ポールトゥウィン株式会社

ポールトゥウィン株式会社

【#01】ゲームデバッグ業界のパイオニアが「総合的ITソリューション企業」へ事業拡大中

ゲームデバッグ業界のパイオニアとして成長を続けてきたポールトゥウィン株式会社(以下、PTW)。創業30周年を迎え、お客様から高い評価を受ける同社ですが、近年、会社統合やM&Aに積極的に取り組んでおり、ビジネスモデルを含めた大きな変革に挑んでいます。その狙いと、今必要とする人物像などについて、代表取締役CEOの橘鉄平氏と代表取締役COOの志村和昭氏にお話を伺いました。

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募集期間:2024年9月24日(火)〜 2024年10月21日(月)

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  • デバッグやIT領域の知見を生かし、総合的なITソリューションを提供

    代表取締役 CEO/橘 鉄平(右) 代表取締役 COO/志村 和昭(左) ──PTWとはどのような会社なのか、事業内容やミッションを含めてお聞かせください。 橘:PTWは1994年に設立された会社で、今年でちょうど創立30周年を迎えました。一般的にはゲームデバッグの会社として知られていますが、最近はゲームだけでなく、ソフトウエアの検証・テストやカスタマーサポート、ネットサポートなどの4つの事業を展開しています。 PTWは今まさにビジネスモデルの変革に取り組んでいます。これまではBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)というビジネスモデルで、お客様のマンパワーが足りないところを外注という形で請け負ってきました。いわゆる工数単位で対価をいただいていたわけですが、現在はオリジナルのITソリューションを幅広く提供しています。 私たちは、「PTWに任せればすべてうまくやってくれる」会社でありたいと思っています。イメージとしてはMacのコマンドキー、Windowsのコントロールキーのように「ここさえ押せば、あらゆるアクションを起こすことができる」会社です。デバッグやIT領域の知見を生かし、ワンストップで何でもできる利便性と万能性、そしてクオリティーを保障する会社でありたいと考えています。 そんなPTWは「“新しい”を共につくりだす」というミッションを掲げています。世の中をより便利に、より楽しいものに変えていく新しいサービスやプロダクトを、お客様と一緒に作り出すという思いを込めています。 ──PTWでは、以前よりM&Aに積極的に取り組むことで事業拡大を続けていますが、このような戦略を推進する理由・目的をお聞かせください。 志村:これまでゲームデバッグでは、業界のパイオニアとしての実績を築いてきました。そこは確実に安定拡大していきながら、ソフトウエアのテスト・検証事業も大きく成長させつつ、周辺のユーザーサポートや、モニタリングといわれる監視事業などの分野も伸ばしていきたいと考えています。 実際に、Eコマース不正対策、カスタマーサポートなどを展開する「ピットクルー」、ソフトウエアを中心にその品質を第三者の観点で検証し不具合を減らし、開発会社やメーカーへのコンサルティングも行う「クアーズ」といった会社をグループに招き、2022年には3社を統合しました。統合のシナジーを生かして、ゲームデバッグ、ソフトウエア検証、ユーザーサポート、モニタリングの4本柱を国内、海外ともに成長させていくことが、まずは基本戦略となります。 橘:システムソリューションやDX支援、メタバース事業、IPコンテンツプロデュース、ゲーム・アニメーション事業、マーケティングやプロモーション事業を手掛ける会社など、PTWグループやホールディングスの傘下の会社を含めると、さらに事業の幅が広がります。 このような企業のM&Aを行うのは「現状維持をしない」という私たちの姿勢が影響しています。ゲームデバッグという業務の性質もあり、私たちは業務に対して真摯に、誠実に取り組むことを強みとしています。これによってお客様の信頼や評価も勝ち得てきたと自負しています。 しかし、ただ真面目に淡々とこなすだけでは、もしもその技術が時代遅れの代物となってしまったときに対応することができません。そうした点からも、常に進化し続けなくてはいけないということが第一にあります。 会社の持続的な成長を考えたとき、これまで培った技術を研さんして高めると同時に、新しいことにチャレンジしていく若さのような部分も必要になってきます。私たちが得意としてきた研さんは「成熟」ではあるけれども、「成長」とは言えない。成長していくための手段の一つとして、M&Aを含め、さまざまな分野や事業に挑戦しています。

    トップラインを伸ばしてグループ売上高1,000億円を目指す

    代表取締役 CEO/橘 鉄平

    ──既に何社もM&Aに成功しており、挑戦と成長を続けている最中かと思いますが、ここまでの手ごたえ、成果という部分ではいかがでしょうか。 橘:私自身は「トップライン(売上高)を伸ばしていこう」という話をしています。ビジネスですからもちろん利益は重要なのですが、分かりやすい会社の規模として、まずは売上を伸ばしていきたいと考えています。 その部分は、私が社長に就任して以来の6年間で、ある程度の結果を残すことはできたと感じていますし、M&Aもトップラインを伸ばす一つの手段として機能したと考えています。今後については、具体的に2028年度でグループ売上高1,000億円というラインを目指しています。 従業員数も国内外で1万人というところに入ってきたなか、今後はより多様性を持って、面白いことをやっていく会社にしていきたいと考えています。そして、社員の皆さんが会社の未来により期待できるようにしたいし、明るい展望を持ってもらいたい。そういう気持ちで今も取り組んでいるところですね。 志村:ピットクルー、クアーズの統合によって得られたメリットは、非常に大きかったと捉えています。企業規模が拡大したことによって受けられる投資額や顧客の拡大、メンバーの新たなキャリアの創出など、それまで得られなかった恩恵、施策の実施を推進できたと感じています。こういった環境整備によって人材の定着率も高まり、それによってサービスの品質も向上する。こういった好循環を生み出すことができた数年間だったと思っています。 またサービス面でも、会社が統合したことで、ゲームデバッグのチームとソフトウエアテストのチームが連携しやすくなったり、カスタマーサポートとゲームデバッグをセットにしてお客様に提案できるようになったり、業務面の統合シナジーも生まれました。結果として、お客様のビジネスの上流からパートナーとして組ませていただくことによって、これまで以上に幅広い提案ができるようになったと感じています。また、これらさまざまなサービスをワンストップで提供できる会社は多くないと自負しており、PTWの新たな強みにもなったと考えています。

  • 事業拡大フェーズのなか、思いと能力のある人材には大きくキャリアアップできる可能性も

    代表取締役 COO/志村 和昭

    ──そのように事業拡大されるなか、今後入社される方に期待していることは何でしょうか。 橘:M&Aやグループ内の会社統合によって、プロジェクトの規模も大きく、内容も高度化、複雑化しているので、多様なサービスやプロジェクトをまとめ、お客様への提供に向けてプロジェクト推進できるプロジェクトマネージャーといった人材を必要としています。 なお、多様なサービスを提案するには、お客様のビジネスをより上流から理解し支援することが求められます。そのため、ビジネスを理解して提案し、長期間にわたる関係性を構築するアカウントマネージャーを担うビジネスパーソンも求めています。 志村:加えて、リーダー層、マネジメント層にあたる方にもご入社いただきたいですね。さまざまな事業を拡大しているところなので、社内の人材の活躍を支えつつ、新たな挑戦をしやすい環境や土壌を整えられる方が活躍できる場を、PTWが提供します。 リーダー層、マネジメント層はマネジメント経験と業界・当社サービスに関する一定のスキルがあれば業界経験は必須ではありません。事業を拡大中なので、幅広く多様な人材に興味を持ってもらいたい。私たちと一緒に成長していく気持ちを持っていただけるとうれしいです。

    ──マインド面ではどのような方に入っていただきたいとお考えでしょうか。 橘:PTWには業務に対して真面目に、誠実に取り組むメンバーがとても多いです。そういう人たちにはもちろん来てもらいたいですし、一生懸命仕事をする人を正当に評価して、きちんと報いる風土もあると思っています。同時に、今は事業を拡大するフェーズでもあるので、「新しい分野に挑戦したい」「お客様にこれまでにないアイデアを大きな規模で提案できる」といった、挑戦が好きな人材にも来てほしいと思っています。 志村:キャリアアップという側面で考えたとき、これまではテスターからリーダーになっていくキャリアが一般的でしたが、現在ではプロジェクトマネージャーやアカウントマネージャー、プランナーといった、新たなキャリアパスも出来上がってきました。 また事業拡大や新規事業開発などを進めるなかで、意欲と能力があって、社内でそれなりの成果や実績を出した方であれば、グループで新しい会社を立ち上げて社長になることすら夢ではありません。思いと能力のある方にとっては、キャリアアップの可能性が広く広がる、そういう会社だと思っています。 橘:このように話すと、若くて優秀な人ばかり求めているように感じられるかもしれませんが、そんなことはありません。実際に、現在の部長クラスの多くがキャリア入社者です。40代、50代の方もおり、それまでのキャリアで培ってきた経験やスキルを活用して、もう一度新しいことに挑戦する人たちがたくさんいます。 事業拡大フェーズにあるPTWは、新しいことにチャレンジしたい方にとっても魅力的に感じてもらえると思っています。自らの力と経験を新しい環境を生かしたいと思う方と働けることを楽しみにしています。

  • 【連載】デバッグ事業のパイオニア──その変革期に描けるキャリアとは(全3回)

    1994年に設立し、2024年に創立30周年を迎えたPTW。ゲームデバッグ事業を軸に事業を推進してきた同社では、M&A等による事業拡大を通して、総合的なITソリューションを提供する会社へと変革を遂げています。そんな同社で描けるキャリアの可能性や働く魅力などについて、3回の連載を通じて紹介します。

    【#02】創業30年の技術・知見で、ソフトウェアテスト事業の価値を創造する

    ※【#02】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    1994年にゲームデバッグ専業の会社として発足し、現在では開発から運用まで、各工程における課題に応じた多様なサービスを提供するPTW。創業30周年という節目を迎えた今、総合的なITソリューション企業としてさらなる躍進を目指し、「ソフトウェアテスト事業」を強化しています。今後の成長を支えるソフトウェアテスト事業の展望や今求める人材像などについて、同事業をけん引する取締役CHROの西潤一郎氏とグループマネージャーの田中かおり氏の2名にお話を伺いました。

    【#03】デバッグ×カスタマーサポートの知見で新たな事業に挑む

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    ゲームデバッグの会社として1994年に発足したPTW。同社の創業事業であるゲームデバッグ事業と、ゲームデバッグ事業の知見を生かして規模拡大を続けているカスタマーサポート事業を担う「第一事業部」では、今後の事業戦略として最先端のエンターテインメント領域や新規事業への進出を目指し、採用を強化しています。今後の第一事業部の展望と今求める人材像などについて、同部をけん引する川岸芳法氏、岡本氏にお話を伺いました。

募集職種

  • 【新規部署/モバイル領域専任アカウントマネージャー】サービス企画〜案件獲得まで一気通貫でお任せいたします

    プロジェクトマネージャー(Web・オープン系)ゲームプロデューサー・ディレクター・プランナー法人営業

    東京都

    モバイルゲームQA、およびその周辺領域の事業戦略策定と推進を担う「モバイル事業推進室」の立ち上げに伴い、中心メンバーとして、アカウント(クライアント企業様)向けのサービス企画から提案、案件獲得後のPDCAまで一気通貫で業務をお任せします。 【具体的には】 ・戦略上重要となるアカウントの案件獲得に向けたプランニング ・営業部/事業部と連携したプラン提案や営業関連活動 ・QAおよびその周辺領域における新規サービスの検討と立案 ・担当領域における予算数値管理、またそれを達成するための活動計画の策定と進行 ・事業戦略に関する部署内協議や部署施策の推進 など 【モバイル事業推進室について】 今年の10月より立ち上げた部署で、ゲーム業界での経験豊富な室長とともに中長期の事業発展に向けて、ご経験を活用し、大きな成果を生みだしていただきます。 【当ポジションの魅力】 ・注力事業であるモバイルゲームQA領域の事業推進/アカウントリレーション構築/新規サービス立ち上げに携われます ・経営層に近いポジションで発案し実行できるスピード感やダイナミックさがあります ・社内外の多くの関係者を巻き込んだサービス創りに携われます ・ゲーム開発運営におけるBtoCビジネスの知見やキャリアを活用しやすいため、BtoBビジネスへの新たなチャレンジがしやすい環境です