株式会社エスパルス(清水エスパルス)

株式会社エスパルス(清水エスパルス)

「新たなファンづくり」を推進する、デジタル人材を求む

静岡県清水区にホームを構えるJリーグクラブ「清水エスパルス」のマネジメントを担う株式会社エスパルス。地域に根付いたクラブという姿勢のもとでサッカーを通じた地域への貢献を続けるなか、さらなるファン獲得を目指すにあたり、外部よりマーケティングディレクター、データマネジメントアドバイザーを募集します。デジタルマーケティングやデータ活用を推進するうえで求める人物像、ともに目指したい未来について、代表取締役社長の山室晋也氏、取締役管理本部長の杉山敏氏にお話を伺いました。

本ページの求人の募集は終了しました。

募集期間:2020年12月1日(火)〜 2020年12月28日(月)

本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。
  • エスパルスの変革を、デジタルの力で実現する

    代表取締役社長/山室 晋也 ──はじめに、エスパルスの概要について教えてください。 エスパルスは、「わかちあう夢と感動と誇り」を理念に、サッカーのまち清水・静岡をホームタウンとするJリーグクラブ「清水エスパルス」の運営を通して、地域への貢献を続けてきました。 そして、2022シーズンで清水エスパルスは結成30周年を迎えます。清水エスパルスはJリーグスタート当初こそタイトル争いに加わることが多かったものの、近年は上位進出が難しいという状況が続いており、その状況を打破すべく、2020シーズンは「RE-FRAME」をスローガンとし、さまざまな点で生まれ変わりを目指す変革を宣言しました。 サッカー王国のシンボルとして、サッカーを愛する地域の皆様に夢を与える存在であるというベースを持ちつつ、拡大するスポーツビジネスや50を超えるクラブ数となったJリーグクラブのなかで輝き続けることを目指し、変革を恐れることなく新たなチャレンジにエスパルスは挑んでいます。 ──山室さんは、今年1月にプロ野球チームの球団代表よりエスパルスに転身したと伺っていますが、転身のきっかけなどは何かあったのでしょうか。 スポーツには、他の何ものにも代えられない大きな魅力があることに気づいたのがきっかけだと思います。私は大手金融機関で長い間キャリアを積んでおり、その際プロ野球球団からお話をいただき、スポーツ業界へと足を踏み入れました。参画後は、赤字経営からの脱却のための施策、利益投資などを積極的に進め、チームの経営再生を推進しました。 そして、一定の成果が上がり、自分自身が新しいチャレンジをしたいと考えていた際にエスパルスより声がかかりました。サッカーの成長率、またサッカーの持つ裾野の広さには関心を持っており、今後のマーケット拡大も大きく期待できると考えていました。 また、エスパルスは「オリジナル10」と呼ばれるJリーグ創設時のチームであり、われわれ世代にとっては「静岡といえばサッカー、サッカーといえば静岡」というくらい印象深いチームでした。ですので、エスパルスから代表のオファーをいただいた際、これまでの経験を最も生かせるということもあり、転身を決めたことを覚えています。同時に、エスパルスでなら面白い挑戦ができるのではないかと可能性を感じたことも、エスパルスへの参画を決めた理由です。

    ──転身後に行った取り組みやプロジェクトについて教えてください。 着任後は、まず経営課題に対し部門横断のプロジェクトを複数立ち上げ、解決に向けた議論を開始しています。この議論のなかには「満員のスタジアムを目指すために何を行うべきか」「デジタル化」などのテーマも含まれています。 Jリーグクラブの主要な収益源であるホームスタジアムへの来場(興行収入)は、単なる売上確保に限らず、ファンづくりにつながる大事なポイントであり、ファン拡大に常に努めるべき重要事項です。 ファン拡大にあたっては、デジタルの力を最大限活用し、日常のなかにエスパルスを感じてもらう機会を増やすことも戦略的に進めていこうと考えています。そのため、満員のスタジアムとデジタルの活用という観点は、現在私たちにとって切り離して議論できない重要なものとなっています。 そして、これらのプロジェクトの推進や議論を活発に行うことで、満員のスタジアムでファンや地域の皆様へ最高のおもてなしを提供することを目指していきたいと考えています。 ──最高のおもてなしの提供に向けて、今回マーケティングディレクター、データマネジメントアドバイザーを募集する理由について教えてください。 最新のマーケティング戦略やデジタル分野に関する経験など、これらの分野における高い専門性を持つ方に参画していただき、経営上の重要事項に対する効果の最大化に向けて力を貸していただけることを期待しています。 マーケティングやデジタルの分野は、進化のスピードが極めて速いこともあり、既存の社員を教育・研修するだけでは、そのスピードに追いつけないと考えています。そこで、既にその道の第一線で活躍されている方々に副業・兼業という形式で参画していただき、エスパルスの運営に知見を生かしていただきたいと考えています。 ──候補者の方とともに目指したいエスパルスの未来についてお聞かせください。 エスパルスの圧倒的なプレゼンスの高さは、非常に貴重な財産です。新型コロナウイルス感染症の影響が続くなかではありますが、サッカーを愛する土壌があり、多くのファンが地域におりますので、さまざまなことに挑戦できる環境が整っています。ぜひ私たちと一緒に「新しい清水エスパルス」をつくり、盛り上げていきましょう。

  • エスパルスの新たなファンを獲得する要となる、2ポジションで募集

    取締役 管理本部長/杉山 敏 ──ここからは取締役管理本部長の杉山さんにお話を伺いたいと思います。早速ですが、今回募集するマーケティングディレクター、データマネジメントアドバイザーそれぞれの概要について教えてください。 エスパルスを応援していただいているファンは、身近な地域にサッカーチームがあるという特性もあり、サッカーの戦術理解に長じた方も多く、エスパルスのサッカースタイルについても理想を描ける、いわゆる玄人的な方が多いと認識しています。したがって、競技面における満足感の維持・向上がファンづくりの柱になっており、サッカー人口とサッカーの持つ裾野の広さを生かした育成型の方針をエスパルスではベースにしつつ、常に質の高さを追求してきました。 一方、Jリーグやエスパルスに触れる機会が少ない方も多数存在しています。そこで、まだ私たちがリーチできていない方へ効果的なアプローチを行うことを、ファンづくりのもう一つの柱にしていきたいと考えています。今回募集するマーケティングディレクター、データマネジメントアドバイザーは、Jリーグやエスパルスに触れる機会が少ない方へ効果的にアプローチしていくためのプロジェクト推進を担うポジションとなります。 ──具体的には、どのような業務に取り組むのでしょうか。 マーケティングディレクターには、集客の拡大、チケットセールスの向上などファン拡大を目的としたマーケティング戦略の立案やデジタルを活用しての施策策定、戦略や施策の実行支援を担当していただきます。 データマネジメントアドバイザーには、マーケティング戦略・施策の実効性を高めるためのデータ利活用計画の策定、実行支援をお任せします。その際、個人の顧客にピンポイントでアプローチするマーケティング実施に向けたデータ収集、蓄積、分析はもちろん、顧客データの有機的な統合、整備も担当していただきたいと考えています。 また、今回副業・兼業での参画となるため、社内における特定の組織で勤務するというよりはプロジェクトそのものに参加し、社内横断的に関与していただく形式を想定しています。もちろん、一番の現場はスタジアムとなりますので、ホームゲーム開催時を含めて、適宜スタジアムでの施策検証などもお願いすることになると思います。 ──業務の醍醐味や面白さとしては、どのようなことが挙げられますか。 プロスポーツクラブのスタッフとして、自身が策定した戦略や企画が感動につながることは大きな醍醐味でしょう。そうした感動の瞬間に立ち会えることは、まさに一生の宝物になるといえるのではないでしょうか。 また、今後さらに変革を加速するエスパルスが進化していく過程に直接立ち会ってほしいという思いもあり、この点も大きなポイントだと思います。

    ──マーケティングディレクター、データマネジメントアドバイザーとして、どのような方に参画をしていただきたいですか。 デジタルマーケティングは、日進月歩の進化を続けている分野になります。ですので、マーケティングディレクターには、最新のデジタル技術に精通し、またそれらの技術をファン拡大のマーケティング戦略・施策に活用できる方を求めています。 データマネジメントアドバイザーには、データ分析や社内外のデータの統合・整備により、デジタルマーケティングに直結させるデータ構想づくりやプロジェクトの実行まで推進できる方に参画していただきたいですね。 また、業務面でのスキルに加えて、スポーツやサッカー、Jリーグ、エスパルスなどに興味をお持ちの方でしたら、より高いモチベーションを感じられることでしょう。大事な時間を使う目的が「自分の好きなこと」であるほうが望ましいことはいうまでもありませんので、培ってきた経験や知見をエスパルスで思う存分発揮したいという方には、非常に面白い業務になるのではないでしょうか。 ──さまざまな部署と連携しながらの業務になるかと思いますが、参画後に関わる組織について教えてください。 参画後は、部門横断のプロジェクト活動に関与していただくことを想定しています。ですので、チケットセールスや後援会、広報、IT等のオペレーションを行う各部門を巻き込みながら、経営課題の解決のための検討や議論を行い、プロジェクトを推進していただきたいと考えています。推進するにあたり、私たちも全力でサポートをしていきたいと考えていますので、ともに新たなファンづくりに挑戦できればと思います。 ──最後に、この記事を読まれている方に向けてのメッセージをお願いします。 応援していただいているファンに感動を与えることが、私たちエスパルスの最大の使命だと考えています。今回、顧客に焦点を当てたマーケティングに知見のある方に参画していただくことで、今まで以上に感動の機会を増やし、さらには感動のレベルを上げていければと考えています。 「満員のスタジアムでの感動体験」「強いエスパルス」は、今後競争が激化するプロスポーツビジネス業界で生き残るためには、必要となる2つのキーワードです。このキーワードを実現するため、エスパルス全体で思いを共有し、同じ方向を見据えてプロジェクトを推進していただける方にぜひご応募いただければと思います。

  • 確認事項

    本公募は、スポーツ庁の2020年度スポーツ産業の成長促進事業「スポーツ経営人材育成・活用推進事業」の一環として運営しています。簡単なアンケートへのご協力をお願いする可能性もあります。 ご応募にあたっては必ず現在の勤務先の副業・兼業に関する規定を順守し、就業前に現在の勤務先にて必要とされる申請手続き等はご自身の責任においてご対応いただきますようお願いいたします。

募集職種

  • 【副業兼業】マーケティングディレクター

    事業企画・事業統括経営企画・経営戦略リサーチ・データ分析

    静岡県

    【清水エスパルスとは】 清水エスパルスは、1991年に静岡県清水市(現静岡市)をホームタウンに、母体を持たない唯一のクラブとしてJリーグに承認されたサッカークラブです。チームとして試合を盛り上げるだけではなく、アカデミーを通じた未来のアスリート育成にも力を入れているほか、社会貢献事業にも積極的に参加し、地域の発展とスポーツ文化の振興にも貢献し続けています。2020年シーズンは、「RE-FRAME」をスローガンに掲げ、新代表取締役社長が就任し、チームエンブレムとロゴのデザインをアップグレードしました。過去に囚われない新しい変化を自らの力で巻き起こし、クラブの更なる進化を目指します。 【募集背景】 今後も継続して運営を続けていくために、集客、チケット収入の増加は欠かすことのできない要素であり、新規およびライト層と呼ばれるファンへの訴求、ファン層の拡大が重要だと考えています。現在、クラブ顧客に関するデータの整理・活用を踏まえた、マーケティング施策の立案・実行を検討していますが、課題を抱えている状況です。そこで今回、当クラブのマーケティングディレクターとして、マーケティング戦略を策定するフェーズから携わって頂ける方を募集します。 【仕事内容】 主に集客、チケットセールスの向上、ファンベースの拡大を目的とした下記の業務をお任せする予定です。 ・平均観客動員数増加、1試合当たりの興行収入増加に向けたマーケティング施策の企画支援 ・各マーケティング施策の実施支援(クラブ内の各業務部門の実行支援) ・ターゲットとなる顧客層の分析およびカスタマジャーニーの検討、顧客コミュニケーション戦略・戦術の立案支援 ・施策実施後の効果検証・改善策の提案 等 【所属部署について】 特定の部門に所属せず、社長直下にてプロジェクトに参画し、社内横断的に関与いただく形式を想定しています。 【選考方法】 ・書類選考+面接(オンライン面接)+最終面接

  • 【副業兼業】データマネジメントアドバイザー

    広報・PR・広告宣伝リサーチ・データ分析Web広告運用・SEO

    静岡県

    【募集背景】 今後も継続して運営を続けていくために、集客、チケット収入の増加は欠かすことのできない要素であり、新規およびライト層と呼ばれるファンへの訴求、ファン層の拡大が重要だと考えています。現在、クラブ顧客に関するデータ整理を進めていますが、今後、データを活用しマーケティング施策の実行性を高めるためには、データ活用基盤の整備に課題を抱えている状況です。そこで今回、当クラブのデータマネジメントアドバイザーとして、顧客データ整備から利活用計画の策定に至るまでの支援をお任せできる方を募集します。 【仕事内容】 主に当クラブにおけるファン属性等の情報の収集・整備における業務をお任せいたします。 具体的には下記の業務をお任せする予定です。 ・顧客データ(観客属性情報)の収集・蓄積・加工・分析の支援 ・部署別に管理されている各種データの整備支援 ・マーケティング施策実行に伴うデータ利活用計画の策定支援 【所属部署について】 特定の部門に所属せず、社長直下にてプロジェクトに参画し、社内横断的に関与いただく形式を想定しています。 【選考方法】 ・書類選考+面接(オンライン面接)+最終面接

転職が決まりご報告いただいた方にはお祝いを用意しております。