日本電気通信システム株式会社

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【#02】市場を開拓し続ける、NEC通信システムのセキュリティ事業の強さとは

NECグループの一員として、高い信頼性と優れた品質を備えた通信ネットワークを手掛ける日本電気通信システム株式会社(以下、NEC通信システム)。同社はネットワークの黎明(れいめい)期から業界に先駆けてセキュリティ事業を立ち上げ、社会インフラの構築・成長に貢献し続けてきました。高い技術力を誇り、社会からの信頼も厚いNEC通信システムならではのセキュリティ事業の戦略や展望、そして働く魅力について、最前線で活躍する3名に伺いました。

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募集期間:2025年1月23日(木)〜 2025年2月19日(水)

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  • ネットワーク黎明期から市場を切り開いてきたNEC通信システムのセキュリティ事業

    執行役員(セキュリティ事業担当)/松川 亨 ──はじめに、NEC通信システムにおけるセキュリティ事業の概要を教えてください。 当社のセキュリティ事業の歴史は長く、ネットワークの黎明期であった1990年代初頭からセキュリティ対策に関わってきました。本格的に始動したのは、社会全体がセキュリティに対する関心を高めた2000年前後で、およそ20年以上にわたる実績があります。 その流れを踏まえ、現在、当社は4つのセキュリティ事業を展開しています。1つは、企業や官公庁、金融機関などに向けた安全で信頼性の高いネットワークの構築。次に、オフィスや工場などの用途に合わせたネットワークセキュリティ製品の提供。そして、お客様向けにサイバーセキュリティに特化した人材の育成。最後が、NECグループとしての豊富な経験を生かし、お客様視点での運用や開発支援などを行うセキュリティシステムの開発です。常に社会のニーズを取り入れ、それぞれの事業を連携させながらセキュリティ事業を推進しています。 ──セキュリティ事業におけるNEC通信システムの強みは何ですか。 当社はNECグループの一員として、業種や市場を問わず、多種多様なお客様に対し、ネットワークの設計提案から構築まで幅広く対応してきました。こうした経験によって得た強みは、強固なセキュリティ対策や大規模ネットワーク・インフラの構築に関する技術とノウハウです。時代と共に進化するセキュリティのニーズに対応してきたことで、より信頼性の高い技術と実践知を培ってきました。 さらに、近年需要が高まるサイバーセキュリティ分野において、早期から人材育成に取り組んできた成果として、当社には高度セキュリティ人材が多数在籍しています。CISSPや情報処理安全確保支援士など高度な専門資格の保有者も多数おり、社内外のセキュリティ技術を競うイベントでも優勝や上位入賞者を多数輩出してきました。そうした社員一人一人の技術力の高さが、高度でかつ質の高いサイバーセキュリティソリューションにつながっています。 こうした強みを背景として、当社のセキュリティ構築力は社会から確かな信頼を得ています。その証しとして、官公庁、金融業界に加え、鉄道、流通、製造業、医療分野といった社会インフラに関わる大手企業からの引き合いも多く、数多くのお客様にセキュリティネットワークソリューションを提供してきました。

    セキュリティ知見を全事業部に連携し、全社の事業成長を牽引する

    ──事業の今後の展望をお聞かせください。 今後さらなる市場拡大を目指すにあたり、大きく2つの取り組みを進めています。1つ目は、高まるセキュリティ対策需要に応えるため、当社が展開するテレコム事業、モビリティ事業、産業DX事業への知見共有と連携強化です。当事業部がハブとなって緊密に連携し、全事業でセキュリティ対策を強化することで、全社の事業成長を後押ししていきます。 2つ目は、セキュリティ事業を起点とした新市場の開拓です。未開拓の領域にも果敢に挑戦し、新たな事業機会を創出する部門としてさらなる成長を目指します。 ──セキュリティ事業が求める人材イメージについて教えてください。 ネットワークやセキュリティにかかわる知識や技能ももちろん重要ですが、それ以上に「重大なミッションを成し遂げるために自ら成長できる力」を求めています。テクノロジーは日進月歩で進化を続けており、常に自学に努める姿勢が不可欠です。とりわけ、セキュリティ事業においてはお客様の大規模なシステムやプロジェクトに対応する場面が多く、高い壁にぶつかることもあります。そうしたときにも挑戦し続けられる、前向きなマインドが大切です。 NEC通信システムでは、多様な業界のお客様に対してさまざまな価値提供を行っています。だからこそ、得られる経験も多種多様です。こうした環境に魅力を感じ、自分自身の可能性に挑戦し続ける意欲のある方と出会えることを楽しみにしています。

  • 多様な業界のお客様のプロジェクトを手掛け、日々新たな学びを

    ネットワークソリューション事業部 主任/永留 壮馬 ──永留さんのご経歴と、NEC通信システムに転職された理由についてお聞かせください。 前職はIT企業で、システムエンジニアとして不動産業界のお客様向けにサーバーやネットワーク、パソコンなどの構築、運用、保守までを手掛けていました。在職中は一貫して同じお客様を担当し、深い関係性を築き、さまざまな価値提供ができたと自負しています。一方で、今後のキャリアを考えるなかで、より幅広い業界や領域に携わりたい、新しいことに挑戦したいという思いが芽生え、転職活動を始めました。 転職の軸としては、ネットワーク構築スキルを生かせることと、多種多様な業界のプロジェクトに携われることを重視。NEC通信システムはこれらの条件を満たすのに加え、NECグループの一員として大規模なプロジェクトにも参画できる点に魅力を感じ、入社を決めました。 ──現在はどのような業務を担当していますか。 現在は、関西エリアの大学におけるネットワークやサーバーの更新プロジェクトを担当しています。要件定義から実際の切り替え作業まで、プロジェクトにおける上流から下流まで一貫して担っています。 お客様の要望に応えるため、ある工程で当社としては初めて扱うサーバーを採用しました。私自身も初めて扱うもので、英語で記載されたマニュアルを読み込み、動作を一つ一つ確認しながら進める必要があったので苦労もありましたが、結果として障害なく無事に納品することができました。大きな達成感がありましたし、私にとって自信にもつながっています。入社時に期待していた新しいチャレンジができている点にも満足しています。

    先端技術とプロジェクトマネジメント力を備え、数十年後も活躍できる人材へ

    ──仕事の醍醐味や魅力についてお聞かせください。 一番の醍醐味は、日々新しい経験ができることです。プロジェクト規模が大きいだけでなく、業務の各フェーズでグループ会社と連携し、専門性の高い知識にも触れられます。また、現在担当している大学のプロジェクトでは、実際に大学に足を運び、ネットワーク構築のサポートなど、現場での業務も発生します。こうした新しい経験が学びとなり自身を成長させ、働く喜びにもつながっています。 加えて、現在のプロジェクトは、大学全体のネットワーク環境を担っており、何か問題が起きれば大学全体のネットワークが停止するなど大きな責任を負っています。責任の重さに比例してやりがいがありますし、NEC通信システムならではの挑戦しがいのある環境に醍醐味を感じています。 ──NEC通信システムのセキュリティ事業だからこそ得られる経験やスキルとして、どんなものが挙げられますか。 NEC通信システムでは幅広い業界のさまざまなお客様を担当するため、その都度お客様の固有のニーズや状況を正確にくみ取り、できることとできないこと、やるべきこととやるべきでないことをスピーディーに見極める力が培われます。周囲には高いプロジェクトマネジメント力を持った先輩社員がいるので、日々業務を通じて多くを学べています。 また、最先端のセキュリティ事業に携わるなかで、生成AIやクラウドを筆頭にした先端技術に触れる機会もあるでしょう。現在私はネットワーク構築を中心に担当していますが、今後は先端技術も積極的に習得し、またプロジェクトマネジメント力もより一層鍛え、数十年後もこの業界で活躍できる人材を目指したいと思っています。

  • 官公庁向けの巨大プロジェクトを手掛ける醍醐味

    ネットワーク&セキュリティ事業部 主任/溝田 翔悟 ──溝田さんのご経歴と、これまで携わったプロジェクトについてお聞かせください。 私は新卒でNEC通信システムに入社し、まずは国内の携帯電話を海外で使用可能にする3G携帯の通信網構築に携わり、その後、国内の官公庁向けプロジェクトで、災害で通信ケーブルが断絶した際の通信手段となる無線通信網の整備に関わりました。 セキュリティ事業に携わるようになったきっかけは、社内で新たに立ち上げられた教育プログラムです。セキュリティ全般の知識や技能を習得するスペシャリスト育成プログラムの1期生に選ばれ、約1年にわたって集中的なトレーニングを受けました。セキュリティ技術について本格的に学ぶのはそれが初めてだったのですが、悪意を持つ攻撃者から防御するための工夫をこらす内容がとても刺激的で、日々新たな発見がありましたね。 その後に担当したプロジェクトとしては、ASEAN加盟国向けの教育プロジェクトなどがあります。現地に出張し、演習などを交えながら各地域のセキュリティ強化を図りました。現在は、官公庁向けにセキュリティソリューションの提案・構築・運用をワンストップで提供する業務を行っております。

    協力し合うカルチャーとチームワークが、提供価値を最大化する

    ──官公庁向けセキュリティプロジェクトの魅力、醍醐味は何でしょうか。 プロジェクトを進めるなかで、お客様に「導入して良かった」と感じてもらえる価値をどのように提供するかを常に考えています。例えば不正通信のブロックサービスであれば、ブロックした件数を累計で見える化したり、アクセス制限サービスであればお客様が不正サイトにアクセスしようとした危険などを伝えたりするなど、導入していただくシステムの価値を実感していただけるよう工夫をこらしています。 今後は現在提供しているサービスに対して寄せられたお客様のご要望を踏まえ、サービスをさらに発展・拡張させていくことで、より多くのユーザー様に価値を感じていただけることを目指します。このように、自分が考えたアイデアでお客様に提供する価値を向上させ、会社の事業を自らの手で大きくすることが実感できる点が醍醐味だといえるでしょう。 また、国の行政に関わる官公庁向けのプロジェクトである点も大きな魅力です。自分たちが手掛けた仕事が形として残り、より良い社会づくりに貢献し続けていくことに誇りとやりがいを感じます。 ──組織カルチャーやメンバーの魅力についても教えてください。 当社は、立場や役職の壁がなく、誰もが自由に発言し、一丸となってプロジェクトに取り組むカルチャーが根付いています。実際に先日のブレスト会議では、ある若手のメンバーの一言がきっかけとなり、重大なインシデントにつながりかねないお客様のセキュリティ問題を発見して無事に解決へと導くことができました。議論が活発で、かつメンバー間の結束力も強い当社だからこそのファインプレーだったと思っています。 高い技術力を備えた企業や組織は当社以外にも国内外に多くありますが、そのなかでも当社は、メンバー同士で協力し合うカルチャーが一人一人の能力を何倍にも引き出している強い組織であると感じます。良い意味で競争心も刺激されるためにメンバーそれぞれが成長に貪欲ですし、会社としても自ら学ぼうと動くメンバーを支援する仕組みが数多くあります。こうした環境で社会に貢献しながら自分自身のスキルや経験を高めたいと考える方は、ぜひご応募いただけるとうれしいです。

  • 【連載】世界をつなぐ品質と信頼のネットワーク。その技術力に迫る(全3回)

    NECグループにおける通信ネットワークのソフトウエア開発を担う会社として1980年に設立されたNEC通信システム。日本にとどまらず世界中の通信ネットワークの開発と構築を行うほか、テレコムネットワーク、モビリティソフトウエア、IoTソリューションなど幅広く事業を展開する同社の魅力について、3回にわたってご紹介します。

    【#01】モビリティ技術×多様な価値で生み出す次世代ソリューション

    ※【#01】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    モビリティ事業の概要や強み、今後の展望についてご紹介します。

    【#03】デジタル社会を支えるソリューションを、自らの手で創造する

    ※【#03】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    産業DX事業や新事業への取り組み、今後の展望についてご紹介します。

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