パナソニック インダストリー株式会社

事業を創り、数年先の社会に貢献。ここでしかできない電子デバイス開発
モノづくりにおける労働力不足、情報化社会の進展にともなうデータ爆発、モビリティ社会における環境・安全性要求の高まりなどを背景に、継続的な進化が求められる領域に注力し、コンデンサ、小型サーボモーター、EVリレー、電子材料など、固有の材料技術やプロセス技術で特長の際立つ顧客価値を提供し続けているパナソニック インダストリー。今回は情報通信インフラや環境アプリ・車載、PCやスマートフォンなどのICT機器など、幅広い業界・世界中のお客様に対し、コンデンサなど種々の高性能デバイスで貢献するデバイスソリューション事業部の仕事について、東京開発室で管理職を務める上田史朗氏にお話を伺いました。
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募集期間:2024年3月21日(木)〜 2024年4月17日(水)
本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。回路設計や材料・デバイス開発で技術力を発揮し、社会に実装していく
デバイスソリューション事業部 東京開発室 主幹/上田 史朗 ──デバイスソリューション事業部の事業概要についてお聞かせください。 パナソニック インダストリーにはメカトロニクス事業部、産業デバイス事業部、デバイスソリューション事業部、電子材料事業部の4事業部があります。そのなかで私が所属するデバイスソリューション事業部は、フィルムキャパシタBU、抵抗・センサBU、インダクタ・セラミックBU、導電性・アルミキャパシタBU、サーミスタ・レンズBUという専門性を持った5つのビジネスユニットから構成され、電子デバイス部品のなかでも、コンデンサやインダクタ、センサ、バリスタ、抵抗器等の製品の設計・開発・製造・販売を行っています。 生産拠点は国内に11拠点、海外はアジアを中心に9拠点、それ以外にパナソニック インダストリーとしてお客様サポート・販売拠点を国内外に50拠点設けています。 ──デバイスソリューション事業部での開発体制や戦略についてお聞かせください。 デバイスソリューション事業部のなかで私が所属している東京開発室や大阪府門真市にある技術開発センターでは、ビジネスパートナーであるお客様の求める性能を実現し、社会に貢献することをミッションに掲げています。5~7年の中長期で必要となる製品を見立てて、デバイス探索や材料開発を行っています。また、東京開発室では、デバイスが搭載される回路・システムの技術動向を見極め、新規デバイスの企画・開発から、セットの使われ方を含めたソリューション提案、各拠点で生産性を上げるためのDXによる仕組みづくりやCAEでのシミュレーションまで行っています。 技術開発センターでは現在、自動車やICTインフラ、ICT機器の分野に注力しています。ICTインフラでいえば、通信基地局やサーバーの部品の開発がその一例です。近年、生成AIの活用が活発になってきていますが、生成AIを使用するにはたくさんの電力が必要となります。そのために必要となるのが、大容量のコンデンサです。回路側から考えて、5~7年後の中長期でどれくらいの容量のコンデンサが必要になるか予測し、設計・開発しています。
電子デバイスの第一線を走り続けられる「技術」「人」の強み
──技術開発センターの強みや提供価値は、何だと思われますか。 大きく2つの特徴があると考えています。1つ目は、部品だけでなく材料の段階から設計・開発している点。2つ目は、生産設備を内製している点です。 また、パナソニックがこれまで培ってきた家電や車載用リチウムイオン電池などの生産技術を取り入れられる点も大きな強みです。グループ間のシナジーを感じます。 そのなかでも抵抗器の事業は、開発を開始してから約90年の歴史を紡いできました。これほど長く抵抗器の技術で第一線を歩んでこられたのは、当社が常に新しいものを世に出し続けてきたからだと思っています。長い歴史のなかで蓄積してきたナレッジや技術はもちろん、それを支えてきた「人」という資源が、現在のパナソニック インダストリーを支えています。
技術の幅やネットワークを広げ、ステップアップできる環境
──上田さんはパナソニックグループでの設計や開発を幅広く経験されているそうですが、デバイスソリューション事業部に所属されるまでのキャリアの歩みを教えてください。 私は2005年に、当時のパナソニック、東芝、日立製作所が立ち上げたジョイントベンチャーからキャリアをスタートし、2010年にパナソニックの液晶ディスプレイの部門に移りました。 そこでは、ノートPCやタブレットなどの液晶ディスプレイの設計、開発、生産、販売を幅広く担当しました。液晶ディスプレイを海外に輸送するための梱包を設計したり、チェコやマレーシアの工場で量産化の立ち上げをしたりといった経験もしてきました。また、中国の蘇州に駐在し、中国のローカルメンバーが現地の工場を運営できるよう、中国人技術者の育成にも携わりました。 その後、液晶ディスプレイ事業の終了とともにパナソニック インダストリーへ異動となりました。 ──現在はどのような業務を担当されているのでしょうか。 1つが、回路側から見たデバイスの探索です。例えば、これから5年後にサーバーの電力が上がるとした場合、電力が上がった分、発熱量も大きくなります。それを冷やす手段として、送風で冷やすのか、液体に浸けるのか、5年先を見越して必要な材料を開発していく必要があります。そうした回路システムから見た場合の部品デバイスとしての要求仕様を読み解くことが、重要な業務の一つです。 新しい材料を開発するうえでは、技術開発センターは5~7年先を見据えた取り組みをしますが、各生産拠点では2~3年先を想定して材料開発をしています。こうした開発において、各拠点と技術開発センターに所属するノウハウを持った技術者とが連携し、製品の量産に向けて取り組んでいます。 もう1つが、より生産性の高い開発体制を生み出すための仕組みづくりにかかわる業務です。具体的には、工場に蓄積しているデータを分析し、開発工程の改善をするといったDXの取り組みを進めています。また、CAEを用いてシミュレーションを行い、設計や開発時間の短縮なども試みています。 技術開発センターでは社内のメンバーとのやり取りだけでなく、お客様など社外の方と打ち合わせする機会もあります。お客様のニーズがある程度明確になり、コストと開発期間が決まった状態で製品開発に着手することが多いです。市場のニーズについては、お客様に直接伺ったり、パナソニックのグループ会社の担当者に聞いたりすることもあります。
幅広い分野で吸収した技術が、目の前の製品開発に応用できる
──技術開発センターで働く魅力や得られる経験には、どのようなものがありますか。 技術開発センターは抵抗器、インダクタ、コンデンサ、センサなど、さまざまな製品を扱っており、何か一つの製品に閉じてしまうことがない、「専業でない」ことが、技術者の幅を広げるうえで魅力だと思います。 社内に目を向けると、産業デバイスやメカエレクトロニクスといった領域の異なる事業部もあり、研究開発や製造技術など、自分の強みや経験を生かして領域を広げていくことも可能です。さまざまな分野の技術を吸収しながら、それらを目の前の製品開発に生かせる点は魅力だと思います。 私自身、設計から製造まで幅広く経験し、さまざまな技術の知見を身に付けたことが、新しいアイデアや発想を出す際に役立っていることを実感しています。狭く深く専門性を磨くこともよいのですが、さまざまな経験を積めたことで、幅広い分野に対しアイデアを応用できていますね。
各分野のスペシャリストと連携し、新しいものを生み出す挑戦
──技術開発センターでは現在、どのような人財を求めていますか。 当社は100年以上にわたって第一線でモノづくりをしてきましたが、近年では競合他社との競争が激しくなり、デバイスの小型化やさらなる品質向上が求められています。そこで、外部から人財を募り、新しい風を取り入れたいと考えています。 その前提として、デバイスの設計・開発の経験をお持ちの方に参画していただきたいと考えています。また、マインド面では、失敗を恐れず積極的にチャレンジし、新たな価値を生み出そうという気概を持っていることが重要です。これまで技術開発センターの内部になかった新しい視点やアイデアを持ち、課題に対して果敢に挑んでいける方を求めています。 ──技術開発センターで活躍している人財やカルチャーについての特徴はありますか。 技術開発センターには特定の分野のスペシャリストたちが集まっています。パナソニック インダストリーで長年キャリアを積んできた人もいれば、前職で専門分野に携わり、当社にキャリア入社してきた人もいます。 当社で活躍しているメンバーに共通する点として、何事にも積極的に働きかける人が多いです。 例えば、電池一つとってもリチウムイオン電池やマンガン電池など種類があり、コンデンサにもいろいろな種類があります。デバイスソリューション事業部は、開発している材料によってチームが細分化されています。そうしたチームの垣根を越えて積極的にコミュニケーションを取れる人が活躍している印象です。 担当領域は違っても、お互いが抱えている問題を意識し合いながら、自らが持つ技術やアイデアを持って積極的に働きかけることで、問題解決がスムーズに進みます。他の領域のメンバーが課題に対する答えを持っているかもしれないので、スペシャリスト同士で活発にコミュニケーションを取り、連携して新しいものを生み出してほしいと思っています。
電子デバイスの設計・開発からビジネスの創出・拡大まで携われる
──最後に、この記事を読んでいる方へのメッセージをお願いします。 今は、世の中の流れが非常に速くなっていると思います。生成AIに見られるように、ものすごいスピードで新しい技術が現れては、次の技術へと移り変わっていきます。そんななか、パナソニック インダストリーでは100年以上の長きにわたり、確かな技術を培ってきました。この技術を支えてきた専門的知見を持った「人」の力で、今後もお客様のご要望や課題の解決に貢献していきたいと考えています。 当社の特徴は、設計や開発を少数精鋭で行っているところです。裏を返せば、一人一人がその分だけビジネスの創出や拡大に関われるチャンスも大きいのです。自身が開発に携わったデバイスがお客様の製品の一部として使用され、それをもとに世の中が発展していく。そんなやりがいや面白さを感じられる現場で意欲的にチャレンジしたいと思ってくださる方に、ぜひ参画していただきたいです。
募集職種
- デバイス検証を含む電源回路ソリューションの開発・提案
回路・実装設計
東京都
【所属部門のミッション】 電子部品が搭載される回路・システムの技術動向を見極め、回路・システム観点に基づいた、新規デバイスの企画・開発〜セット・システムでの使われ方まで含めたソリューション提案により、お客様のお困りごと解決に貢献し、中長期の事業成長を牽引することが当課のミッションです。 【お任せする業務内容・期待する役割】 ■担当業務 ・電子デバイスが搭載されるセット・システムでの使われ方まで含めたソリューション開発をご担当頂きます。 具体的には、電源回路・パワーエレクトロニクス系回路含むデバイス評価用ボードの設計・開発、 評価ボードやシミュレーションを活用したシステム・デバイス性能評価、 これら評価に基づいた新規デバイスの企画・提案、およびソリューション開発・提案などをご担当頂きます。 ■期待する役割 ・電子デバイスが搭載されるセット・システムでの使われ方を含めたソリューションの開発・提案活動を牽引し、事業成長につなげていく技術リーダー ・回路・システム観点に基づいた、新規デバイスの企画・開発検討、およびソリューション開発の加速 ・市場・技術動向の調査、および、その動向の見極め 【具体的な仕事内容】 ・デバイス評価用ボードの設計・開発 (電源回路、パワーエレクトロニクス系回路、通信インターフェース回路等) ・評価ボードやシミュレーションを活用したシステム・デバイス性能評価 (ベンチマーク評価、システム・デバイスのモデリング等含む) ・性能評価や技術・市場動向に基づいた新規デバイスの企画・提案、およびソリューション開発・提案 ・市場動向・技術動向の調査、および、その動向の見極め ・対象回路は、車載インバーター/車載ECU向け電源回路、基地局・サーバ向け電源回路等 ・出張頻度 1〜2回程度/月 (国内製造・開発拠点・お客様・各種展示会等) 【この仕事を通して得られること】 ・最先端の技術開発に向き合っていることを実感できます。製品開発の仕事で、未来に対し求められる価値を提供し、同時に開発効率向上を図る仕事で、時間を創造し、新しい価値を生み出します。ご自身の職務における活動が、将来の社会を創造することにつながります。 ・社内外の技術部門や国内外を代表する企業との交流、連携を通じ、自身の技術知識や経験、人脈を広げることができます。また営業や製造部門とも関わることで、市場視点から、ものづくり視点までの幅広い知識やそれぞれの考え方、仕事のあり方などを学び、経験することで、ポテンシャルの高い社会人として活躍できる多くの機会を得ることが出来ます。 ・自動車産業、ICT、産業インフラなどの世界的な企業と繋がり、SDGsなどグローバルな社会課題を解決できる様々な機器の開発に携わっていることを実感できます。
- CAE技術を活用した電子デバイス設計・モデルベース開発の導入
回路・実装設計研究・開発
東京都
【担当業務と役割】 ■担当業務 ・電子デバイスに関する「CAE・モデルベースによる設計開発」、「新規CAE・開発手法の導入」、「製品の設計完成度と開発効率の向上」。 ■期待する役割 ・性能不具合が起こった後の対応だけではなく、開発初期段階での設計完成度を高める仕組みづくりとしてのCAE導入・推進 ・市場からは、品質・技術・オペレーション力に長けたデバイスメーカーが求めらているため、CAEなどのデジタルエンジニアリングの重要性を理解し、有効に活用し、事業成長につなげていく技術リーダー 【具体的な業務内容】 ・CAE・モデルベース開発を活用した電子デバイスの設計・開発、 ・電子デバイスの製品開発現場や国内11製造拠点と連携、製品の設計完成度向上、モノづくりDXの推進 ・開発現場だけでの課題解決困難時、課題解決にに向けて、材料・工法など製造プロセスまで含めた必要な検証・実験計画の立案・支援 ・開発現場が持つ経験、勘、コツを数値化し、形式知として蓄積・活用(AIやデータ分析の手法に通じた方であれば、「電子デバイス領域のDX担当」としてのスキルを伸ばすことも可能) ・出張頻度 1回程度/月 (国内製造・開発拠点) 【この仕事を通して得られること】 ・最先端の技術開発に向き合っていることを実感できます。製品開発の仕事で、未来に対し求められる価値を提供し、同時に開発効率向上を図る仕事で、時間を創造し、新しい価値を生み出します。ご自身の職務における活動が、将来の社会を創造することにつながります。 ・社内外の技術部門や国内外を代表する企業との交流、連携を通じ、自身の技術知識や経験、人脈を広げることができます。また営業や製造部門とも関わることで、市場視点から、ものづくり視点までの幅広い知識やそれぞれの考え方、仕事のあり方などを学び、経験することで、ポテンシャルの高い社会人として活躍できる多くの機会を得ることが出来ます。 ・自動車産業、ICT、産業インフラなどの世界的な企業と繋がり、SDGsなどグローバルな社会課題を解決できる様々な機器の開発に携わっていることを実感できます。
- デバイス開発/製造のDXを加速するシステム・ソフトウェア開発
製品エンジニア(ハードウェア・ソフトウェア)データサイエンティスト
東京都
【担当業務と役割】 ■担当業務 ・電子デバイスの開発/製造のDX加速に向けた「AI/機械学習等活用したデータ解析、システム・ソフトウエア開発、および、関連技術の導入・活用推進」 ■期待する役割 ・DX推進の切り口で、システム・ソフトウェア、データ解析技術を活用し、現場がもつ経験・勘・コツの形式知化含めて、設計開発/製造における効率向上・完成度向上の仕組みをシステムとして具現化 ・市場からは、品質・技術・オペレーション力に長けたデバイスメーカーが求めらているため、デジタルトランスフォーメンションの重要性を理解し、有効に活用し、事業成長につなげていく技術リーダー 【具体的な業務内容】 ・AI/機械学習等活用したデータ解析、システム・ソフトウエア開発、および、関連技術の導入・活用推進 ・電子デバイスの製品開発現場や国内製造拠点(必要に応じて海外拠点含む)と連携、製品の設計完成度向上、モノづくりにおける生産性向上 ・日々蓄積される開発情報をデータベース/システム化、暗黙知から形式知化し、製品の開発効率向上/設計完成度向上を推進 ・製造工程から取得するビッグデータに対して、勘と経験に頼った「データ整理」から、AI/機械学習技術なども活用した科学的な手法に基づいた 「データ解析」で工程管理を革新するモノづくりDXの推進 ・現場のお困り事をシステム思考でとらえ、解決に向けた提案型の業務推進 ・出張頻度 1回程度/月 (国内製造・開発拠点) 【この仕事を通して得られること】 ・最先端の技術開発に向き合っていることを実感できます。製品開発の仕事で、未来に対し求められる価値を提供し、同時に開発効率向上を図る仕事で、時間を創造し、新しい価値を生み出します。ご自身の職務における活動が、将来の社会を創造することにつながります。 ・社内外の技術部門や国内外を代表する企業との交流、連携を通じ、自身の技術知識や経験、人脈を広げることができます。また営業や製造部門とも関わることで、市場視点から、ものづくり視点までの幅広い知識やそれぞれの考え方、仕事のあり方などを学び、経験することで、ポテンシャルの高い社会人として活躍できる多くの機会を得ることが出来ます。 ・自動車産業、ICT、産業インフラなどの世界的な企業と繋がり、SDGsなどグローバルな社会課題を解決できる様々な機器の開発に携わっていることを実感できます。
- オープンイノベーションを活用したグローバルな外部連携による革新技術の探索とテーマ化
研究・開発新規事業企画・事業開発
大阪府
【担当業務と役割】 【担当業務】 3つのコア事業(FAソリューション/電子材料/コンデンサ)を中心とした当社事業において、自社開発部門や外部機関と連携しながら、技術視点で仮説立案・検証を繰り返し、新しい「事業の種」を創り出すオープンイノベーション活動が主な業務 【期待する役割】 ・外部の革新技術と自社技術との共創により、新たな価値を創出する可能性のある「事業の種」の仮説を立てること ・仮説立案のために、自社の商材やコアとなる技術をよく理解すること、及び市場調査や技術トレンド、学会、展示会調査等による情報収集と分析をすること ・自身専門の技術領域だけでなく、専門外でも自社技術や協業候補技術に対して意欲的に学び業務に活かすこと ・開発部門や事業部等の自社関連部門を巻き込みながら外部とのマッチングを図り、「事業の種」となるプロジェクトを立ち上げ推進すること ・コミュニケーション力を生かし、グローバルな海外有力機関との連携を推進すること 【具体的な業務内容】 ・自社商材のロードマップや現状課題を理解し、市場調査・技術トレンド、学会、展示会調査等の公知情報、および特許や学術論文の読み込み・調査からの情報収集に加え、米国・中国・シンガポールにある技術本部の海外拠点や国内技術部門及び外部先端研究機関に積極的にコンタクトし連携することで、第3者の情報や反証を得て、自らの仮説立案・検証を進めること。 ・開発部門や事業部門を巻き込み次期技術テーマやターゲットを提案し、活動に対する社内コンセンサスを取ること。 ・技術部門や事業部からキーパーソンを巻き込み課題解決に向けた連携体制を構築し、新規テーマ・プロジェクトを立ち上げ、推進すること。 ・テーマ推進を加速させるために、海外含めた外部の革新技術や研究機関との協業を検討し、社内技術とのマッチングによるオープンイノベーション活動を社内外メンバーと連携して推進すること。 【この仕事を通じて得られること】 ・自ら考えた事業化の種を、メンバーを巻き込みながら自ら検証を進める事ができ、事業を創る難しさや楽しさを経験することができます。 ・事業化における制約や技術の限界・可能性等様々な条件や制約がある中で、目的とする性能・課題を見極め手法を検討する活動を通して技術の目利きが培われます。 ・情報収集や、仮説検証、技術調達などで社外、特に海外を中心としたオープンイノベーション活動を通じて、外部や他部門との連携に必要なスキル、交渉力、判断力等が養われます。 ・海外拠点や協業先の海外の有力研究機関や大学との幅広い人脈、グローバルな開発経験が得られます。
- MBD、CAE技術を活用した電子部品及び電子材料の研究開発
研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、モデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)を活用した電子部品、電子材料の先行開発です。 ・標準的な手法やツールを用いるのみのモデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)ではなく、システム視点で根本課題を追及し、その解決に必要な手法やツールの選定・構築・運用を行います。 ・お客様や事業部の課題を先回りして、課題解決策や新規設計の提案を行い、開発効率の向上を図ると共に、その活動を当社の様々なデバイス開発に適用・浸透させることで、全社の技術力向上や利益創出に貢献していきます。 ・職場のリーダとして若いメンバーを指導し、お客様や事業部との折衝を行いながら、主体的に開発を推進していただくことを期待しています。 ・キャリアとして幅広い経験や行動力を発揮して、研究開発だけではなく職場風土の活性化と言う観点からも職場に新たな風を巻き起こして頂くことを期待しています。 【具体的な業務内容】 ・モデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)を活用して当社のキャパシタ、インダクタ、抵抗器、回路基板といった部品、材料の設計、製造プロセス開発や手法開発に取り組みます。 ・設計、製造の根本課題を追及、整理するために、事業部門を含む関連部門との密なコミュニケーションにより、連携、折衝、調整を行います。 ・課題解決のため、どのような手法、シミュレーション(CAE)技術を導入するかのプランニングを行います。 ・設計、製造のシミュレーション(CAE)に用いるパラメータの中で、設計現場や製造現場から上がってくるデータだけで得られないものを実験や解析を駆使してデータ構築を行います。 ・先行的な開発で得た知見やノウハウ、開発手法や開発プロセスをドキュメント化し、全社に展開すると共に、特許出願や学会発表も積極的に取り組みます。 【この仕事を通じて得られること】 ・社会進化を支えるキーアイテムである電子部品や電子材料の性能、機能、価格に直結する研究開発を通じて、自身の頑張りが、社会の進化を加速させる実感を得ることができます。 ・研究開発から事業部との連携までどの開発フェーズでも自分の思いや行動次第で活動の範囲を拡大することができ、モノづくりの様々な経験をすることができます。 ・システム視点で様々な製品を整理することで、電子部品・電子材料を深く理解し、ロジカル思考を体得することが可能になります。 ・様々な製品に対して新たな技術の構築やソフトウエアの導入提案を経験するとともに、R&Dのエキスパートと交流することもでき、技術者としての幅を広げ、専門性を高めることが出来ます。 ・最適化手法、機械学習など、異なる知識・経験に対して意欲のある方は、シミュレーション(CAE)技術と組合わせた、より高度な仮想設計技術構築の機会もあります。
- 車載電源システムにおけるリレー制御・デバイス開発
研究・開発回路・実装設計
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、車載向けリレーデバイスに関する「デバイス・システムの制御開発」となります。 ・市場からは高電圧/大電流の遮断、接続を安全・確実に行うことができるリレーデバイスが求められています。 デバイス開発技術と同時に最適なシステム開発力を駆使し、安全性を高めた小型・高機能なリレーデバイス/システムの価値は一層高まっています。 【具体的な業務内容】 ・当社の事業部で生産されるリレーデバイスの先行要素開発を行います。 ・デバイス、システムレベルから設計します。 ・リレーデバイスを用いたシステムのデバイス設計、制御設計、事前動作検証、および、試作機を用いて開発技術を評価します。 ・開発成果を事業部へ技術導入を行います。 【この仕事を通して得られること】 ・車両の電動化は環境負荷の低減に必須であり、地球規模での問題に向き合っている実感を得ることができます。自身の職務での頑張りが、環境負荷を和らげることにつながります。 ・日本を代表する企業で、世界の自動車産業に貢献する貴重な経験を積むこともできます。多くの自動車メーカーに品質の高い電源を、適正な価格で安定供給することは、世界の新しい自動車産業を支えることと同義です。 ・パワーエレクトロニクスの先端技術のリサーチを目的として展示会、学会などにも積極的に参加し、先端技術に触れ技術知見を高いレベルで養う事が出来ます。 ・現行の事業にとらわれることなく新規事業の企画のチャンスもあります。
- 6G通信・ミリ波/テラヘルツ帯無線モジュールの研究開発
研究・開発研究・開発
神奈川県
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、テラヘルツ帯をターゲットとした先行的な研究開発です。 ・テラヘルツ帯は新たな周波数領域であるため、業界においても民生用途向けの技術蓄積が十分ではありません。 ・当社の新規材料やデバイスを活かしたテラヘルツ帯無線モジュールの具現化技術を開発し、お客様への提案活動につなげていくことが役割になります。 【具体的な仕事内容】 ・アンテナ、回路設計、高周波材料など様々な専門分野の技術エキスパートと協力しながら、テラヘルツ帯無線モジュールの開発に取り組みます。 ・事業部門とも連携しながら、当社の独自材料や独自技術を活かした新規モジュール構造を検討し、設計試作・評価までを行います。 ・大学や外部研究機関との連携推進も重要な役割の一つです。 ・特許出願、学会発表も積極的に実施します。 【この仕事を通して得られること】 ・当社では、業界で高いシェアを誇る高周波材料、デバイス事業を展開しており、最先端の研究開発と事業貢献を同時に追求することができます。 ・事業部門との連携を通じ、研究開発から、顧客開拓や新規商材の立上げまでを経験できる貴重な機会があります。 ・大学との産学連携など、世界トップレベルの研究者とも交流し、自らの技術力を磨くことが可能です。
- 6G通信・テラヘルツ帯無線の研究開発
研究・開発研究・開発
神奈川県
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、テラヘルツ帯をターゲットとした先行的な研究開発です。 ・テラヘルツ帯は新たな周波数領域であるため、業界においても民生用途向けの技術蓄積が十分ではありません。 ・当社の新規材料やデバイスを活かしたテラヘルツ帯無線モジュールの具現化技術を開発し、お客様への提案活動につなげていくことが役割になります。 【具体的な業務内容】 ・アンテナ、回路設計、高周波材料など様々な専門分野の技術エキスパートと協力しながら、テラヘルツ帯無線モジュールの開発に取り組みます。 ・事業部門とも連携しながら、当社の独自材料や独自技術を活かした新規モジュール構造を検討し、設計試作・評価までを行います。 ・大学や外部研究機関との連携推進も重要な役割の一つです。 ・特許出願、学会発表も積極的に実施します。 【この仕事を通して得られること】 ・当社では、業界で高いシェアを誇る高周波材料、デバイス事業を展開しており、最先端の研究開発と事業貢献を同時に追求することができます。 ・事業部門との連携を通じ、研究開発から、顧客開拓や新規商材の立上げまでを経験できる貴重な機会があります。 ・大学との産学連携など、世界トップレベルの研究者とも交流し、自らの技術力を磨くことが可能です。
- FAサーボ・インバータの先行技術開発
研究・開発研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、インバータなどのパワエレシステムの回路技術開発になります。 具体的には、将来のロボティクスシステムや電源システムの進化に必要となる次世代FAサーボの超小型化を目指し、高トルク密度・高効率な超小型モータを駆動するためのパワー回路・制御回路の設計、試作、検証までを一貫して担います。 【具体的な業務内容】 ・FAサーボ・インバータの回路トポロジー・システム制御技術研究開発を行っていただきます。 ・当社事業部で生産されるモータや電源回路の次世代製品に必須の回路技術開発にかかわる業務です。 ・次世代のパワーエレクトロニクスの進化には小型化、高周波化、高精密化が必須となりその根幹は進化に対応する制御技術にあります。その実現に向け最先端のパワエレ制御技術をサーボモータや電源回路に適用する先行技術の研究開発を行っていただきます。 ・AIやMBDなど先進的シミュレーションを駆使して実現性を確認し新技術の開発を加速します。 ・実機検証に基づき事業部への提案、協業推進を行います。 ・新規技術に関しては探索活動含めて産学連携で推進頂きます 【この仕事を通じて得られること】 ・GXやロボティクスの将来動向のリサーチやパワーエレクトロニクスの先端技術のリサーチを目的としてショー、学会などにも積極的に参加し、先端技術に触れ技術知見を高いレベルで養う事が出来ます。 ・次世代ロボティクス、モータシステムデバイスの開発を通じてSDGs、環境改善に貢献できます。 ・現行の事業にとらわれることなく新規事業の企画のチャンスもあります。
- マイクロ波加熱の要素技術開発
研究・開発
神奈川県大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、マイクロ波技術を応用した革新的工法の要素技術開発です。 ・社内事業部門および社外パートナと連携し、実証用加熱炉の設計、シミュレーション解析、実測評価等を主導いただきます。 【具体的な業務内容】 ・3次元電磁界解析シミュレータを活用し、加熱メカニズムの解析、加熱物に適したマイクロ波加熱手法の検討、加熱炉の構造最適化に取り組みます。 ・事業部門や社外パートナとも連携しながら、実証用加熱炉の設計試作・性能評価までを行います。 ・特許出願、学会発表も積極的に実施します。 【この仕事を通じて得られること】 ・最先端の研究開発と事業貢献を同時に追求することができます。事業部門との連携を通じ、研究開発から実用化までを経験できる貴重な機会があります。 ・当部門では、マイクロ波加熱以外にも、ミリ波・テラヘルツ帯の研究開発など多様な研究テーマに取り組んでいます。日常的に様々なバックグラウンドを持つ研究者と交流し、自らの技術力を磨くことが可能です。