キリンホールディングス株式会社

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キリンビールの新規事業開発部門が挑む新たな未来づくり

キリングループは、2019年からスタートした長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(KV2027)」において「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)先進企業となる」ことを目指しています。そして、生活環境の変化や嗜好(しこう)の多様化を踏まえ、新たな事業の柱となるビジネスや価値創造に向け、グループ内でさまざまな取り組みに挑戦しています。そのなかで、食領域(酒類事業)において、酒類カテゴリーの活性化と将来の事業の柱の開発・育成を目的とし、2020年4月にキリンビール株式会社のなかに「事業創造部」を設立。新規事業の探索・創造・育成をミッションとし、新たな成長エンジンの育成に取り組んでいます。今回、同部で新規事業につながるアイデアやシーズの探索を担う探索チームの人材を副業・兼業で募集するにあたり、同部を率いるお二人にお話を伺いました。

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募集期間:2021年2月18日(木)〜 2021年3月17日(水)

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  • 新規事業への挑戦がもたらす組織風土の改革に貢献する「事業創造部」

    キリンビール株式会社 事業創造部 主査/山岸 納 ──はじめに、事業創造部の概要や掲げるミッションについてお聞かせください。 事業創造部は、キリングループの事業基盤となるキリンビールにおいて、その未来や成功を生み出す新規事業の立ち上げ、および成長を担うために2020年4月に設立された部署です。 領域としては、すでに事業化して歩みを進め始めているクラフトビール事業、家庭用ビールサーバーのホームタップ事業、EコマースのDRINX事業等となります。また、これらに加えて、新たにアイデアを生み出し、事業化を行う新規事業開発があります。新規事業については、経営層からの期待も高く、2027年までに事業となる柱の開発を目指しています。 ──経営層からの期待を一身に受けるなかで、事業創造部として課題に感じることはありますか。 新規事業の創出においては、これまでの概念や視点にとらわれず、多様な視点から、ビジネスアイデアを生み出し、磨き上げるために、チャレンジを続けることが重要と考えます。 また、年々ビール市場は縮小傾向が進んでいます。そのなかで、キリンビールとしても長年のビジネススタイルにとどまることなく、お客様をより深く理解し、お客様が幅広いシーンで豊かに、幸せになれるような価値提供に向けて、商品・サービス開発や組織改革が必要です。そのためにも、私たちの部門が担う事業の拡大は非常に重要だと考えています。 ──新規事業開発の必要性が高まるなか、事業創造部ではどのような戦略で事業を進めているのでしょうか。 新規事業の開発領域としては、お酒を中心としながら、これまでなかったお酒の楽しみ方やサービスも含めた価値提供を目指していきます。そのためにも、これまでのキリンビールが行ってきましたマスマーケティングに加えて、今後は1to1マーケティングをより重視し、多様なお客様層を意識した新規事業開発に挑んでいきます。 また、新規事業にチャレンジすることを通じて、人材の成長・育成も実現したいと考えます。将来的には、高いビジネススキルとチャレンジ精神を兼ね備えた人材をグループ全体に輩出することなどを通じて、キリングループがより活性化し、より魅力的な会社になることに貢献していきたいと考えています。

    豊富なキリンのアセットを活用した事業開発に挑める

    ──事業創造部が候補者に求める人物像、また参画後に期待していることについて教えてください。 最も重視したいことは、事業立ち上げへの熱い思いを持っている方であること、ゼロからイチの創出にチャレンジし、共に学び続けられる方を求めています。 そして、キリンとは異なった視点、経験、スキル、マインドを生かして、新ビジネスを立ち上げ、育成することを期待します。今回募集を行う「IoTエグゼクティブ・アドバイザー」「マーケティング・エグゼクティブ・アドバイザー」の方々には、IoTや富裕層マーケットへの専門知見から、「キリンのこのアセットを活用すれば、こうしたビジネス展開もできるのでは」といった投げかけや新しい目線での発想をいただきたいです。 また、実際の新規事業開発にあたっては、キリンの持つアセットを存分に活用できますので、マーケティング、ファイナンス、デザイン領域、R&Dなどバリューチェーンに関わる多くの人を巻き込みながら事業開発に挑んでいただきたいですね。 ──最後に、この記事を読んでいる候補者へのメッセージをお願いします。 社会やお客様の変化が、ますます早くなる環境下において、継続的なキリングループの成長に向けて、新規事業開発への期待や役割、責任は大きいと考えます。2021年は、すでに事業化しているホームタップやクラフトビール事業において、大きなステップを踏み出すことを計画しています。まさに、キリンビールの事業創造部はお客様・社会への新たな価値を提供すると共に、「キリンの未来」を作り続けていく部門となります。ぜひ一緒に熱意をもって挑戦していきましょう。

  • IoT・富裕層マーケティングの知見を、キリンとのシナジーでフル活用

    キリンビール株式会社 事業創造部 主査/德末 智江 ──今回、新たなメンバーを副業・兼業で募集される理由について教えてください。 事業創造部はキリングループのなかでも特に多彩なメンバーが集まる部署です。営業や生産部門の最前線で活躍していた者、私のように中途入社でマーケティング経験のある者、海外採用で入社した若手など、男女を問わず、年齢・経験も幅広く、ダイバーシティーを体現し、事業開発やその仕組みづくりに取り組んでいる組織です。 こうした多彩なバックグラウンドを持つメンバーが集まる事業創造部は、さらなる新規事業開発の加速を図り、多様な人材が活躍できる組織風土をキリングループで確立することを目指しています。そのうえで、専門性を持ちながら私たちを刺激してくれるような方を副業・兼業という新しい働き方でお迎えすることとしました。 また、キリングループは2020年に社員の副業・兼業を解禁しており、次のステップとして将来は副業・兼業人材のグループへの受け入れも計画しており、その先駆けという意味合いからも、今回の募集を決定しました。 ──募集を行う事業創造部探索チームの「IoTエグゼクティブ・アドバイザー」「マーケティング・エグゼクティブ・アドバイザー」それぞれの業務内容について教えてください。 事業創造部探索チームは、ホームタップやクラフトビールなど、新規事業群が集約されている事業創造部において、新たな事業の芽を探索する専任チームとなっています。以前はマーケティング部の一部でしたが、事業創造部の設立に際して今の形になりました。 まず、「IoTエグゼクティブ・アドバイザー」については、すでに計画中・進行中のプロジェクトを中心に、PoC(Proof of Concept:概念実証)における仕様や設計など、IoTを活用する部分についてアドバイスや示唆、専門家としての判断をいただきたいと思っています。また、チーム内でアイデアを出し合うワークショップにも参加していただきたいと思います。 IoTエグゼクティブ・アドバイザーの醍醐味としては、キリンのアセットを生かしながら、お客様に笑顔をもたらすような体験の提供に直接関われることがあります。そのなかで、キリンのDNAである「お客様のことを一番に考え、世のため人のために取り組む」というCSVマインドを体現する経験ができるでしょう。

    「マーケティング・エグゼクティブ・アドバイザー」については、ゼロから立ち上げるプロジェクトも含めて、富裕層をターゲットとした事業開発やマーケティング活動の企画立案を担当していただきます。業務としては探索、PoCがメインであり、コンセプトワークやその検証など、まさにゼロからの立ち上げ部分での活躍を期待しています。 マーケティング・エグゼクティブ・アドバイザーの醍醐味としては、ゼロベースのビジネスアイデアの立ち上げから事業化までに関われるということ。また、キリンの持つアセットを生かしたダイナミックな事業開発やマスマーケティングの知見が得られるメリットもあるでしょう。

    新たなビジネス創出を後押しする多様な人材と自由度の高い組織風土

    ──それぞれのポジションに求める人物像を教えてください。 IoTエグゼクティブ・アドバイザーには、現場に入ってIoTのプロジェクトを自ら実行された経験者を求めます。飲料業界の知見や経験は必須ではなく、それ以上にプロジェクトにおいて実際に手を動かしてこられた経験を重視しています。 また、デジタル領域における高い視座を持って新規事業で課題を設定し、業界の常識にとらわれない発想で突破しながら、関係者を巻き込んで実現していける自発的なリーダーシップが必要となるでしょう。事業会社やコンサルティング会社でのプロジェクトマネジメント経験のある方がイメージに近いと考えています。 マーケティング・エグゼクティブ・アドバイザーには、富裕層向けの事業開発やそのなかでのマーケティング活動の企画立案を、チームとともに担当していただきますので、ハイブランドやサービスにおける深いお客様の理解やマーケティング経験が大前提となります。キリンビールは缶ビールや缶酎ハイなどのマスマーケティングが中心でしたので、ハイエンドの事業や、1to1での細やかなサービス体験づくりについては新たにチャレンジできることがたくさんあります。ですので、キリンの持つマーケティング知見と副業・兼業の方の知見を掛け合わせ、新たな価値創出につなげたいと考えています。 経験業界は問いませんが、国内はもちろん、アジアを中心とした海外富裕層のBtoC、BtoBビジネスを立ち上げた経験、そこでのお客様の生活スタイル、価値観、インサイトに関わる知見のある方でしたら、なお良いと考えています。

    ──新しい仲間を迎えるにあたり、参画後に関わる事業創造部や探索チームの組織風土について教えてください。 新規事業においてはゲートシステムを採っており、3段階の進捗ステップに応じて審査を行います。それぞれの審査ステップを通過し、予算を獲得できれば、次の審査に向けて、全面的な権限を持ってチームごとに機動的にPoCや各種検証を進めていけます。キリンビールにおいて、そうした活動をゼロベースでできるのが探索チームです。自由度の高い環境下で、日本社会、さらには世界に向けての事業開発やマーケティング活動ができる点は非常に魅力的ではないでしょうか。 そして、プロダクト作りが基本のキリングループにおいては、企画段階からゴールまでの工程を細かく決めるウオーターフォール型での開発が主ですが、私たちの探索チームではスピーディーにプロジェクトを進めるべくアジャイル型での事業開発ができる環境が整っています。しかし、PoCや事業化局面など、モノが絡んでくる場合にはウオーターフォール型のほうが適することもありますので、進め方も柔軟に対応するといったフレキシブルな考え方も備えた組織ですね。 また、先ほども申し上げましたが、キリンのなかでもとりわけダイバーシティーを体現した、多様な個性やキャリア、専門性を持ちプロがそろったチームです。ですので、副業・兼業で参画していただく方にも自身の経験や知見を思う存分発揮していただけると考えています。 そもそも、キリンビール自体は、伝統的な会社と見られる一方、チューハイや新ジャンル、クラフトビールなど、時代に合わせた新しいカテゴリーを創出するなど、イノベーティブなDNAを持ち、チャレンジに対してサポートや後押しも手厚い会社です。ご自身のキャリアにとっても、キリンでの新たな価値創出への挑戦という体験はきっと魅力的なものになるはずです。私たちもバックアップを惜しみなくさせていただきますので、新しいことへの熱い思いや意欲をお持ちの方はぜひご応募ください。

募集職種

  • 【副業兼業】IoTエグゼクティブ・アドバイザー(Executive Adviser)

    システムコンサルタントプロジェクトマネージャー(Web・オープン系)プロダクトマネージャー

    東京都

    【募集背景】 事業創造部は、キリングループの事業基盤となるキリンビール株式会社において、未来の成功を生み出す新規事業の立ち上げ、および成長を担うために2020年4月に、マーケティング部から独立して新たに設立された部署です。すでに事業化して歩みを進め始めているクラフトビール事業、家庭用ビールサーバーのホームタップ事業、EコマースのDRINX事業など、多くの事業のタネを生み、育てています。中でも、今回募集を行う新規探索チームは、将来のグループの収益の次の柱となるような、新たな事業の芽を探索する専任チームです。開発領域としては、商品の提供にとどまらず、これまでなかったお酒の楽しみ方やサービスも含めた価値提供を目指していきます。 そのためにも、これまでキリンビールが行ってきましたマスマーケティングに加えて、今後は1to1マーケティングも含めた、多様なお客様層を意識した新規事業開発に挑んでいきます。そうしたなかで注目している領域がIoT領域です。IoTを活用した新規事業プロジェクトの企画・開発を加速していくにあたりIoTの新プロダクトおよび通信仕様の要件定義や通信・制御仕様・成果物に関する評価、妥当性の判断ができ、課題がある場合は改善案を提案いただけるIoTエグゼクティブ・アドバイザーを副業兼業で募集することになりました。 【業務内容】現在進めている新規事業プロジェクトにおいて、下記のような業務をお任せすることを想定しております。 週に一度のIoT定例に参画し、テクニカル面で関係者をとりまとめや、社内メンバーの教育・指導を通じて以下をリードしていただく。 ・IoT関連の新プロダクトおよび通信仕様における要件定義 ・最適なサプライヤーの探索・選定 ・サプライヤーから出てくる仕様・成果物に対する評価、改善案のアドバイス ・PoCの検証支援 ・新たなアイデアを出し合うワークショップへの参加、および新たなアイデアやプロダクト・サービスの提案 【業務提供部門】 ・事業創造部探索チーム

  • 【副業兼業】マーケティング・エグゼクティブ・アドバイザー(Executive Adviser)

    商品企画Web広告運用・SEOマーケティングコンサルタント

    東京都

    【募集背景】 事業創造部は、キリングループの事業基盤となるキリンビール株式会社において、未来の成功を生み出す新規事業の立ち上げ、および成長を担うために2020年4月に、マーケティング部から独立して新たに設立された部署です。すでに事業化して歩みを進め始めているクラフトビール事業、家庭用ビールサーバーのホームタップ事業、EコマースのDRINX事業など、多くの事業のタネを生み、育てています。中でも、今回募集を行う新規探索チームは、将来のグループの収益の次の柱となるような、新たな事業の芽を探索する専任チームです。開発領域としては、商品の提供にとどまらず、これまでなかったお酒の楽しみ方やサービスも含めた価値提供を目指していきます。 そのためにも、これまでキリンビールが行ってきたマスマーケティングに加えて、今後は1to1マーケティングも含めた、多様なお客様層に向けた新規事業開発に挑んでいきます。中でも、ハイエンドの事業商品やサービス、1to1での細やかなサービス体験づくりについては新たにチャレンジできることが沢山あります。そこで今回、富裕層に向けた新規事業・サービスの探索やのマーケティング戦略や、細やかな1to1施策の立案にアドバイスをいただけるマーケティング・エグゼクティブ・アドバイザーを副業兼業で募集することになりました。 【業務内容】新規事業領域における、下記のような業務をお任せすることを想定しております。 アドバイザーとして、複数プロジェクトのメンバーと協働・指導・教育しながら、以下の業務を行い、プロジェクトを成功裏に推進する。 ・新規サービス・事業の立ち上げに向けた探索、コンセプトワーク ・富裕層顧客の嗜好・行動特性の調査、検証の設計立案から分析 ・富裕層向け新規事業・新商品・新サービスのマーケティング戦略の立案、テスト検証 ・事業計画書の立案・作成  【業務提供部門】 事業創造部探索チーム

転職が決まりご報告いただいた方にはお祝いを用意しております。