ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

【#02】多様な経験が価値になる。BCGで自分らしいキャリアを描く
グローバルなコンサルティングファームとして、戦略課題の解決や成長機会の創出に取り組んでいるボストン・コンサルティング・グループ(以下、BCG)。BCGで活躍するコンサルタントは、多様な経験を生かして、クライアントに価値を提供しています。今回は、事業会社を経てコンサルタントとして活躍する2名に、BCGの魅力や仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。
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募集期間:2024年3月7日(木)〜 2024年4月3日(水)
本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。事業会社で得たマーケティングの知見で、企業成長を支援したい
Partner/梅田 由記 ──これまでの経歴と、BCGへ転職した経緯をお聞かせください。 私は事業会社とBCGを行き来している経歴です。新卒で入社したのは大手家電メーカーです。一般消費者向けの家電マーケティングに携わりたいと思っていたのですが、なかなか希望が通らず、5年弱で退職を決意。そんななか出会ったのがBCGでした。 入社してからは、BCGでのプロジェクトを通じてマーケティングに関してもたくさんの経験ができました。しかし、コンサルタントではない立場でマーケティングに携わりたい気持ちが日に日に強くなり、再度転職。BCGを離れ、製菓会社や大手化粧品メーカーなどでマーケターとして経験を積みました。事業会社の社員としてブランドマネジメントなどに携わった経験が、コンサルタントに戻った今でも役立っています。 BCGに戻る前には同業他社も検討しました。しかし「現場に入って戦略の実行にも携わり、お客様に価値を提供すること」に撤しているBCGが自分に一番合っていると感じて、2023年に3度目の入社をして今に至ります。 ──現在担当されている仕事について、教えてください。 「マーケティング・セールス・プライシング」というチームにおいて、日本の共同代表をしています。 BCGの組織は、産業軸とテーマ軸の2軸で構成されています。産業軸にはクライアントの業界別に案件を担当するチーム、テーマ軸にはM&Aなど専門領域を持ったチームがあり、私のチームは後者に属しています。お客様への事業支援にあたってマーケティングの知見が必要になった際には、業界を問わず、私たちもそのプロジェクトに参加しています。 私は「パートナー」という役職において、お客様との関係構築や、これまでの関係をもとにした新規案件の開拓をするのが主な役割です。プロジェクトのリーダーを務めるだけではなく、「お客様に、より価値の高い提案をするためにできること」をより高い視座に立って考えることも、パートナーの仕事の一部です。 ──仕事のやりがいやおもしろさを感じるのは、どんなときですか。 一例に、新規事業や新ブランドを立ち上げる案件があります。ターゲットを決めるための定量・定性調査を通して、「市場の中でユニークなポジショニングを構築するための消費者インサイト(購買の原動力となる潜在的な消費者心理)」を見つけた瞬間の高揚感は、何にも代えがたいものがあります。 マーケティングのフレームワークは普遍的で、一度学んだことは、業界を問わず応用できます。これまでたくさんの業界のお客様へ事業支援してきましたが、そのなかには、会社の売り上げを支える柱に成長するケースも。自分が関わったプロジェクトがお客様の事業に貢献できているのは、とてもうれしいことです。 プロジェクト終了後に、お客様から「うちの社員が成長した」と言っていただくことも少なくありません。一緒に取り組んできた結果、成長を実感していただけると喜びもひとしおです。
プライベートと仕事を両立しながら、働き方を自分でデザインできる環境
──さまざまな会社を経験している梅田さんが思う、BCGの魅力を教えてください。 クライアント企業の経営層やマネジメント層と直接議論ができるところです。経営コンサルタントの仕事をしていなければ、企業の経営者と議論をする機会はそうそうないと感じます。そのようにして導き出した変革への道筋が、日本社会への貢献にもつながると考えると、非常にダイナミックな仕事だと思います。 また、メンバーがお互いの成長を真剣に考えている人ばかりなのも魅力です。お客様の事業に貢献するには、まずは自分たちの成長が不可欠。それぞれのノウハウを教え合ったり助け合ったりと、BCG社員は皆、いい意味で「おせっかい」だと思います。 ──仕事とプライベートの両立は、どのようにされているのでしょうか。 私は2児の母ですが、BCGは育児と仕事を両立しやすい環境が非常に整っていると思います。「十分なアウトプットが出せていれば、勤務時間や働き方は問わない」という思想のもと、働く時間も場所も自分で自由にデザインできます。業務量や働く日数も個人の事情に合わせて調整できるので、とても助かっています。 また、一日のスケジュールも自分でコントロールできる範囲が大きく、業務に集中する時間を確保できるのもいいところです。私生活のことも考えながら、効率的にスケジュールを組み立てられる環境が整っています。 ──今後のキャリアの展望を教えてください。 広くお客様へマーケティングの考え方を伝えていくことで、1社でも多くの日本企業がグローバルで成長できるよう支援したいと考えています。これまで私が事業会社で経験してきたマーケティングの経験を形式知化し、多くの企業に伝えていきたいです。 加えて、BCGで働く女性メンバーの出産や妊娠などのサポートにも力を入れていきたいです。BCGでは仕事における男女差はありませんが、妊娠・出産はどうしても女性側に負担がかかるため、不安に感じている人が多いのも事実です。その不安を取りのぞけるような働きかけをすることも、私の役割だと思っています。 ──最後にこの記事をご覧の方へメッセージをお願いします。 お客様に価値をお届けするには、多様な価値観を持った人が集まる環境が必要です。いろいろなタイプの社員がいたほうが、より良い提案ができるようになります。ですので、年齢や性別・国籍を問わず、BCGに興味を持ってくださった方は、ぜひ扉をたたいていただきたいです。 コンサルタントは多忙ですが、私はこれを「お客様に価値を届ける」目的に注力できる「意味のある忙しさ」だと思っています。非常に濃密な時間を過ごし、短期間でも成長が感じられると思いますので、そういった環境に身を置きたい方とぜひ一緒に働きたいです。
研修を通して、ビジネスの根幹となる思考スキルを身につける
Senior Associate/小澤 早乃花 ──小澤さんは2022年にBCGに入社されていますが、これまでの経歴や転職した経緯を聞かせてください。 BCGに入社する前は、新卒で入社した外資系ソフトウエア会社の日本法人で働いていました。 本社が打ち出した企画に沿って広告を作る仕事などをしていたのですが、広告を日本の市場に合わせたいと思っても、なかなか提案を受け入れてもらえない状況がありました。もっと経営の近くで意思決定に携わり、組織を変えるような戦略を考えたいと思うようになり、転職を決意しました。 BCGを選んだのは、学生時代に海外で生活した経験を生かし、グローバル案件に関われるコンサルティング企業を希望していたからです。また、一緒に働く人の人柄やカルチャーも重視していました。その点、BCGは面接官として会った社員がとても親切で魅力的であり、内定後に年次の近いメンバーと話した際も、私が不安に感じていたことに率直に回答をくださったので、安心してBCGに入社を決めました。 ──これまでに手がけた仕事で、印象に残っているものはありますか。 入社後半年ほどたった頃に担当した新規事業立ち上げ戦略の立案です。私はそのプロジェクトの中で、お客様が進出する市場規模の定量分析を担当しました。 私にとって定量分析は初めての経験だったので、社内の研修コンテンツの内容を参考にしたり、メンバーやエキスパートに相談したりしながら進めました。クライアントにとって意義のある調査内容をまとめられたことや、ゼロから定量分析をやり遂げたこともあり、とても達成感があったのを覚えています。 またそのときのクライアントから、直接感謝の言葉をいただいたのも印象に残っています。「市場規模が分かったことで、新規事業の魅力を再確認でき、自信がついた」「データを出してもらえて本当にうれしい」と喜んでいただきました。 また、海外クライアントの日本市場進出を支援したケースも印象的でした。日本市場に精通していないクライアントと日本独自の文化・商習慣に関する定量・定性データ分析をもとに議論を重ね、当初の検討内容をより現実的なものに作り上げられた経験が記憶に残っています。 ──コンサルタント未経験で入社されていますが、オンボーディングや研修制度はいかがでしょうか。 研修用のコンテンツは、BCGのポータルサイト内に国内外の様々な内容が用意されており、かなり充実していると思います。プロジェクトによってはまだ実績のないリサーチや分析が必要になりますが、そのサイトをチェックすればたいてい参考になるコンテンツが見つかるため、業務を進めるうえで非常に役立っています。 また、入社して1年ほどたった頃に参加した海外研修も印象に残っています。アジアパシフィック地域で働く年次の近い社員が集まって開催され、さまざまな国のメンバーと疑似グローバルケースに取り組みました。いつか海外の案件を担当したいと思っていた私にとっては、国による考え方や物事の進め方の違いも感じられて、とても勉強になりました。
アクションプランも含めた細やかな指導で、日々成長を実感した
──お仕事のなかで、苦労したことはありましたか。 私は異業種・未経験からの転職でしたが、幸いにも「全然ついていけない」と思うことはありませんでした。 わからない点やつまずきは、週次のフィードバック面談でマネージャークラスに気軽に相談でき、アドバイスをもらったり、解決策を一緒に考えてもらえたりします。「何かにつまずいて、ずっとそこから抜け出せない…」といったことは、起きにくいと感じます。 ──小澤さんが特に成長を感じる部分は、どんなところですか。 たくさんの経験をするなかで、「自分なりの仮説を立てて検証する」というコンサルタントならではの思考スキルが身につきました。この思考はビジネスの過程でとても役に立つスキルです。この先の長い社会人生活を送るうえでの、強固な基礎が得られたと思っています。 ──最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。 経営コンサルタントは、全社レベルでの戦略策定や全社改革といった魅力的な案件にたくさん携われる、とてもエキサイティングな仕事です。BCGにはグローバルな案件も多くあり、自分から手を挙げて希望する案件に入ることもできます。 また、社員交流やボンディングの機会も多く設けられていて、気になるプロジェクトのメンバーに直接話を聞くこともできます。そういった形で社内のつながりを増やしていけるような場が準備されているのも魅力だと感じています。興味を持ってくださった方はご応募いただけたらうれしいです。
【連載】自分の可能性がさらに広がる場所。BCGに今、参画すべき理由(全3回)
戦略コンサルティングのパイオニアとして1963年に創設された、ボストン・コンサルティング・グループ(以下、BCG)。国内のみならずグローバル規模の戦略案件を多数手がけ、コンサルタントとして多様な機会を得られる環境が整っています。BCGならではの強みや、同社だからこそ得られるキャリアなどについて、3回にわたってお届けします。
【#01】名古屋・関西から日本と世界を元気にする戦略コンサルタントへ
※【#01】での募集は終了しました。 詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
東海・関西エリアのクライアントにより貢献するべく存在しているのが、名古屋オフィスと関西オフィス(大阪・京都)です。両拠点で、製造業やヘルスケア業界を支援するコンサルタント2名に名古屋・関西で働く醍醐味やキャリアを形成する魅力などを伺いました。
【#03】戦略×デジタルで、クライアントの多様な経営課題に挑む
※【#03】での募集は終了しました。 詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
BCG Technology and Digital Advantage(TDA)は、高い課題解決力と最先端の技術知見をもとに、クライアントのデジタルトランスフォーメーションをリードしています。BCGのデジタル戦略の要として、経営のトップアジェンダに携わる醍醐味について、プリンシパル、リードアーキテクトの2名にお話を伺いました。