球心会設立準備委員会

王貞治を超える未来の世界的ヒーローを生みだすプロジェクト
王貞治氏自身が野球からもらった夢の力。これを将来の世代にもつないでいきたい。そんな思いから始動した「BEYOND OH! PROJECT」。同プロジェクトの旗振りを担う「球心会」が、立ち上げボードメンバーを募集します。世界を熱狂させ、子どもたちに夢と希望を届けるヒーローを生み出し続ける野球界の未来を築くためにすべきこととは何か。「オール野球界」として今踏み出すべき第一歩とはどのようなものなのか。「BEYOND OH! PROJECT」および球心会の発起人である王貞治氏にお話を伺いました。
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募集期間:2025年1月30日(木)〜 2025年2月26日(水)
本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。王貞治氏による、野球界の未来に向けた提言
球心会発起人/王 貞治 ──はじめに、球心会設立の背景と「BEYOND OH! PROJECT」を始動しようと考えたきっかけについて教えてください。 今の野球界を見ると、未来の世界的ヒーローを生み出すにあたってさまざまな課題があると感じています。特に少子化や競技環境の変化については深刻です。だからこそ、野球界全体が一丸となり、50年後、100年後を見据えた取り組みが必要だと思いました。 私が野球を始めたのは小学生のときです。当時は、近所の神社の境内や道ばたがグラウンド代わりでした。今思えば、日常のなかに野球が自然と身近にあったことが、私の野球人生の出発点だったと思います。 それから時代が進むにつれて、環境は大きく変わりました。今の日本では少子化が進み、それに伴って野球を始める子どもが減少。野球ができる場所も少なくなっています。それでも日本各地の野球の団体・組織は普及・振興に熱心に取り組んでいます。 かつて「読売ジャイアンツ」で共にプレーをした長嶋茂雄氏が当時の子どもたちの目標のような存在であったように、今では海の向こうで活躍する大谷翔平選手が日本中を沸かせ、多くの子どもたちの憧れの的になっています。その熱量は、昔とほとんど変わらないように思えます。 「50年後、100年後も、世界を沸かし、子どもたちに夢を与えるヒーローが生まれていく取り組みを、『オール野球界』として起こし、その誕生を日本の野球界全体で実現したい」。そんな強い思いを実現するための第一歩が「BEYOND OH! PROJECT」であり、その旗振り役を担うのが球心会です。
未来の世界的ヒーローを生み出すためのサイクル
──未来の野球界をけん引する世界的ヒーローを生み出すにあたっての課題は何でしょうか。 「野球熱」を若い世代に伝えきれていないことだと考えています。現代では野球以外のプロスポーツが増え、地上波でのナイター中継もなくなりました。テレビを見ない若い世代はスポーツニュースに触れることもなく、SNSも野球に興味がある層にしか届いていません。そのため、日常生活のなかで野球の情報に触れる機会が少ない状況です。都心部の公園や校庭ではボール遊びが制限され、野球に興味はあっても体験の場がないことも原因でしょう。
──未来の世界的ヒーローはどのように生まれるとお考えでしょうか。 未来のヒーローを生み出すためには、「サイクル」が鍵となります。まず、ヒーローが誕生し、その活躍が多くの人々を熱狂させます。その情熱がメディア等を通じて社会全体に波及していくことで、野球そのものの注目度が高まり、人気が拡大します。それに伴い、野球のマーケットも広がり、競技環境の整備や充実した支援体制の構築が進みます。こうした好循環が、次世代の野球界を担う子どもたちに理想的な環境を提供し、新たな挑戦者を生み出します。このサイクルが続くことで、野球界はさらなる発展を遂げ、未来のヒーローが次々と誕生すると考えています。
未来に向けた骨太の方針とアクション仮説
──「BEYOND OH! PROJECT」が掲げる方針について教えてください。 野球界全体で共有すべきマクロ課題を認識し、それを解決するための骨太の方針として「熱づくり」「機会づくり」「市場づくり」に、「体制・財源づくり」を加えた「3+1」を掲げています。この「3+1」を、今後の議論や取り組みを進める際の出発点の方針とし、具体的な課題解決に向けた方向性を示していきます。 ──現時点でイメージしている具体的なアクションはどのようなものでしょうか。 具体的なアクションについてはまだ仮説段階であり、むしろ方針と課題に対してどのようなアクションが必要なのかを「オール野球界」で議論し、実行に移していきます。 そのうえで、未就学児や低学年の小学生が野球を楽しめる「機会づくり」として、プロ・アマ・地域が連携して「幼少期ベースボール原体験プロジェクト」を企画することを検討しています。2023年に大谷翔平選手が日本全国の小学校にグローブを寄贈しましたが、本プロジェクトはその取り組みをつなぐことを視野に入れています。自治体とも連携しながら、地域全体で野球の楽しさを広めていきたいと思います。 「熱づくり」の施策としては、野球指導者に向けた教育方針の見直しを進めています。ハラスメント防止や多様性・包摂性(DE&I)の理解を深め、子どもの成長に寄り添った指導を実現するライセンス制度の普及・整備を検討しています。 「市場づくり」では国内市場の縮小に備え、「アジア市場開拓プロジェクト」として、アジア各国との連携を強化し、国際交流を通じて野球市場を広げる中長期的な計画を推進していく予定です。 最後にこれらを支えるための「体制・財源づくり」として新法人を設立します。これが球心会です。「オール野球界」の横断的・長期的視点での戦略を策定し、さらにプロジェクトの実行に必要な財源確保の体制を整えます。
球心会の立ち上げボードメンバーを募集
──今回の募集ポジションの一つ「COO(専務理事)」はどのような役割を担うのでしょうか。 「BEYOND OH! PROJECT」を実現するためには、COOの存在が欠かせません。役割としてはプロジェクトの具体的な戦略を立て、アクションに移す最高執行責任者です。全体の旗振りを担う球心会のCOOですので、「オール野球界」を動かすための中心的なポジションと言っても過言ではないと思います。
──どのような方に「COO(専務理事)」として参画してほしいとお考えでしょうか。 野球界の各団体との調整力や交渉力はもちろん、プロジェクトを管理するマネジメント能力は欠かせません。特に、ステークホルダーとの交渉をスムーズに進められる方が理想で、メンバーを率いた経験や組織の運営経験があることも望ましいです。社会課題に対する深い理解と、それに取り組む強い意志も必要だと思っており、スポーツや野球業界での経験は一切問いません。業界を問わず、プロのビジネスパーソンとしての力を発揮していただきたいと考えています。 また、今回の募集では、COOに加え、「BEYOND OH! PROJECT」の財源確保のための基金設立や法人のバックオフィス業務に携わる人材も求めています。 ──「BEYOND OH! PROJECT」に携わることで得られる経験、キャリア価値はどのようなものでしょうか。 「BEYOND OH! PROJECT」は、私自身やさまざまなバックグラウンドを持つメンバーと共に活動することで、価値ある人脈を築く貴重な機会となります。また数々の新しい挑戦に取り組むなかで、革新的な視点や思考方法を身につけ、自己成長を促す体験が得られることでしょう。 また、事業開発、マーケティング、ファイナンスを含めたオールラウンドなビジネス経験が生きる場であると同時に、それらをさらに磨ける機会でもあります。加えて、組織内外のプロフェッショナルと連携することで、多角的な視点やスキルを得られる点も、このプロジェクトに関わる大きな魅力です。 特に注目すべきは、日本で長く愛されるスポーツである野球にプロ・アマの垣根を越えて広くかつ深く関わるチャンスがある点です。この経験は、スポーツ文化やその歴史的背景に触れるだけでなく、社会的価値を創出する過程に貢献し、キャリアを超えた充実感を得られるものとなるはずです。
──最後に、この記事をご覧の方へメッセージをお願いします。 私と一緒に夢を追いかけ、未来の野球界をつくり上げる仲間を求めています。野球を通じて社会を変えるという壮大なプロジェクトに参加してくださる方をお待ちしています。
募集職種
- 【COO(専務理事)】- 発起人・王貞治が主導する「BEYOND OH! PROJECT」の実現を担う
経営者・CEO・COO等事業企画・事業統括新規事業企画・事業開発
東京都
【募集背景】 少子化や競技環境の変化により、野球界は重大な転換点を迎えています。 「50年後、100年後も、世界を沸かし、子どもたちに夢を与えるヒーローが生まれ続ける」というビジョンの実現を目指し、王貞治氏を発起人とする「BEYOND OH! PROJECT」が始動しました。 本プロジェクトでは、「熱づくり」「機会づくり」「市場づくり」に「体制・財源づくり」を加えた「3+1」の方針のもと、プロ・アマの垣根を越えた「オール野球界」として、未来を共に築き上げる仲間を募集しています。 【業務内容】 「BEYOND OH! PROJECT」のCOO(専務理事)として、プロジェクト全体の戦略立案から実行までを統括、またその実現に向けて組織全体のマネジメントをお任せします。 具体的なミッションは以下です。 ・「BEYOND OH! PROJECT」の具体戦略の策定、実行 ・プロ・アマを含む「オール野球界」の各団体との連携、調整 ・PROJECTの成功に向けた必要な人材定義と採用を通じた組織創り ・寄付や協賛を通じた財源確保に向けた事業開発 - 共同プロジェクトの企画および運営 - 新たな基金の立ち上げや運営体制の整備 - 企業や団体とのパートナーシップの構築・強化 ※業務内容の変更範囲について 本ポジションの業務内容は、マーケティング、ファイナンス、人事といった分野において、プロジェクトの進行状況や応募者のスキル・経験に応じて柔軟に見直しや追加を行う可能性がございます。 具体的な業務内容については、面談を通じてすり合わせのうえ決定します。 【組織について】 ・本ポジションは、組織の立ち上げメンバー第一号として迎え入れられ、立ち上げの中核的な役割を担っていただきます。 ・並行して、法人申請や事務手続き、予算管理などを担当するバックオフィス職の採用も予定しています。 ・広報活動においては、12球団からの協力体制を構築する計画を立てています。 ・今後、組織の成長に応じて、必要な人材を順次採用していく方針です。 【採用について】 ・本ポジションの採用活動は、球心会設立準備委員会が実施しますが、正式な雇用は、新法人である球心会にて行います。 ・応募いただいた方の個人情報に関しては、すべて設立準備委員会から球心会へ引き継がれ、管理されます。応募いただいた際には、これにご同意いただいたものとさせていただきます。
- 【バックオフィス】- 発起人・王貞治が主導する「BEYOND OH! PROJECT」を支える役割
経理(財務会計)法務・コンプライアンス総務
東京都
【募集背景】 少子化や競技環境の変化により、野球界は重大な転換点を迎えています。 「50年後、100年後も、世界を沸かし、子どもたちに夢を与えるヒーローが生まれ続ける」というビジョンの実現を目指し、王貞治氏を発起人とする「BEYOND OH! PROJECT」が始動しました。 本プロジェクトでは、「熱づくり」「機会づくり」「市場づくり」に「体制・財源づくり」を加えた「3+1」の方針のもと、プロ・アマの垣根を越えた「オール野球界」として、未来を共に築き上げる仲間を募集しています。 【業務内容】 「BEYOND OH! PROJECT」を支える重要なバックオフィスポジションとして、経理および総務全般をご担当いただきます。 特に公益法人としての認定取得に向けた申請や、組織運営の基盤となるバックオフィス業務の確立を担っていただきます。 具体的なミッションは以下です。 【財務経理業務】 ・補助金・寄付金関連の申請業務および管理 ・年次報告書の作成および監査対応 ・予算管理および実績管理 ※経理実務はアウトソースを予定しております。 【総務・法務業務】 ・公益法人認定に向けた申請業務 ・各種契約書作成・管理 ・社内規程の整備 ・各種届出書類の作成・提出 ・備品・機器の管理 ・その他総務関連業務全般 【組織について】 ・本ポジションでは、プロジェクトの創設メンバーとして迎え入れられ、立ち上げにおける中心的な役割を担っていただきます。 ・並行して、プロジェクト全体の戦略立案から実行に至るまでを統括するCOO(専務理事)の採用も進めております。 ・今後、組織の成長に応じて、必要な人材を順次採用していく方針です。 【採用について】 ・本ポジションの採用活動は、球心会設立準備委員会が実施しますが、正式な雇用は、新法人である球心会にて行います。 ・応募いただいた方の個人情報に関しては、すべて設立準備委員会から球心会へ引き継がれ、管理されます。応募いただいた際には、これにご同意いただいたものとさせていただきます。