パナソニック インダストリー株式会社

まだない技術開発で多様な業界に貢献し、社会を見違える世界に変えていく。
パナソニック インダストリー(以下、PID)は「多様なデバイステクノロジーでより良い未来を切り拓き、豊かな社会に貢献しつづける。」というミッションのもと、技術のプロ集団としてBtoBのデバイス領域を担い、自動運転や5G通信などの最先端分野を軸に革新的な技術を開発しています。基盤となる幅広いコア技術、100年以上培ってきた多彩なデバイステクノロジーを強みに開発を進める、まだ世の中にないものを実現させる技術とは。社会課題の解決や新規事業の創出につながる技術開発の最前線で活躍する女性技術者2名に、お話を伺いました。
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募集期間:2024年2月15日(木)〜 2024年3月13日(水)
本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。まだないものをつくり、社会変革をリードする存在として
技術本部 センシングソリューション開発センター ソサエティソリューション開発2部 開発1課 係長/砂川 未佳(左) 技術本部 センシングソリューション開発センター 基幹技術部 光学技術課 主任技師/植田 眞由(右) ──はじめに、技術本部やセンシングソリューション開発センターの役割について教えてください。 砂川:技術本部は、PID横断で新製品やソリューションを生み出すための研究開発を行っています。例えば、デバイスの性能を従来比10倍、100倍にしていく飛躍的な技術の開発など、世の中の変化を先取りし3~5年後に必要となる技術を開発する、要素技術開発を主としています。注力領域は、PID全体と同じく「工場省人化」「情報通信インフラ」「車載CASE」の3つです。 技術本部のなかでもセンシングソリューション開発センターは今までにない製品や事業をつくることに特に注力し、センシング技術をベースに人の五感や能力を超える新しいデバイスを考えています。最近では、PIDで独自開発したにおいの分子を捉える技術とAI技術を組み合わせ、デジタル化が極めて困難だとされてきた「嗅覚」をデジタル化する「人工嗅覚システム」の開発に成功し、実用化を目指しています。
技術者のアイデアを事業創出につなげる取り組みも活発
──新しい技術開発や事業づくりには、どのように取り組んでいるのですか。 砂川:技術本部での要素技術開発においては、技術を基点にさまざまな取り組みを進めています。具体的には、各注力領域に対し自社の技術やデバイスの活用方法の検討、学会などでの情報収集、そこで知り得た最新技術の実用化に向けた可能性検証などです。多様化する社会のニーズに応えるため、現在は新規事業の創出にも力を入れており、技術者からの発信をきっかけに事業化の可能性を模索する「テーマ化」も多く行われています。 「テーマ化」は、個人が面白いと感じた技術や興味をひかれた「種」について主業務と並行して研究を進め、実用化などの可能性が見えてきた段階で起案し、承認されればプロジェクトとして正式に立ち上がるものです。実際に、私は生体情報を使った新しいユーザインターフェース技術を「テーマ化」してプロジェクトリーダーを務めており、3名のメンバーとともに実験を重ねながら技術の方向性を考えているところです。 植田:2022年4月にパナソニックが事業会社制に移行したことを背景に、PID自体が独立した事業体としてしっかりと収益の柱をつくっていこうという意識を強く感じています。 また、PIDは「未来の兆しを先取り、お客様とともに社会変革をリードする。」をビジョンに掲げているように、世にまだない技術を追い求めることが使命の一つです。技術本部でも、業務工数の一定の割合を新テーマ立ち上げの模索にあてようという取り組みも始まっているので、新しい技術やテーマを意欲的に提案できる方、プロジェクトを牽引できる方は、活躍の機会が大いにあると思います。
独自の新しい技術をお客様に届け、見違える世界に変えていく。
──それぞれ担当されている技術領域について教えてください。 砂川:私の専門は情報技術で、自社のデバイスやセンシング技術を用いたヒューマン・インターフェースの開発を行っています。センサを用いて人の状態を計測しAIによるデータ解析と組み合わせて、本人すらも気づいていない身体や感情の変化を捉えて行動の予測やサポートをするといった、さりげなく生活を便利に・快適にするものを考えています。以前は、車載の領域で複数のセンサを組み合わせ、ドライバーの顔画像から現在と今後の眠気を推定・予測する技術を開発していました。 植田:私は光学機器を扱う電機メーカーから転職し、今は入社2年目で光学系の設計を担当しています。1年目にはPIDが今後注力していく領域である「工場省人化」につながる光学システムの開発や、ARグラスなどに関わる光学デバイス、光学モジュールの開発に携わりました。 砂川:従来の製品を超える精度・性能を備えた光学デバイスから先述した「人工嗅覚システム」のような材料化学まで、センシングソリューション開発センターは多方面から新しい技術や事業の開発に取り組み、「見えないところから、見違える世界に変えていく。」というステートメントの実現を目指しています。 ──日々の業務内容やチーム体制についても教えてください。 砂川:実験と結果のデータ解析が主な業務で、それを個人で進めるかチームで進めるかはプロジェクトによって異なります。一つの製品開発には複数の技術が組み合わさるので、各技術をそれぞれ専門性のあるメンバーで分担して、一人一人が担当部分の実験・解析を推進し、週のミーティングなどで議論しながら全体で目標値を達成していきます。個人差はありますが、2~3つのプロジェクトを並行して担当することが多いですね。 植田:私は今5~6名のプロジェクトチームに参加していますが、おのおのが研究に没頭して張り詰めたなかで働くというよりも、チームで活発に議論してさまざまな意見を取り入れながら進めています。プロジェクトの期間は、技術の可能性を探る段階か、すでにお客様がいらっしゃるかなど、開発フェーズによって異なり、1年以内のものから5年程度を要する中長期のものまで幅があります。
多様な専門家×高い技術力によって、真に革新的なものがつくり出せる
──PIDの技術者として働く魅力やPIDだからこそできることには、どのようなものがありますか。 砂川:情報系エンジニアの私から見ると、技術と人財の両方がそろい、独自の新しいデバイスをつくる製造能力があることに魅力を感じます。最終商品に近くなればなるほど、載せられる技術は現状と大きく違わないものになるので、真に革新的なものをつくるときには根本から創造する必要があると考えています。 その点でPIDには回路設計や材料化学などさまざまな分野の専門家がおり、他部門と手を組みながら、技術基点で、その技術の実現に必要なデバイスを開発するといったことが可能です。PIDの製造能力と情報スキルを組み合わせることで、市販のデバイスだけではできない新しい技術を生み出すことができるのです。 また、PIDがこれまで培ってきたお客様とのつながりをもとに、顧客視点と技術視点の相乗効果で新しいものをつくり出せる可能性があることも、大きな強みだと思います。 植田:私は前職でもBtoB関連で光学系の開発を行っていましたが、PIDは多種多様な製品やデバイステクノロジーを有しており、技術者も多様なバックボーンや専門技術を持っている人が多いと感じます。これまで関わったことのない分野の技術者と研究開発できることは、やりがいにつながっています。 やりたいことを発信しテーマ化に挑戦できるという自由度の高さや裁量の大きさも魅力の一つです。新しい技術やまだ世の中にない製品を開発したい方にとっては、環境を大きく変えることができて面白さを感じられる職場だと思います。 砂川:「共創」という点では、国内の企業や大学はもちろん、海外とのつながりもあります。PIDは世界にお客様がいるので、技術についてのヒアリングを行う際に海外の担当者と話すことも少なくありません。私自身も一緒に仕事をした経験があります。他にも国際学会の参加や海外展示会への出展などがあり、海外に興味がある方の活躍のフィールドは広いと思います。
アイデアを社会実装し、未来の社会の可能性を広げる
──技術本部に向いている人物像について教えてください。 砂川:PIDが掲げるのは「未来を見据えた開発」なので、最先端技術を自ら積極的にキャッチアップし、社会の動向などと照らし合わせてその活用を考えられる方が向いています。技術開発にとどまらず、お客様に届けるところまでがミッションなので、顧客視点で実際にその技術が役立つ・生かされるイメージを持ちながら技術開発を進めたいという方にはおすすめです。他の部門と連携して進めることも多いので、チームワークを大切にし、関係者と協働できる方と一緒に働きたいですね。 植田:PIDでは潤沢なリソースを生かして研究開発ができるので、技術はもちろん、他部門との連携など多方面に興味を持ち、積極的に動けてリソースを活用できる方が向いていると思います。また、研究開発に加えて、これまで多様な製品を開発してきた「ものづくり力」もあるため、アイデアを形にして社会に実装し世の中に貢献したいという方にとって最適な環境だと思います。 ──実際に周囲ではどのような方が活躍されていますか。 砂川:粘り強い人が多いと感じます。日々の業務は自由度が高く、興味がある技術があれば業務の合間に試してみるといったことも可能なので、能動的に情報を得て行動できる人たちは、楽しみながら前向きに仕事をしている印象があります。 植田:否定から入らず相手の意見を尊重する人や技術についての専門知識を楽しそうに説明してくれる人が多いです。質問をしやすい風土はグループ全体でも醸成されており、年に一回開催されるパナソニックグループ全体の技術発表会でPID以外の人に質問してもみな真摯に教えてくれます。 忙しく緊張感のある職場では若手社員が発言しにくいということもあるかもしれませんが、PIDは意見交換の機会を非常に大事にしているので、社歴や年齢に関係なくオープンな議論をする風土があります。転職前は、大手で固い会社なのではないかというイメージを持っていたので、良い意味でギャップを感じました。
自分の想いで働き方やキャリアを柔軟に変えられる、豊富な選択肢
──今後のキャリア形成やライフイベントとの両立について魅力に感じられているところはありますか。 砂川:フレックスタイム制度や在宅勤務制度が活用されており、勤務時間を朝方にシフトしている人などもいます。開発リーダーをはじめ男性の育休取得実績も増えており、育児のために早めに仕事を終えるメンバーもいます。部門の特性上、実験や検証など個人での業務が多いので、チーム内で進捗や情報の共有ができていれば、自身のライフスタイルに合わせて柔軟な働き方がしやすいです。 植田:私がPIDに入社した理由の一つに、「PIDであれば、出産・育児などのライフイベントとキャリア形成を両立できそう」と感じたことがありました。想像以上に女性技術者が多く、ライフステージや個人の志向によってやりたいことを全て実現できるような、さまざまな働き方があることも心強いです。 異動や昇進が会社主導でなく、個人の想いを起点に社内公募されているポジションに手を挙げられる公募異動制度「Iチャレンジ」を基本としているところも魅力で、専門領域以外に挑戦しやすく知見を広げる機会があることは、技術者の成長の後押しになると感じています。 砂川:PIDではキャリアを形成するうえで「マネジメントコース」と、専門領域に特化する、技術リーダーになるといった「スペシャリストコース」のどちらかを選べます。一方を選んだらコースが固定されるわけではなく、2024年度からは両コースを自由に行き来できるようになるので、描けるキャリアも広がります。 また、「テーマ化」が推奨される今は、開発テーマを自ら立ち上げリーダーとして進められる機会が豊富にあり、技術者としての方向性を自分で選べる絶好のタイミングだと思います。 技術者としてのキャリア形成面でも、働く環境の面でも、多様な個性を持つ社員一人一人の「想い」をサポートできるように、さまざまな選択肢が用意されているといえます。技術者としてのキャリアとライフイベントを両立し、どちらの希望もかなえられるPIDで、未来をつくる革新的な技術を一緒に生み出していきましょう。
募集職種
- AI・データ技術を活用したFAシステム・ソリューション開発
研究・開発情報システム・社内SE
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は技術開発部門において、AI・データ技術を活用したFAシステムやソリューションを開発し事業化していくことになります。 ・既存事業のサーボモータやセンサ、エッジAIコントローラなどのFA商材を基軸に、そのデータを活用することで新たな価値を生むことを事業部と連携して先行開発していきます。 ・FA機器デバイス〜エッジAIコントローラ〜クラウドなど、FAシステム全体のアーキテクチャ検討から開発も目指しています。 ・開発チームを主導するリーダーとしてご自身の知識・経験を活かしながら様々な要素技術の専門家を束ねて活動を推進して頂きます。 【具体的な業務内容】 ・技術開発部門の開発テーマリーダーとして、事業仮説の設定から開発要件定義と検証を行い事業化を目指します。 ・自部門で数人の部下、関連部門まで含めると十数人規模のプロジェクトのマネジメントを行って頂きます。 ・技術部門としてAI・機械学習を用いたデータ分析アルゴリズムやモデル技術を開発し、事業部の持つ商材と合わせて顧客価値を実証していきます。 ・主要な開発技術としては、自動化・省人化に向けた最適化や予兆検知、異常検知を行います。 【この仕事を通じて得られること】 ・AIを単なる流行ではなく、今後の社会を豊かにする実利ある技術として実用化していく先駆者となる最適な時期に、大きな活躍の場で技術を磨き社会貢献を実現できます ・製造、モノづくりといった歴史ある産業分野と、AI・データ分析技術という最新のデジタル技術の両方に触れることで、複数分野に秀でた希少な技術人材として市場価値を高めることができます ・開発チームのリーダーとしてより大きな仕事を行えるだけでなく、マネジメントの力を磨くこともできます
- 製造設備や工程のデータ分析・AI・シミュレーション技術開発
情報システム・社内SE研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 ・担当業務は、当社工場のスマート化になります。 ・ビッグデータ分析やAI・機械学習、シミュレーションなど先端デジタル技術を駆使し、工場の稼働・生産性向上や品質改善の重要性は一層高まっています。 ・工場のモノづくり現場と密に連携し、課題分析および技術開発を推進し、製造のトランスフォーメーションを実現する大切な役割です。 ・当社商品の設計データの分析や利活用をつうじた技術開発で、設計から製造の一気通貫でのオペレーション革新も目指しています。 【具体的な業務内容】 ・製造業のデジタルトランスフォーメーションを実現するための課題設定と対策立案 ・機械学習やAIなどを駆使したビッグデータ分析技術の研究開発 ・製造業全体の各種データを活用した分析アルゴリズムの研究開発、およびシステム開発 ・工場や生産設備のモデリングやシミュレーション技術の研究開発 ・自社の製造現場担当者との密連携による技術導入と評価 【この仕事を通じて得られること】 ・当社工場における製造のトランスフォーメーションを起こすことで、グローバルに存在する当社顧客および社会全体に貢献出来る実感を得ることが出来ます。 ・デジタル技術による超高効率な工場を実現することで、先進国を中心とした労働人口減少の社会問題の解決にもつながります。 ・当社工場に存在する膨大な製造ビッグデータや製造ノウハウと、AI・IoTなどのデジタル技術の掛け算により、オンリーワンの製造オペレーション革新技術開発のスキルと経験を積むことが出来ます。
- オープンイノベーションを活用したグローバルな外部連携による革新技術の探索とテーマ化
研究・開発新規事業企画・事業開発
大阪府
【担当業務と役割】 【担当業務】 3つのコア事業(FAソリューション/電子材料/コンデンサ)を中心とした当社事業において、自社開発部門や外部機関と連携しながら、技術視点で仮説立案・検証を繰り返し、新しい「事業の種」を創り出すオープンイノベーション活動が主な業務 【期待する役割】 ・外部の革新技術と自社技術との共創により、新たな価値を創出する可能性のある「事業の種」の仮説を立てること ・仮説立案のために、自社の商材やコアとなる技術をよく理解すること、及び市場調査や技術トレンド、学会、展示会調査等による情報収集と分析をすること ・自身専門の技術領域だけでなく、専門外でも自社技術や協業候補技術に対して意欲的に学び業務に活かすこと ・開発部門や事業部等の自社関連部門を巻き込みながら外部とのマッチングを図り、「事業の種」となるプロジェクトを立ち上げ推進すること ・コミュニケーション力を生かし、グローバルな海外有力機関との連携を推進すること 【具体的な業務内容】 ・自社商材のロードマップや現状課題を理解し、市場調査・技術トレンド、学会、展示会調査等の公知情報、および特許や学術論文の読み込み・調査からの情報収集に加え、米国・中国・シンガポールにある技術本部の海外拠点や国内技術部門及び外部先端研究機関に積極的にコンタクトし連携することで、第3者の情報や反証を得て、自らの仮説立案・検証を進めること。 ・開発部門や事業部門を巻き込み次期技術テーマやターゲットを提案し、活動に対する社内コンセンサスを取ること。 ・技術部門や事業部からキーパーソンを巻き込み課題解決に向けた連携体制を構築し、新規テーマ・プロジェクトを立ち上げ、推進すること。 ・テーマ推進を加速させるために、海外含めた外部の革新技術や研究機関との協業を検討し、社内技術とのマッチングによるオープンイノベーション活動を社内外メンバーと連携して推進すること。 【この仕事を通じて得られること】 ・自ら考えた事業化の種を、メンバーを巻き込みながら自ら検証を進める事ができ、事業を創る難しさや楽しさを経験することができます。 ・事業化における制約や技術の限界・可能性等様々な条件や制約がある中で、目的とする性能・課題を見極め手法を検討する活動を通して技術の目利きが培われます。 ・情報収集や、仮説検証、技術調達などで社外、特に海外を中心としたオープンイノベーション活動を通じて、外部や他部門との連携に必要なスキル、交渉力、判断力等が養われます。 ・海外拠点や協業先の海外の有力研究機関や大学との幅広い人脈、グローバルな開発経験が得られます。
- オープンイノベーションを活用したグローバルな技術の探索と開発
研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 【担当業務】 3コア(FAソリューション/電子材料/コンデンサ)を中心とした当社事業において、自社開発部門/外部機関と連携しながら、技術視点で仮説立案・検証を繰り返し、新しい「事業の種」を創り出すオープンイノベーション活動が主な業務。 【期待する役割】 ・新たな価値を創出する可能性のある外部の革新技術と自社技術との共創による「事業の種」の仮説を立てること ・仮説立案のために、自社の商材やコアとなる技術をよく理解すること、及び市場調査や技術トレンド、学会、展示会調査等による情報収集と分析をすること ・自身専門の技術領域だけでなく、専門外でも自社技術や協業候補技術に対して意欲的に学び業務に活かすこと。 ・開発部門や事業部等の自社関連部門を巻き込みながら外部とのマッチングを図り、新規事業につながるプロジェクトを立ち上げ推進すること。 ・コミュニケーション力を生かし、グローバルな海外有力機関との連携を推進すること 【具体的な業務内容】 ・開発部門および事業部門と商品/技術ターゲットやロードマップ、将来課題の共有化を図り、ターゲットとする課題を明確化し、活動に対する社内コンセンサスを取ること。 ・課題解決に向けた連携体制を構築し、新規テーマ・プロジェクトを立ち上げ、推進すること。 ・上記新規連携テーマ推進を加速させるために、海外含めた外部の革新技術や研究機関との協業を検討し、社内技術とのマッチングによるオープンイノベーション活動を社内外メンバーと連携して推進すること。 ・自社商材の現状課題の理解や、市場調査・技術トレンド、学会、展示会調査等の公知情報、および特許や学術論文の読み込み・調査からの情報収集に加え、自社海外拠点や技術部門及び外部の先端研究機関に積極的にコンタクトし連携することで、第3者の情報や反証を得て、自らの仮説立案・検証を進めること。その結果を基に自社開発部門や事業部を巻き込み次期技術テーマやターゲットを提案すること。 【この仕事を通じて得られること】 ・社内の商材、技術、事業に幅広く接し、広い見識、知見、人脈を形成することができる。 ・海外拠点やグローバルな協業先との幅広い人脈、グローバルな開発経験とその技術深化ができる。 ・自身の発案で新たなコア事業創出をリードしていく貴重な経験ができる。 ・外部機関や自社開発部門、事業部など多岐にわたるメンバーを巻き込んで仕事を創る経験ができる。
- モデルベース開発とAIによる産業機器向けデバイスの研究開発
研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、モデルベース開発やシミュレーションを活用した産業機器及び車載向けデバイスの先行開発です。 ・単なる手法としてのモデルベース開発やシミュレーションではなく、モデルを活用したアルゴリズム(AI・機械学習・最適化)開発を行います。また、全社の開発効率の向上のため、事業部と連携をしながら技術開発を行いながら人材や事業を一緒に育てていく重要な活動を担って頂きます。 ・お客様や事業部の課題を先回りして、課題解決策や新機能・新アルゴリズムの提案を行うことも期待される役割になります。 ・上記の活動を当社のデバイス開発に適用・浸透させることで、他社に先んじた高効率開発を実現し、会社全体の技術力向上や利益創出に貢献していきます。 ・職場のリーダとして若いメンバーを指導し、事業部等顧客との折衝を行いながら、主体的に開発を推進していただくことを期待しています。 ・キャリアとして幅広い経験や行動力を発揮して、研究開発だけではなく職場風土の活性化と言う観点からも職場に新たな風を巻き起こして頂くことを期待しています。 【具体的な業務内容】 ・モデルベース開発やシミュレーションを活用して当社の産業機器・車載向けのデバイス開発や手法開発に取り組みます。 ・モデルを活用したアルゴリズム(AI・機械学習・最適化)開発を行います。 ・お客様や事業部ではなかなか見えにくい将来起こりうる課題を先回りして、課題解決型の効率的な設計手法の提案を行いながらデバイスの研究開発・先行開発を行います。 ・先行的な開発で得た知見やノウハウ、開発手法や開発プロセスを全社に展開する設計プロセス革新の推進も役割の一つです。 ・R&D活動の一環として、特許出願や学会発表も積極的に実施します。 【この仕事を通じて得られること】 ・研究開発から事業部との連携までどの開発フェーズでも自分の思いや行動次第で活動の範囲を拡大することができ、モノづくりの様々な経験をすることができます。 ・当社はトップクラスシェアを誇るモータなどの多数のなデバイスを保有するからこそ得られる世界最高峰の技術力とモノづくり力の中で技術者としての実力をいかんなく発揮することができます。 ・研究開発部門であるため、様々な技術領域(例:AI、材料、センシングなど)のエキスパートと交流することができ、技術領域を拡大することができます。
- 経営オペレーション革新を支えるデータ分析・AI技術開発
情報システム・社内SE経営企画・経営戦略
大阪府
【担当業務と役割】 ・担当業務は、当社の営業から製造までの経営オペレーションの革新になります。 ・ビッグデータ分析やAI・機械学習など先端デジタル技術を駆使し、当社商品の需要予測やサプライチェーン適正化の重要性は一層高まっています。 ・営業部門や企画部門と密に連携し、課題分析および技術開発を推進し、経営オペレーションのトランスフォーメーションを実現する大切な役割です。 【具体的な業務内容】 ・経営オペレーションのトランスフォーメーションを実現するための課題設定と対策立案 ・機械学習やAIなどを駆使した事業プロセス分析、処理 ・ビッグデータ分析の方式やアルゴリズムの研究開発、およびシステム開発 ・最適化アルゴリズムを応用した経営オペレーション適正化のための技術開発 ・営業部門、企画部門との密連携による技術導入と評価 【この仕事を通じて得られること】 ・当社経営オペレーションのトランスフォーメーションを起こすことで、グローバルに存在する当社顧客および社会全体に貢献出来る実感を得ることが出来ます。 ・当社営業や企画部門に存在する膨大なビッグデータや現場ノウハウと、AI・IoTなどのデジタル技術の掛け算により、オンリーワンのトランスフォーメーション技術開発のスキルと経験を積むことが出来ます。
- 製造や経営オペレーション革新を支えるAIデータ分析基盤の開発
情報システム・社内SE
大阪府
【担当業務と役割】 ・担当業務は、当社の営業から製造までの経営オペレーションの革新を支えるIoT/AIデータ分析共通基盤開発になります。 ・ビッグデータ分析や機械学習などAI技術やサーバレス・MLOpsなどの先端クラウド技術など、モノづくりオペレーション課題を解決し経営に貢献する技術の重要性は一層高まっています。 ・製造部門や営業部門、企画部門など関係部署と密に連携し、課題分析および技術開発を推進し、経営オペレーションのトランスフォーメーションを実現する大切な役割です。 【具体的な業務内容】 ・ビッグデータ分析やAI・機械学習アルゴリズム開発のための共通基盤システム(クラウド・オンプレ・エッジ)開発 ・当社全体の製造や事業オペレーション革新向けサービスインフラ構築と運用管理 ・社内外パートナーとの連携による技術連携・導入と評価 ・上記開発プロジェクトの推進マネジメント 【この仕事を通じて得られること】 ・当社の製造や営業などあらゆるオペレーションを先端技術によってトランスフォーメーションすることで、グローバルに存在する当社顧客および社会全体に貢献出来る実感を得ることが出来ます。 ・デジタル技術による超高効率な工場を実現することで、先進国を中心とした労働人口減少の社会問題の解決にもつながります。 ・当社工場に存在する膨大な製造ビッグデータや製造ノウハウと、AI・IoT・サーバレス・MLOpsなどのデジタル技術の掛け算により、オンリーワンの製造トランスフォーメーション技術開発のスキルと経験を積むことが出来ます。
- FAサーボモータのモーションコントロール先行技術開発
研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、FAサーボの自律モーションコントロール技術開発になります。 ・具体的には、将来の産業用途等でのロボティクスシステムの進化の動向を読み解き、それに必要となる次世代モータのモーションコントロール要素技術開発を、モータ制御、軌道生成、自律制御など、新規価値創出に向けた技術開発を行っていただきます。 【具体的な業務内容】 ・当社事業部で生産されるモータの次世代製品に必須のモーション制御技術開発にかかわる業務です。 ・ロボティクス分野の進化にはモータシステムの高速・高精度で動作制御する技術が必須となります。その実現に向けたFAサーボモータのモーション制御制御、自律制御、軌道生成技術などの研究開発を行います。 ・AIやMBDなど先進的シミュレーションを駆使して実現性を確認し新技術の開発を加速します。 ・試作を通じた実機検証に基づき事業部への提案、協業推進を行います。 ・新規技術に関しては探索活動含めて産学連携で推進します。 【この仕事を通じて得られること】 ・GXやロボティクスの将来動向のリサーチやパワーエレクトロニクスの先端技術のリサーチを目的としてショー、学会などにも積極的に参加し、先端技術に触れ技術知見を高いレベルで養う事が出来ます。 ・次世代ロボティクス、モータシステムデバイスの開発を通じてSDGs、環境改善に貢献できます。 ・現行の事業にとらわれることなく新規事業の企画のチャンスもあります。
- マイクロ波加熱の要素技術開発
研究・開発
神奈川県大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、マイクロ波技術を応用した革新的工法の要素技術開発です。 ・社内事業部門および社外パートナと連携し、実証用加熱炉の設計、シミュレーション解析、実測評価等を主導いただきます。 【具体的な業務内容】 ・3次元電磁界解析シミュレータを活用し、加熱メカニズムの解析、加熱物に適したマイクロ波加熱手法の検討、加熱炉の構造最適化に取り組みます。 ・事業部門や社外パートナとも連携しながら、実証用加熱炉の設計試作・性能評価までを行います。 ・特許出願、学会発表も積極的に実施します。 【この仕事を通じて得られること】 ・最先端の研究開発と事業貢献を同時に追求することができます。事業部門との連携を通じ、研究開発から実用化までを経験できる貴重な機会があります。 ・当部門では、マイクロ波加熱以外にも、ミリ波・テラヘルツ帯の研究開発など多様な研究テーマに取り組んでいます。日常的に様々なバックグラウンドを持つ研究者と交流し、自らの技術力を磨くことが可能です。
- MBD、CAE技術を活用した電子部品及び電子材料の研究開発
研究・開発
大阪府
【担当業務と役割】 ・主な担当業務は、モデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)を活用した電子部品、電子材料の先行開発です。 ・標準的な手法やツールを用いるのみのモデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)ではなく、システム視点で根本課題を追及し、その解決に必要な手法やツールの選定・構築・運用を行います。 ・お客様や事業部の課題を先回りして、課題解決策や新規設計の提案を行い、開発効率の向上を図ると共に、その活動を当社の様々なデバイス開発に適用・浸透させることで、全社の技術力向上や利益創出に貢献していきます。 ・職場のリーダとして若いメンバーを指導し、お客様や事業部との折衝を行いながら、主体的に開発を推進していただくことを期待しています。 ・キャリアとして幅広い経験や行動力を発揮して、研究開発だけではなく職場風土の活性化と言う観点からも職場に新たな風を巻き起こして頂くことを期待しています。 【具体的な業務内容】 ・モデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)を活用して当社のキャパシタ、インダクタ、抵抗器、回路基板といった部品、材料の設計、製造プロセス開発や手法開発に取り組みます。 ・設計、製造の根本課題を追及、整理するために、事業部門を含む関連部門との密なコミュニケーションにより、連携、折衝、調整を行います。 ・課題解決のため、どのような手法、シミュレーション(CAE)技術を導入するかのプランニングを行います。 ・設計、製造のシミュレーション(CAE)に用いるパラメータの中で、設計現場や製造現場から上がってくるデータだけで得られないものを実験や解析を駆使してデータ構築を行います。 ・先行的な開発で得た知見やノウハウ、開発手法や開発プロセスをドキュメント化し、全社に展開すると共に、特許出願や学会発表も積極的に取り組みます。 【この仕事を通じて得られること】 ・社会進化を支えるキーアイテムである電子部品や電子材料の性能、機能、価格に直結する研究開発を通じて、自身の頑張りが、社会の進化を加速させる実感を得ることができます。 ・研究開発から事業部との連携までどの開発フェーズでも自分の思いや行動次第で活動の範囲を拡大することができ、モノづくりの様々な経験をすることができます。 ・システム視点で様々な製品を整理することで、電子部品・電子材料を深く理解し、ロジカル思考を体得することが可能になります。 ・様々な製品に対して新たな技術の構築やソフトウエアの導入提案を経験するとともに、R&Dのエキスパートと交流することもでき、技術者としての幅を広げ、専門性を高めることが出来ます。 ・最適化手法、機械学習など、異なる知識・経験に対して意欲のある方は、シミュレーション(CAE)技術と組合わせた、より高度な仮想設計技術構築の機会もあります。