことん信じ抜くことができ、人に対してよい影響を与えることに意識が向いている方にお会いできたらうれしく思います。私たちが行う事業は、人の力を最大化することによって組織の変革や創造的価値を生み出し、社会を大きく変えていくという「よい変化の連鎖」をとても大切にしています。実際、グロービスでは、他者の可能性を信じ、自らの可能性も高めたいという20代後半~30代のメンバーが活躍しています。 スキル面は、経営知や設計力などの現場で必要となる力は入社後に十分に身につけていただけます。グロービスの仕事では、さまざまな問題が複雑に絡み合った場面に遭遇することも多い。だからこそ、物事の本質や具体と抽象、因果関係をいかに構造化できるかが鍵となります。物事を構造化して捉え、お客様に分かりやすく伝えていく言語化力のある方は、入社後比較的すぐに活躍していただけるのではないでしょうか。 私はグロービスに入社して17年目になりますが、今でも日々の仕事をしていること自体が自分にとっても大きな学びにつながっていることを実感しています。よって、成長意欲と社会への貢献意欲の高い方にとっては非常に魅力的な環境に感じていただけるはずです。皆様とお会いできる日を、楽しみにしております。 南:私自身、28歳でグロービスにキャリア入社をして、さまざまな職種、MBA取得、部署の立ち上げ、企業研修や大学院の講師、社外アドバイザーなど、これまでに多くの経験を積めています。学びを実践に生かせる環境がありますので、新たな挑戦をしたい方の応募をお待ちしております。

  • 【連載】多彩な事業が「経営のエコシステム」を生み出す(全4回)

    創業以来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う。」というビジョンを掲げ、ビジネスを通して社会貢献に取り組む、グロービス。1992年、たった一つのマーケティング講座から始まりましたが、現在その事業領域は拡大し続けています。事業の最前線や、働く醍醐味とは何か、4回にわたってご紹介します。

    【#01】事業領域が拡大するグロービス。活躍の場は無限大

    ※【#01】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    経営大学院や法人向け人材育成・組織開発の推進、EdTech事業の開発やベンチャー企業への投資など幅広い事業を行うグロービス。その成長の背景や、同社でキャリアを磨く魅力について、経営管理本部の2名にお話を伺います。

    【#02】急成長するEdTech事業で、人の可能性を広げる

    ※【#02】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    「テクノベート時代の世界No.1 MBAへ」を目標に掲げ、テクノロジーを活用したサービス開発を強化するグロービス。「GLOBIS 学び放題」などの開発を一手に担うデジタル・プラットフォーム部門の3名にお話を伺います。

    【#04】日本最大(※)の経営大学院で、学びのすそ野を広げる

    ※【#04】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    MBA(経営学修士)の取得が可能なプログラムを提供するグロービス経営大学院大学。日本最大(※)となるビジネススクールの展望や、事業企画と企画営業の仕事の魅力について、同大学院の運営をリードする3名にお話を伺います。

募集職種

    転職が決まりご報告いただいた方にはお祝いを用意しております。