ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

【#01】名古屋・関西から日本と世界を元気にする戦略コンサルタントへ

戦略コンサルティングのパイオニアとして1963年に創設された、ボストン・コンサルティング・グループ(以下、BCG)。BCGが東海・関西エリアのクライアントにより貢献するべく立ち上げたのが、名古屋オフィスと関西オフィス(大阪・京都)です。今回は、両拠点でコンサルタントを募集するにあたり、製造業やヘルスケア業界を支援するコンサルタント2名に名古屋・関西で働く醍醐味やオフィスの魅力などを伺いました。

本ページの求人の募集は終了しました。

募集期間:2024年2月1日(木)〜 2024年2月28日(水)

本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。
  • 自動車メーカーからの転身。コンサルタントという立場から製造業を支えたい

    コンサルタント/李 琳 ──李さんは、新卒で入社した自動車メーカーをへて、2023年にBCGに入社されています。転職の経緯をお聞かせください。 小さい頃からものづくりに興味があり、製造業で働きたいと考え、大学卒業後は自動車メーカーに入社。部品の調達業務を担当していました。さまざまな仕入れ先と関わり、原価低減などについてかなり力が付いたと思っています。 充実した日々を過ごす一方、製造業全体を変革するためには「作り方だけでなく、売り方も考える必要がある」という思いを抱くようになりました。「日本の自動車業界はこのままでは頭打ちになる」といった意見もあるなかで、製造業により広く貢献するにはどうすればいいかを考えていたときに、BCGに出会いました。 前職で仕入れ先の経営立て直しに携わった経験から、経営者に寄り添い支援するコンサルタントの仕事には以前から興味がありました。子育てをしていることもあり、生活環境は変えずに働きたいと思っていたため、「名古屋にオフィスがある」「製造業に深く携われる」の2つがそろっていたBCGは、まさに理想の環境でした。 ──入社後、どのようにコンサルタントとしての知識やスキルを身に付けましたか。 BCGには未経験者向けの研修や育成トレーニングが多数あり、入社後の約1カ月間は、基礎をしっかり学ぶ時間に充てられます。研修やトレーニングは各人のキャリアに合わせて段階的に用意されているので、入社後、数か月、数年経った人も、自分のニーズやキャリアレベルに合わせて受講できます。ロールプレイング形式で学びを実践する機会もあり、座学だけでは身に付かないような、より深い学びを得られたと思います。 また、「キャリアアドバイザー」というサポート制度があり、直属の上司ではない先輩に気軽にキャリアの相談もできます。私の場合は、同じ自動車メーカー出身の先輩メンバーがキャリアアドバイザーとして具体的なアドバイスをくれるのでありがたいです。私と同じように事業会社からキャリアチェンジした社員が持つ悩みを過去に経験し、壁を乗り越えているため、共感しながら親身に話を聞き、理解してもらえていると感じます。 ──オンボーディングの過程で、苦労したと感じる点はありますか。 自動車メーカーで働いているときは、事実を積み重ねていく「ボトムアップ思考」が求められた一方、コンサルタントは「仮説思考」が求められます。入社したばかりの頃は、その違いになかなか慣れませんでした。 そのことをキャリアアドバイザーと所属するプロジェクトのリーダーに相談したところ、コンサルタントの思考を身に付ける訓練として、意図的に「仮説を立てる」機会を増やすように日々の業務が変わっていきました。シニアなコンサルタントから日々フィードバックをもらいながら取り組み、実践を重ねるなかでコンサルタントとしての基礎が徐々に身に付いたと思っています。

    名古屋にいながらグローバルな案件に携わる。海外の知見も身に付けられる

    ──現在は、どんなプロジェクトを担当されているのでしょうか。 自動車メーカーの子会社の統合案件を支援しています。この1年で自動車業界のクライアントを3社担当し、サプライヤーと一緒に商品戦略を考えたり、付加価値を伸ばす施策に取り組んだりしました。まさに私がBCGで実現したかったことなので、非常にやりがいがありますし、今後の製造業や自動車業界のあるべき姿を考える機会にもなりました。 また国内のBCGのオフィスと協力して、名古屋を含む東海地域の企業だけではない、多様なクライアントの案件に携わっています。案件によっては海外オフィスと連携することも多くあり、私自身も直近ではドイツのチームとやりとりをしていました。 BCGではグローバルなネットワークを駆使し、連携しているため、海外オフィスの専門家による最先端の知見やさまざまなノウハウが豊富に蓄積されています。私にとっても、長い時間かけて蓄積されたBCGの英知にふれ、活用する貴重な経験になりました。 ──在籍されている名古屋オフィスの魅力を教えてください。 名古屋オフィスは日本では東京の次にできたBCGのオフィスで、昨年、立ち上げから20周年を迎えました。在籍するコンサルタントは数十人程度と、コンパクトな組織ならではのアットホームな雰囲気がとても気に入っています。 社員同士のコミュニケーションもさかんで、シニアなコンサルタントと雑談をしていたら、いつの間にか仕事の相談をしていた…ということも少なくありません。何気ない会話のなかで経験談を聞いたり、仕事のヒントをもらえたりする環境はとてもありがたいですね。 また、多くのメーカーが集まる東海地区にオフィスを構えていることは、製造業界にとっても大きな意味があります。クライアントを深く理解するためにはオフィスや製造現場を実際に訪れ、その目で見て、頻度高くコミュニケーションを取ることが必要不可欠だからです。実際に働いてみて、改めて名古屋にオフィスがある価値を日々実感しています。

    ──今後のキャリアの展望をお聞かせください。 まずは私が軸足を置いている製造業について、もっとさまざまなプロジェクトを経験して知見を深め、多様な角度からこの業界について考えたいです。そして、これまでの経験を生かし、他の業界にも貢献したいと思っています。 コンサルタントとしての能力をより高め、いずれはマネジメントもできる立場にキャリアアップしていけたらと思います。

  • CEOとひざ詰めで、戦略案件に真正面から向き合っていく醍醐味

    プロジェクト・リーダー/堤 久範 ──堤さんは2022年にBCGにキャリア入社されたそうですが、これまでのご経歴と、転職の経緯をお聞かせください。 私はこれまでに4社経験しており、うち3社がコンサルティングファームです。前職では、クライアントの事業再生が主な仕事でした。やりがいはありましたが、次第に事業が立ち行かなくなる「その前」に打つ手はないのかと、事業デザインや戦略に興味を持つようになりました。そこで、戦略案件に携われる会社への転職を考えるようになりました。 BCGに入社を決めたのは、面接で会った役員(マネージング・ディレクター&パートナー)の話に、知的好奇心を揺さぶられたからです。その一つが支援する案件の選び方やクライアントへ対峙する姿勢です。 BCGは、パーパスとして「Unlocking the potential of those who advance the world(世界を前進させる人や組織の潜在力を解き放つ)」を掲げています。そのパーパスに基づいて案件を選び、クライアントの組織や人へ向き合い支援をしていると話を伺い、BCGが見ている視座の高さやクライアントへ真摯に向かう姿勢に感銘を受けました。 ──現在はどのようなプロジェクトを担当されているのでしょうか。 ヘルスケア業界の支援が多いです。直近では、マネジメント体制が変わったクライアントの戦略策定を担当しています。新たな体制や成長戦略、構造改革など複数の課題を考えつつ、それらをIR(投資家向け情報提供)としてどのように行うかということにまで踏み込んで、企業価値を高める支援をしています。一部分だけでなく、企業戦略を全社目線でトータルで支援できるのはBCGならではだと感じています。 ──コンサルティングファームを複数社経験している堤さんの目から見た、BCGの魅力をお聞かせください。 全社目線で視座の高い戦略案件に従事できるのはもちろん、役員の関与度が非常に高いところです。クライアントへの中間報告や最終報告前だけでなく、日々のチーム内のミーティングでもレビューがあり、メンバーは新しい視点でフィードバックを得られます。役員をはじめとするシニアな社員が積極的にかかわりを持つのは、クライアントに対し「成果の最大化」にコミットしているからこそだと感じます。 役員が案件にしっかりと関与することで、戦略策定をするにあたっての視座がぐっと上がります。その視点を持って提案をブラッシュアップしていくのですが、BCGの場合、そのサイクルがこれまで働いてきたコンサルティングファームの何倍も速く感じます。これが、提供できる価値の向上にもつながっていると実感しています。 もう一つは、グローバルに広がる「ナレッジチーム」の豊富な知見や迅速なサポートです。産業やトピックごとに専門性のあるリサーチ担当者やエキスパートがいて、国内外問わずすぐに深い知見を提供してくれ、BCGが蓄積してきたナレッジのデータベースにアクセスできます。実際、私がヨーロッパのメンバーに連絡をしたときにも、即座に知見を提供し、プロジェクトの議論に活かすことができました。「BCGの社員である以上、クライアントのためにどこにいても支え合うべき」といった考えが徹底されていると感じています。

    ベンチャースピリットのあるメンバーと関西企業を盛り上げる

    ──「戦略」に軸足を置くBCGのコンサルティングに、どのような思いを持って取り組んでいますか。 前職で経験した事業再生のコンサルティングでは、ある程度「すべきこと」が決まっていて、その結果の良しあしは数字で判断される場合がほとんどでした。その「すべきこと」をいかに着実に行うかに注力し、「構造改革を通した数字に現れる経営状態の改善」が主な役割だったのです。 一方で戦略策定は、中長期的な全社目線で考えるだけでなく、導き出す施策も人によって違うため、幅が広いと感じます。取り組む経営課題により「すべきこと」や「どういう結果をもって成功と判断するか」が明確になっていない場合もあり、そこも含めてクライアントと擦り合わせて決めていくことが、戦略コンサルティングの大きな特徴かもしれません。どちらの仕事も責任は重いですが、考える視点や使うエネルギーが違う印象です。 ──現在在籍されている、BCG京都オフィスの特徴や魅力を教えてください。 京都オフィスは2020年に、大阪オフィスと一緒に設立されました。東京や名古屋と比べると、まだまだ若いオフィスです。シニアな社員を含め、全員がベンチャースピリットを持って働いており、案件獲得や提案活動にジュニアなコンサルタントから一緒に関われるのが楽しいです。 また、オフィス自体を盛り上げていく活動も活発です。先日初めて「関西オフィスデー」を開催し、大阪・京都オフィスの数十人が集まり、交流会を兼ねて今後の関西オフィスや現在の取り組みなどについてディスカッションしました。 BCGはこのような社員同士の交流が多く、ウエットな文化がある会社だと思っています。関西に拠点を置くクライアントも、そういったウエットな関係構築に重きを置いていて、「実際に会って話ができる」ことに安心感を持っていることが多いです。社内外問わず、膝を交え対話ができるのは、京都オフィスならではですね。 ──最後に、この記事をご覧の方へメッセージをお願いします。 関西には、素晴らしい強みを持っている企業がたくさんある一方、まだまだその魅力が一般に広まっていないと感じることが多々あります。戦略策定の仕事を通して、関西経済の活性化に貢献できることは、BCGの関西オフィスで働く大きな魅力だと思いますし、私たちのようなコンサルティングファームが関われる余地も多くあります。 戦略コンサルタントという立場から関西を盛り上げていきたい方はぜひ、BCGの仲間に加わりませんか。皆さまのご応募をお待ちしております。

  • 【連載】自分の可能性がさらに広がる場所。BCGに今、参画すべき理由(全3回)

    戦略コンサルティングのパイオニアとして1963年に創設された、ボストン・コンサルティング・グループ(以下、BCG)。国内のみならずグローバル規模の戦略案件を多数手がけ、コンサルタントとして多様な機会を得られる環境が整っています。BCGならではの強みや、同社だからこそ得られるキャリアなどについて、3回にわたってお届けします。

    【#02】多様な経験が価値になる。BCGで自分らしいキャリアを描く

    ※【#02】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    ジェンダーやライフステージを問わず、多様な人材が活躍できる環境がBCGにはあります。今回は、BCGを卒業後に再入社を果たしたメンバーや、未経験で入社しコンサルタントとしてのキャリアを歩み始めたメンバーに、BCGで働く魅力を語っていただきます。

    【#03】戦略×デジタルで、クライアントの多様な経営課題に挑む

    ※【#03】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    BCG Technology and Digital Advantage(TDA)は、高い課題解決力と最先端の技術知見をもとに、クライアントのデジタルトランスフォーメーションをリードしています。BCGのデジタル戦略の要として、経営のトップアジェンダに携わる醍醐味について、プリンシパル、リードアーキテクトの2名にお話を伺いました。

募集職種