東京都立産業技術高等専門学校

次世代のものづくり人材の育成に貢献し、学問とビジネスの架け橋に
全国に3校しかない公立高専の一つ、東京都立産業技術高等専門学校(以下、都立高専)では、多様化するニーズや高度化する技術に対応しながらイノベーションを起こす人材を輩出しています。現在注力するのはSDGsを意識した次世代のものづくり人材の育成であり、その新しい教育プログラムの講師を担う「副業先生」を募集しています。民間企業の人材を募集する背景や、副業先生に求める役割・スキルについて、校長を含む3名の先生にお話を伺いました。
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募集期間:2024年5月21日(火)〜 2024年6月17日(月)
本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。持続可能なものづくりに取り組む、次世代を担う人材を育てる
校長/吉澤 昌純 ──はじめに、都立高専の特徴について教えてください。 本校は、2006年に東京都立工業高等専門学校(現・品川キャンパス)と東京都立航空工業高等専門学校(現・荒川キャンパス)の統合と再編によって開校しました。5年間の一貫した教育により、豊かな教養と高度な専門技術を身につけた実践的技術者を育成することを目指しています。 カリキュラムとしては、品川キャンパスでは機械、電気、電子、情報といった、ものづくりや産業のベースとなる技術を学べるコースを提供し、荒川キャンパスでは航空宇宙工学や医療福祉工学、ロボット工学や情報通信工学といった産業課題に即したコースを提供しています。 ただし、1年生のあいだは全学生が「ものづくり工学科」に属し、数学や物理、情報リテラシーなど一般科目を多く学びます。そうして基礎学力を身につけることが、2年生以降に自分に合った専門コースを選ぶ力となり、技術者として大成する土台になると考えています。 ──都立高専だからこそ実現できる教育として、どういったものが挙げられますか。 本校は、唯一の「東京都立」の高専です。日本経済の中心地である東京には、言わずもがなものづくりやスタートアップの拠点がひしめき合っており、東京都のサポートも受けながら地域の産業課題に密着した教育を提供できています。イノベーションの最先端ともいえる東京の地の利を生かし、次世代のものづくり人材の輩出を目指しています。 イノベーションを起こすには、アイデアを出すだけでなく、「自ら具現化する能力」が求められます。そのために都立高専では授業時間の3割を実験実習に配分したり、試作作りに励めるスマートスタジオを用意したりなど、自分の手を動かしながら体験的に学ぶ機会を豊富に提供しています。こうして実践的な技術力を養うことで「自ら具現化する能力」を伸ばせる、こうした環境が都立高専の最大の魅力だと考えています。 加えて、次世代のものづくりに携わる技術者を目指す上では、カーボンニュートラルをはじめSDGsにも目を向ける必要があります。そこで、「持続可能な社会づくり」や「持続可能なものづくり」を考えるきっかけとなる教育や機会も用意しています。
ものづくり現場の知見を生かし、教育をアップデートする
──SDGs推進のために、例えばどのような取り組みを実施されているのでしょうか。 本校の運営母体である東京都公立大学法人が、2021年10月に国公立大学では初となる「気候非常事態宣言」を発出し、カーボンニュートラルや持続可能な社会の実現への貢献を目指すと表明しました。こうした流れを受けて、授業内外でカーボンニュートラルやSDGsについて学ぶ機会を取り入れています。 具体的には、GX(グリーントランスフォーメーション)に繋がる人材の育成に向けたカリキュラム改編に着手しています。他にも、教員と学生が共同してクリーンエネルギーを活用したエンジン開発に取り組んだという実績もあります。今後も、SDGsやGXの実現という目的のもとに、学生が自由な発想やアイデアを着想できるような教育機会の提供に注力していきます。
ものづくり人材を育む、好奇心と学習意欲を喚起するプログラム
ものづくり工学科 教授/田村 恵万 ──副業先生に携わっていただくプログラム「For self-learning」について、その成り立ちや概要を教えてください。 「For self-learning」の前身は、自主学習のための教育プログラムです。というのも、本校にはものづくりが好きな学生たちが多く入学してくるのですが、第1学年は座学で基礎科目を学ぶ時間が多く、手を動かしてものづくりをする機会が少ないために、学習するモチベーションを保てない学生も少なくないのです。また、学生向けアンケート調査の結果から、帰宅後の自主学習の時間が非常に短いこともわかっていました。「ものづくりに携わる技術者を目指すのであれば、自ら学ぶ姿勢や意欲を持ち続けてほしい」という思いから1年生向けに自主学習の習慣をつけるための新しいプログラムの導入に至りました。 For self-learningで重視しているのは、日々の座学と実際のものづくりの繋がりを実感できること、そして学生の学習意欲や主体性を引き出すことです。これまでさまざまな取り組みをして改善を繰り返してきたことで、実践的なプログラムへと成長しました。
──具体的にどのような取り組みをされているのでしょうか。 例えば民間企業で自動車のエンジン開発に携わってきた先生が構想したワークショップがあります。その先生は、エンジンのシリンダー内にあるピストンの動きが三角関数に関連していることに目を付け、「厚紙を利用して非常にシンプルな単気筒エンジン構造の模型を作り、回転角度とピストンの移動距離を合わせて測定しデータを取り、そのデータからグラフを描き、そのグラフから関数を推定する」という内容の教材を作りました。その教材を利用して実際にワークショップを行なったのですが、実際に手を動かしてものづくりの一端を体験できるということで、学生たちは楽しみながら製作、測定、推定に取り組みました。 座学とビジネスをつなげたこのワークショップは、学生の学習意欲向上に寄与するのはもちろん、本校だけでなく全国の高専や大学の工学部でも活用していただけるものですので、本校の大きな財産となると考えています。
学生に刺激を与え、憧れを抱かれる副業先生を募集
──副業先生には、「For self-learning」で新しいプログラムづくりに参画してほしいとのことですが、どのような役割を期待していますか。 これからのものづくりでは、SDGsの達成も必要となると思います。そうした次世代のものづくり人材を育てるには、実社会や実際のものづくり現場に精通し、そこでの取り組みや課題を知るビジネス人材が必要だと考えています。そこで、今回募集する副業先生には、苦労談も含めて実際のものづくり現場での奮闘を話していただきたいですし、どんな課題があり、それを解決するためにはどういった知識やスキルが求められるのか、ご自身の目線でアドバイスしてほしいと思っています。 都立高専の学生は、ものづくりが大好きで、向上心にあふれています。そうした未来ある学生たちにとって、最先端のテクノロジーを活用しながらものづくりに携わっている副業先生の存在は大きな刺激になりますし、将来自らが進むべき道を考えるきっかけにもなるはずです。実際に、民間企業の方を講師として招くと、「あの先生のようになりたい」と言う学生も多いですし、そうした経験をきっかけに先進技術を扱う技術者として活躍している高専卒業生が多くいます。 副業先生の教えは多かれ少なかれ、学生たちの心に残るでしょう。ご自身が伝えた知識や経験を糧に成長した学生たちを社会へ送り出す、そうした喜びを共に感じていただける副業先生をお待ちしています。
「高専で学ぶ内容が、実際のものづくりに役立つ」と伝えてほしい
ものづくり工学科 教授/齋藤 純一 ──齋藤先生は現在For self-learningの主担当をされていますが、改めて副業先生を募集する背景を教えてください。 都立高専では、運営母体である東京都公立大学法人にならい、カーボンニュートラルをはじめとしたSDGsの目標達成に貢献する取り組みを進めています。しかし、従来の1~2年生の教育カリキュラムにおいては、SDGsに直接関連する教育の提供機会がありませんでした。そこで、「For self-learning」のなかにSDGsに通じるものづくり事例やその取り組みの重要性を学生たちに伝えるプログラムを設置するとともに、民間企業で活躍される技術者の方を副業先生として招きたいと考えました。 また、私たちが考えるSDGs達成は、カーボンニュートラルなど環境に配慮することのみならず、4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」の達成も含んでいます。ビジネスのものづくり現場で活躍されている先輩方から直接教わる経験は、必ずや学生たちの学習モチベーションを向上させるでしょう。このような質の高い教育を提供することで、SDGs達成に繋がる、そう考えています。 ──副業兼先生の具体的な業務内容について教えてください。 今回は、外部講師として「For self-learning」の一部を担当していただきたいと考えています。期間としては2024年12月から2025年1月までの期間で、計6日間ほど登壇いただくことを想定しています。 業務は大きく2つに分けられます。1つは、民間企業で今まさに取り組んでいる「カーボンニュートラルに挑戦している事例」や「SDGs達成のために取り組んでいること」を、本校の1年生に向けて話していただくことです。教科書には載っていない、実務に即したお話を期待しています。もう1つは、学問とものづくりが結び付くことを実体験できるような講義づくりです。三角関数と単気筒エンジンの関連を示した事例のように、高専で学ぶ数学や物理の内容が、実際のものづくり現場で活用されていることがわかるような教材やワークショップなどを設計してほしいのです。 ──どのような講義づくりを期待していますか。 先ほど田村先生が紹介された、シンプルな単気筒エンジン構造のような工作キットを利用した教材も大歓迎ですし、講義やワークショップ、グループワークなど形式は一切問いません。また、より良いアイデアであれば、必ずしもカーボンニュートラルやSDGsに直接関連するテーマでなくても結構です。講義づくりについては、私や担当教員と一緒にミーティングを重ね、皆様の貴重な体験を体系的に説明できるよう設計できればと考えています。 何より重視しているのは、ビジネスの最前線で活躍されている方々の知識や経験を教育の現場に取り込むこと。そうした実践的でリアルな学びを学生に提供し、学習へのモチベーションを上げることを目的にしています。
技術者育成のスキルが身につき、将来の優秀な技術者に出会える場
──求める人物像を教えてください。 今回は、本校荒川キャンパスにあるコースに沿って、情報通信工学、ロボット工学、航空宇宙工学、医療福祉工学の4領域でそれぞれ副業先生を募集します。ですので、これらの領域で特定の専門性を持っている方、最先端のテクノロジーを活用した業務を担われている方を求めています。 マインド面で求めることは、仕事や教育に対する情熱です。ご自身の後輩にもなり得る技術者を育成することに熱意を持ち、「この現場業務には、学生時代に学んだことが生きている」と、実感を持って語っていただける方にぜひ参画してほしいですね。 ──民間企業で活躍されている方にとって、副業先生として都立高専の教育に携わることにどんな意義ややりがいがあると思われますか。 まず、企業で新人の部下を指導する際にも役立つ、技術者育成の能力が磨かれると思います。都立高専に通うのは、15歳から20歳までの固定観念の少ない柔軟な年頃の学生たちです。時に思いもしないような視点から質問が投げ掛けられ、教員としてハッとする場面もあります。副業先生にとっても、現代の若者たちの考えや視点、そして指導者としての気付きを得られる経験になるのではと考えています。 また、副業先生という形で本校と関わりを持っていただくことで、いずれ所属企業に卒業生を送り出すといった関係を築けるのではと期待しています。ぜひ、実践的なものづくりの知見とスキルを持った優秀な後輩に出会う場としても活用してください。 副業先生の登用は本校にとって初めての試みです。手探りの部分もありますが、だからこそ副業先生と本校にとってWin-Winな取り組みになるよう全力を尽くすことをお約束します。
募集職種
- 【副業兼業】「航空宇宙工学」実践的なものづくり現場を伝える副業先生
機械設計品質管理品質保証
東京都
【東京都立産業技術高専とは】 本校は、全国に3校しかない公立高専の1つ、東京都立の高等専門学校であり、多様化するニーズや高度化する技術に対応しながらイノベーションを起こす、ものづくりのスペシャリストを輩出しています。 また、次世代のものづくりに携わる技術者を目指す上ではカーボンニュートラルをはじめSDGsにも目を向ける必要があると考え、授業内外でカーボンニュートラルやSDGsについて学ぶ機会を取り入れており、「持続可能な社会づくり」や「持続可能なものづくり」を考えるきっかけとなる教育や機会も用意しています。 【募集背景】 近年、技術の複合化が進み専門分野だけでなくその関連分野の技術も習得していなければならない時代になってきていることから、本校では、1年生で数学や物理、情報リテラシーなど一般科目を多く学び、基礎学力を身につけた後、2年生以降に自分に合った専門コースを選択する体制をとっています。 しかし、ものづくりが好きで入学している生徒にとって、座学とものづくりの接続ができず、学習意欲を向上させることが難しい状況にあります。 そこで、「ものづくりに携わる技術者を目指すのであれば、自ら学ぶ姿勢や意欲を持ち続けてほしい」という思いから、1年生向けに自主学習の習慣をつけるための新しい教育プログラム「For self-learning」を導入しました。 本プログラムは、学生が日々の座学と、実際のものづくりの繋がりを実感できること、そして学生の学習意欲や主体性を引き出すことを目的に、年度ごとにカリキュラムを設計しています。 本校は、ものづくりのスペシャリストを輩出する学校として、学術的な側面の授業は既存の教員で自信を持ってできていますが、変化の速い社会の実態を教員だけでは実体験として伝えることが難しいため、ビジネスの最前線で活躍されているプロフェッショナル人材に力をお借りしたいと考えました。 特に、企業が取り組んでいる「カーボンニュートラルに挑戦している事例」や「SDGs達成のために取り組んでいること」など教科書には載っていない、実務に即したお話をお願いしたいと考えています。 (※募集背景の詳細は、公開中のビズリーチ公募記事を参照ください) 【業務内容】 今年度の「For self-learning」のカリキュラムとして、「SDGsに通じるものづくり事例やその取り組みの重要性を学生たちに伝える講義」を設置しました。 今回募集する副業先生には、外部講師としてその講義を担当していただきたいと考えています。 期間としては2024年12月から2025年1月までの期間で、計6日間ほど登壇いただくことを想定しています。 ○担当教員との講義づくり(事前打ち合わせ~講義に向けた教材・資料開発など) 現職の教員とタッグを組み、ご担当いただく講義設計から関わっていただきます。 具体的には、「カーボンニュートラルやSDGに関する企業の取組事例をご紹介いただくこと」と「ご自身の経験や社会ニーズなどを総合し高専で学ぶ数学や物理などがものづくり現場で活用されていることを体験できるような講義」をお願いしたいと考えています。 ※講義形式は問いません。業務経験を体系的に説明できるような設計ができればと考えています。 ※目的に則したより良いアイデアであれば、必ずしもカーボンニュートラルやSDGsに直接関連するテーマでなくても結構です。 ○講義の実施 下記日程にて実施予定です。 ①2024年12月10日(火)、②12月12日(木)、③12月19日(木) ④2025年1月7日(火)、⑤1月21日(火)、⑥1月30日(木) ※勤務時間は、1回2~3時間程度を想定しています。詳細のスケジュール等は、面談時にお伝えいたします。 ※講義は原則として対面(オフライン)、本校 荒川キャンパスでの実施となります。 【担当予定分野】 航空宇宙工学分野 └科目:工学力学、流体力学、航空宇宙工学概論 など ※これまで携わってきた領域・産業により、ご経験・得意分野も異なると思いますので、面談でご相談の上、適切な分野を担当いただきます。 【得られるキャリア価値】 ・ものづくりを専門に学びたいという意欲の高い学生に対して、自身の知見を教えることで、新たな気づきを得て、経験の棚卸しが期待できます。 ・また、それを持って、高専以外の企業内研修や他大学の教壇などに立つなど、キャリアの広がりも期待できます。 ・多様な高専の教員や副業先生同士のつながりも得ることが可能です。 【受け入れ態勢】 ・本校に関わる教員・事務員が、副業先生の活躍をサポートする体制を整えたいと考えております。 各担当教員との調整は、「For self-learning」の主担当教授である、齋藤がサポートいたします。
- 【副業兼業】「医療福祉工学」実践的なものづくり現場を伝える副業先生
生産技術・生産管理・製造技術機械設計電気・電子制御設計
東京都
【東京都立産業技術高専とは】 本校は、全国に3校しかない公立高専の1つ、東京都立の高等専門学校であり、多様化するニーズや高度化する技術に対応しながらイノベーションを起こす、ものづくりのスペシャリストを輩出しています。 また、次世代のものづくりに携わる技術者を目指す上ではカーボンニュートラルをはじめSDGsにも目を向ける必要があると考え、授業内外でカーボンニュートラルやSDGsについて学ぶ機会を取り入れており、「持続可能な社会づくり」や「持続可能なものづくり」を考えるきっかけとなる教育や機会も用意しています。 【募集背景】 近年、技術の複合化が進み専門分野だけでなくその関連分野の技術も習得していなければならない時代になってきていることから、本校では、1年生で数学や物理、情報リテラシーなど一般科目を多く学び、基礎学力を身につけた後、2年生以降に自分に合った専門コースを選択する体制をとっています。 しかし、ものづくりが好きで入学している生徒にとって、座学とものづくりの接続ができず、学習意欲を向上させることが難しい状況にあります。 そこで、「ものづくりに携わる技術者を目指すのであれば、自ら学ぶ姿勢や意欲を持ち続けてほしい」という思いから、1年生向けに自主学習の習慣をつけるための新しい教育プログラム「For self-learning」を導入しました。 本プログラムは、学生が日々の座学と、実際のものづくりの繋がりを実感できること、そして学生の学習意欲や主体性を引き出すことを目的に、年度ごとにカリキュラムを設計しています。 本校は、ものづくりのスペシャリストを輩出する学校として、学術的な側面の授業は既存の教員で自信を持ってできていますが、変化の速い社会の実態を教員だけでは実体験として伝えることが難しいため、ビジネスの最前線で活躍されているプロフェッショナル人材に力をお借りしたいと考えました。 特に、企業が取り組んでいる「カーボンニュートラルに挑戦している事例」や「SDGs達成のために取り組んでいること」など教科書には載っていない、実務に即したお話をお願いしたいと考えています。 (※募集背景の詳細は、公開中のビズリーチ公募記事を参照ください) 【業務内容】 今年度の「For self-learning」のカリキュラムとして、「SDGsに通じるものづくり事例やその取り組みの重要性を学生たちに伝える講義」を設置しました。 今回募集する副業先生には、外部講師としてその講義を担当していただきたいと考えています。 期間としては2024年12月から2025年1月までの期間で、計6日間ほど登壇いただくことを想定しています。 ○担当教員との講義づくり(事前打ち合わせ~講義に向けた教材・資料開発など) 現職の教員とタッグを組み、ご担当いただく講義設計から関わっていただきます。 具体的には、「カーボンニュートラルやSDGに関する企業の取組事例をご紹介いただくこと」と「ご自身の経験や社会ニーズなどを総合し高専で学ぶ数学や物理などがものづくり現場で活用されていることを体験できるような講義」をお願いしたいと考えています。 ※講義形式は問いません。業務経験を体系的に説明できるような設計ができればと考えています。 ※目的に則したより良いアイデアであれば、必ずしもカーボンニュートラルやSDGsに直接関連するテーマでなくても結構です。 ○講義の実施 下記日程にて実施予定です。 ①2024年12月10日(火)、②12月12日(木)、③12月19日(木) ④2025年1月7日(火)、⑤1月21日(火)、⑥1月30日(木) ※勤務時間は、1回2~3時間程度を想定しています。詳細のスケジュール等は、面談時にお伝えいたします。 ※講義は原則として対面(オフライン)、本校 荒川キャンパスでの実施となります。 【担当予定分野】 医療福祉工学分野 └科目:電気回路、機械設計製図、情報処理 など ※これまで携わってきた領域・産業により、ご経験・得意分野も異なると思いますので、面談でご相談の上、適切な分野を担当いただきます。 【得られるキャリア価値】 ・ものづくりを専門に学びたいという意欲の高い学生に対して、自身の知見を教えることで、新たな気づきを得て、経験の棚卸しが期待できます。 ・また、それを持って、高専以外の企業内研修や他大学の教壇などに立つなど、キャリアの広がりも期待できます。 ・多様な高専の教員や副業先生同士のつながりも得ることが可能です。 【受け入れ態勢】 ・本校に関わる教員・事務員が、副業先生の活躍をサポートする体制を整えたいと考えております。 各担当教員との調整は、「For self-learning」の主担当教授である、齋藤がサポートいたします。
- 【副業兼業】「ロボット工学分野」実践的なものづくり現場を伝える副業先生
機械設計生産技術回路・実装設計
東京都
【東京都立産業技術高専とは】 本校は、全国に3校しかない公立高専の1つ、東京都立の高等専門学校であり、多様化するニーズや高度化する技術に対応しながらイノベーションを起こす、ものづくりのスペシャリストを輩出しています。 また、次世代のものづくりに携わる技術者を目指す上ではカーボンニュートラルをはじめSDGsにも目を向ける必要があると考え、授業内外でカーボンニュートラルやSDGsについて学ぶ機会を取り入れており、「持続可能な社会づくり」や「持続可能なものづくり」を考えるきっかけとなる教育や機会も用意しています。 【募集背景】 近年、技術の複合化が進み専門分野だけでなくその関連分野の技術も習得していなければならない時代になってきていることから、本校では、1年生で数学や物理、情報リテラシーなど一般科目を多く学び、基礎学力を身につけた後、2年生以降に自分に合った専門コースを選択する体制をとっています。 しかし、ものづくりが好きで入学している生徒にとって、座学とものづくりの接続ができず、学習意欲を向上させることが難しい状況にあります。 そこで、「ものづくりに携わる技術者を目指すのであれば、自ら学ぶ姿勢や意欲を持ち続けてほしい」という思いから、1年生向けに自主学習の習慣をつけるための新しい教育プログラム「For self-learning」を導入しました。 本プログラムは、学生が日々の座学と、実際のものづくりの繋がりを実感できること、そして学生の学習意欲や主体性を引き出すことを目的に、年度ごとにカリキュラムを設計しています。 本校は、ものづくりのスペシャリストを輩出する学校として、学術的な側面の授業は既存の教員で自信を持ってできていますが、変化の速い社会の実態を教員だけでは実体験として伝えることが難しいため、ビジネスの最前線で活躍されているプロフェッショナル人材に力をお借りしたいと考えました。 特に、企業が取り組んでいる「カーボンニュートラルに挑戦している事例」や「SDGs達成のために取り組んでいること」など教科書には載っていない、実務に即したお話をお願いしたいと考えています。 (※募集背景の詳細は、公開中のビズリーチ公募記事を参照ください) 【業務内容】 今年度の「For self-learning」のカリキュラムとして、「SDGsに通じるものづくり事例やその取り組みの重要性を学生たちに伝える講義」を設置しました。 今回募集する副業先生には、外部講師としてその講義を担当していただきたいと考えています。 期間としては2024年12月から2025年1月までの期間で、計6日間ほど登壇いただくことを想定しています。 ○担当教員との講義づくり(事前打ち合わせ~講義に向けた教材・資料開発など) 現職の教員とタッグを組み、ご担当いただく講義設計から関わっていただきます。 具体的には、「カーボンニュートラルやSDGに関する企業の取組事例をご紹介いただくこと」と「ご自身の経験や社会ニーズなどを総合し高専で学ぶ数学や物理などがものづくり現場で活用されていることを体験できるような講義」をお願いしたいと考えています。 ※講義形式は問いません。業務経験を体系的に説明できるような設計ができればと考えています。 ※目的に則したより良いアイデアであれば、必ずしもカーボンニュートラルやSDGsに直接関連するテーマでなくても結構です。 ○講義の実施 下記日程にて実施予定です。 ①2024年12月10日(火)、②12月12日(木)、③12月17日(火) ④2025年1月16日(木)、⑤1月21日(火)、⑥1月30日(木) ※勤務時間は、1回2~3時間程度を想定しています。詳細のスケジュール等は、面談時にお伝えいたします。 ※講義は原則として対面(オフライン)、本校 荒川キャンパスでの実施となります。 【担当予定分野】 ロボット工学分野 └科目:設計製図、電気回路、電子回路 など ※これまで携わってきた領域・産業により、ご経験・得意分野も異なると思いますので、面談でご相談の上、適切な分野を担当いただきます。 【得られるキャリア価値】 ・ものづくりを専門に学びたいという意欲の高い学生に対して、自身の知見を教えることで、新たな気づきを得て、経験の棚卸しが期待できます。 ・また、それを持って、高専以外の企業内研修や他大学の教壇などに立つなど、キャリアの広がりも期待できます。 ・多様な高専の教員や副業先生同士のつながりも得ることが可能です。 【受け入れ態勢】 ・本校に関わる教員・事務員が、副業先生の活躍をサポートする体制を整えたいと考えております。 各担当教員との調整は、「For self-learning」の主担当教授である、齋藤がサポートいたします。
- 【副業兼業】「情報通信工学分野」実践的なものづくり現場を伝える副業先生
SE(Web・オープン系)情報システム・社内SE回路・実装設計
東京都
【東京都立産業技術高専とは】 本校は、全国に3校しかない公立高専の1つ、東京都立の高等専門学校であり、多様化するニーズや高度化する技術に対応しながらイノベーションを起こす、ものづくりのスペシャリストを輩出しています。 また、次世代のものづくりに携わる技術者を目指す上ではカーボンニュートラルをはじめSDGsにも目を向ける必要があると考え、授業内外でカーボンニュートラルやSDGsについて学ぶ機会を取り入れており、「持続可能な社会づくり」や「持続可能なものづくり」を考えるきっかけとなる教育や機会も用意しています。 【募集背景】 近年、技術の複合化が進み専門分野だけでなくその関連分野の技術も習得していなければならない時代になってきていることから、本校では、1年生で数学や物理、情報リテラシーなど一般科目を多く学び、基礎学力を身につけた後、2年生以降に自分に合った専門コースを選択する体制をとっています。 しかし、ものづくりが好きで入学している生徒にとって、座学とものづくりの接続ができず、学習意欲を向上させることが難しい状況にあります。 そこで、「ものづくりに携わる技術者を目指すのであれば、自ら学ぶ姿勢や意欲を持ち続けてほしい」という思いから、1年生向けに自主学習の習慣をつけるための新しい教育プログラム「For self-learning」を導入しました。 本プログラムは、学生が日々の座学と、実際のものづくりの繋がりを実感できること、そして学生の学習意欲や主体性を引き出すことを目的に、年度ごとにカリキュラムを設計しています。 本校は、ものづくりのスペシャリストを輩出する学校として、学術的な側面の授業は既存の教員で自信を持ってできていますが、変化の速い社会の実態を教員だけでは実体験として伝えることが難しいため、ビジネスの最前線で活躍されているプロフェッショナル人材に力をお借りしたいと考えました。 特に、企業が取り組んでいる「カーボンニュートラルに挑戦している事例」や「SDGs達成のために取り組んでいること」など教科書には載っていない、実務に即したお話をお願いしたいと考えています。 (※募集背景の詳細は、公開中のビズリーチ公募記事を参照ください) 【業務内容】 今年度の「For self-learning」のカリキュラムとして、「SDGsに通じるものづくり事例やその取り組みの重要性を学生たちに伝える講義」を設置しました。 今回募集する副業先生には、外部講師としてその講義を担当していただきたいと考えています。 期間としては2024年12月から2025年1月までの期間で、計6日間ほど登壇いただくことを想定しています。 ○担当教員との講義づくり(事前打ち合わせ~講義に向けた教材・資料開発など) 現職の教員とタッグを組み、ご担当いただく講義設計から関わっていただきます。 具体的には、「カーボンニュートラルやSDGに関する企業の取組事例をご紹介いただくこと」と「ご自身の経験や社会ニーズなどを総合し高専で学ぶ数学や物理などがものづくり現場で活用されていることを体験できるような講義」をお願いしたいと考えています。 ※講義形式は問いません。業務経験を体系的に説明できるような設計ができればと考えています。 ※目的に則したより良いアイデアであれば、必ずしもカーボンニュートラルやSDGsに直接関連するテーマでなくても結構です。 ○講義の実施日程(6日間) 下記日程にて実施予定です。 ①2024年12月10日(火)、②12月12日(木)、③12月17日(火) ④2025年1月16日(木)、⑤1月21日(火)、⑥1月30日(木) ※勤務時間は、1回2~3時間程度を想定しています。詳細のスケジュール等は、面談時にお伝えいたします。 ※講義は原則として対面(オフライン)、本校 荒川キャンパスでの実施となります。 【担当予定分野】 情報通信工学分野 └科目:電子回路、基本プログラミング、電磁気学など ※これまで携わってきた領域・産業により、ご経験・得意分野も異なると思いますので、面談でご相談の上、適切な分野を担当いただきます。 【得られるキャリア価値】 ・ものづくりを専門に学びたいという意欲の高い学生に対して、自身の知見を教えることで、新たな気づきを得て、経験の棚卸しが期待できます。 ・また、それを持って、高専以外の企業内研修や他大学の教壇などに立つなど、キャリアの広がりも期待できます。 ・多様な高専の教員や副業先生同士のつながりも得ることが可能です。 【受け入れ態勢】 ・本校に関わる教員・事務員が、副業先生の活躍をサポートする体制を整えたいと考えております。 各担当教員との調整は、「For self-learning」の主担当教授である、齋藤がサポートいたします。