フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社

フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社

世界有数の資産運用力で、日本の市場にイノベーションを

フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社は、米国で75年以上の歴史を誇る、世界最大級の独立系グローバル資産運用会社の日本法人です。資産運用に対する機運の高まりを受けて成長を続ける同社では、複数のポジションで採用を強化しています。グローバル企業ならではの広範な運用力を活かし、変革に挑む同社に今入社すべき理由とは。代表取締役社長の髙村孝氏と人事総務部長の渡辺大地氏にお話を伺いました。

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募集期間:2025年3月18日(火)〜 2025年4月14日(月)

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  • 安定と革新を追求し、最良の資産運用サービスの提供を目指す

    代表取締役社長/髙村 孝 ──はじめに、フランクリン・テンプルトン・ジャパンの事業概要についてお聞かせください。 フランクリン・テンプルトンは、米国カリフォルニアに本社を置き、75年以上の歴史と運用総資産1.6兆米ドル(約249兆円※)を有する世界最大級の独立系グローバル資産運用会社です。その日本法人であるフランクリン・テンプルトン・ジャパンは、1998年の設立以来、日本の投資家の皆様の資産運用ニーズに応じた商品やサービスを提供しています。 当社の特長としては大きく2つ挙げられます。1つ目は、長期目線での資産運用を徹底し、より良い投資成果の実現を長期的に支援していることです。その背景には、当グループは代々創業家が経営を担い続けており、短期的な利益に左右されることなく、長期的視点でお客様の未来を見据えた安定的な資産運用を可能にする経営基盤が確立されていることがあります。 2つ目は、変化を恐れず、新たな領域への挑戦を続ける文化です。フランクリン・テンプルトンは、この4年間で約10社をグループに迎え入れ、株や債券といった伝統的資産に加えて、プライベート資産やデジタル資産を含むオルタナティブ資産まで、多様な運用戦略を展開できる体制を強化してきました。さらに、当グループの本社がシリコンバレー近郊にあるという背景を活かし、AIやデジタル通貨などを扱う最先端のIT系スタートアップへの投資も積極的に行っています。 ※2024年12月末現在。1米ドル=158.18円で換算。 ──日本市場における貴社の強みと、事業戦略についても教えてください。 日本市場では、新NISAの開始やインフレの加速などの外的要因が重なり、現金貯蓄以外の選択肢として資産運用に対する関心が高まっています。企業の資金調達手段も多様化しており、経済や社会がより良い方向へと進む転換点にあると感じています。この追い風を捉え、当社もさらなるサービスの拡充に取り組んでまいります。 その中で、当社が発揮できる強みは大きく2つあります。まず1つ目は、パートナーシップです。「資産運用」と聞くとどこか距離を感じてしまう方もいるかもしれませんが、簡潔にいえば、人々の暮らしとそこから生まれる仕事をつなげるのが資産運用です。何かと何かをつなげることがこの仕事の本質だとすると、パートナーシップは極めて重要な要素です。複雑な運用手段を用いて、様々なステークホルダーとともに成果を創出できるのは、強固なパートナーシップを築いているからこそだと考えています。 もう1つは先進性です。資産運用は、伝統的資産から始まり、オルタナティブ資産、そしてデジタル資産へとますます多様化しています。当社はこれらをつなぐ役割を果たす者として、誰よりも先を見据えている必要があります。優れた運用能力を持つパートナーと協業し、斬新なアイデアや海外の先進事例をいち早く把握することで、お客様にもスピーディーに新たな価値を提供できると考えています。

    資産運用は、社会全体を幸せにするためにある

    ──今後、どのような事業展望を描いていますか。 昨今は先が読みにくい時代に入っています。「10年後にこうなっている」と明確に見通せる時代ではないからこそ、「まずはやってみる」という姿勢が大切だと考えています。 その中で、私たちが明確にお伝えできるのは、「多くのお客様とともに多様な商品やビジネスを創出していきたい」という想いです。一つひとつのチャレンジを積み重ねながら前に進んでいくことが、結果的に成功につながるのだと確信しています。たとえ思い通りに進まないことがあっても、それを「前進のための一歩」と捉えて、決して歩みを止めない精神を常に持っている組織でありたいと思っています。 こうしたスタンスに基づき、これまで接点のなかったお客様とも積極的に対話を重ね、新たなビジネスにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。いろいろなチャレンジを重ねるなかで、誰かの模倣ではない「フランクリン・テンプルトン・ジャパン」ならではの新たなビジネスを形づくっていきたいと思います。 ──展望を実現するにあたり、現在抱えている課題をお聞かせください。 これまで日本市場では、資産運用は一部の個人や企業のみが行うものという認識が強かったように思います。衣食住に関わるようなサービスは生活と密接に結びついていますが、資産運用はそれと比べると馴染みが薄く、実感しにくいものと捉えられてきました。実際、この業界のプロフェッショナルであっても、自らの仕事が社会や人々の暮らしとどのようにつながっているかを深く意識する機会はそう多くないかもしれません。 しかし、今は「プロフェッショナルだけが理解していればいい」という時代ではなくなりました。多くの人が資産運用に対して感じる「縁遠さ」をどう埋めていくかが、業界全体としての重要なポイントになるでしょう。 そのために、まずは当社の価値や役割を広く社会や市場に向けて発信していくことが不可欠だと考えています。これはブランド力や認知度の向上にも関わる問題ともいえますが、本質的には、資産運用をいかに人々の暮らしに結びつけ、より身近なものとして感じてもらえるか、その橋渡しをいかに実現するかが、最も重要な課題であると感じています。

    ──記事をご覧の方にメッセージをお願いします。 資産運用は、一方が得をすれば他方が損をするゼロサムゲームではなく、新しい手段を活用してお金の流れを生み出し、価値そのものを創造していく仕事です。運用する側、販売する側、投資をする側、そしてひいては社会全体に豊かさと幸福をもたらす可能性を持った素晴らしい仕事であると自負しています。当社は、そうした資産運用の本質を深く理解し、情熱を持って取り組める方と共に働きたいと考えています。「自分ならこのビジネスに投資をするか」という強い当事者意識を持ち、お客様のビジネスに積極的に関わりながら新しい価値を生み出していくような、チャレンジ精神や起業家精神を持った方を歓迎します。 代表である私の使命は、当社が目指すゴールと、社員一人ひとりが目指すキャリアのアライメントを取ることです。お互いに良い価値交換をしながら、共により良い人生を歩んでいける、そのための最適な環境と成長の機会を提供していきたいと考えています。

  • やりがいと成長を実感できる「持続可能な組織」を目指す

    人事総務部長/渡辺 大地 ──フランクリン・テンプルトン・ジャパンの人事戦略についてお聞かせください。 当社グループのコアバリューの一つに「顧客第一主義」があります。営業に限らず、社員一人ひとりが情熱と誇りを持ってクライアントのために最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが、人事としての重要な使命です。また、社員が仕事を通じてやりがいと成長を実感し、当社で働くことに幸せを感じられるような「持続可能な組織」を目指しています。 具体的な施策の一例として、毎年グローバル規模でエンゲージメントサーベイ(従業員満足度調査)を実施しています。社員が高いモチベーションを維持して働けているか、どのような改善点があるかを把握し、その結果をもとにアクションプランを策定・実行することで、常により働きやすい環境の実現に取り組んでいます。 採用においては、事業が順調に拡大する中、持続可能な組織を目指すため、次世代を担える若手から中堅層の採用を強化しています。フランクリン・テンプルトンは長期視点での資産運用を重視しているため、長期にわたって活躍してもらえる人材の確保が不可欠だと考えています。 ──どのような人材を求めていますか。 第一に、当社のコアバリューの一つである「Work with Integrity(誠実さを持って働く)」を体現できることが重要となります。お客様の大切な資産を守る運用会社として、高い倫理観と誠実な姿勢が求められるはもちろんですが、それに加えて、他者を尊重し違いを認め合うことで、お互いが安心して気持ちよく働ける職場環境を共に築いていける誠実なマインドも必要不可欠です。 さらに、当社は少数精鋭のスペシャリスト集団であるため、自立心がありセルフリーダーシップを発揮できることも重要です。責任感と当事者意識を持って目標に向かって主体的に行動できる方、そして失敗を恐れずに新しいことに挑戦する勇気を持つ方は、当社で活躍の場を広げていくチャンスが多くあるでしょう。 これまでの経験を活かしてスペシャリストとしてさらに専門性を深めていきたい方も、または将来的にチームをリードする立場を目指したい方も大歓迎です。キャリア採用のため、応募には必要な経験が求められますが、当社には長期的に様々なキャリアパスを実現できる環境が整っていますので、ご自身の描くキャリアビジョンを踏まえたお話しができることを楽しみにしています。

    ──渡辺さん自身もキャリア入社されています。転職の経緯や入社後に感じた印象についてお聞かせください。 私は、2018年に米系投資銀行の人事部門から当社に転職しました。前職には15年ほど勤務し、次のステップアップについて考え始めたときでした。入社の決め手になったのは、社員一人ひとりの裁量の大きさと役割の幅の広さです。前職は従業員1,000人以上の規模の会社でしたが、当社は当時約70人で、少数精鋭の環境でより大きな裁量と幅広い役割を持ちながら、それまで培ってきた自らの経験や能力を十分に発揮できる環境が整っていた点が魅力でした。 また、入社して改めて感じたことは、当社のような少人数組織では、仲間同士が互いを深く理解し合いながら、共通の目標に向かって一緒に働くことができる点も、働く上での醍醐味であるということです。そして、一人ひとりの仕事の成果が見えやすいため、組織の改善や会社の成長に貢献している実感が得やすく、働きがいにつながります。 さらに、当社には勤続10年、20年以上と長期にわたり勤務している社員も多数おり、長期的に腰を据えて働ける環境が整っている点も魅力の一つです。もちろん、グローバル企業として期待に基づくパフォーマンスが求められる厳しさはありますが、当社は長期的な視点による安定した企業運営が行われているため、長い目でご自身が望むキャリアを追求できることは、当社ならではの魅力だと感じています。

    幅広い商品知識が身に付き、チャレンジできる環境が豊富にある

    ──貴社だからこそ得られる経験値やキャリアとして、どんなものが挙げられますか。 当社は世界的には広く認知されているものの、日本拠点においてはまだまだ挑戦すべき課題が多くあります。そのため、ご自身のアイデアや理想を活かしながら、これまで培った経験やスキルを最大限に発揮できる環境があります。ぜひ、スタートアップ企業の創業メンバーのような熱意と主体性を持って、当社にご入社いただくことを期待しています。 また、当社は伝統的資産からオルタナティブ資産まで幅広い商品を取り扱っているため、グローバル拠点との連携を通じて、これらの運用戦略に関する高度な知識と深い経験を習得することができます。これは、確実にキャリアアップにつながる貴重な機会となるでしょう。 さらに、少数精鋭かつ裁量の大きい職場環境だからこそ、チャレンジできる機会が豊富にあります。当社では年次や役職に関係なく、すべての社員がプロフェッショナルとして尊重されるため、ご自身の意見やアイデアを積極的に発信しながら、理想のキャリアに向けた自己実現を目指すことが可能です。また、社員の意欲や挑戦する姿勢を評価に反映する仕組みも整っています。 ──働く環境や制度面についてはいかがでしょうか。 入社後は、役割に応じて幅広い知識や専門性を身に付けていくことになりますが、その学習をサポートし、継続的な成長を促すための制度が整っています。具体的には、英語習得支援プログラム、eラーニング、リーダーシップ研修に加えて、業務に関連する研修や資格取得を支援するために毎年1,500米ドル相当の費用補助を受けることができます。 また、生産性向上のための柔軟で働きやすい環境づくりも重視しています。オフィスは東京駅の目の前とアクセスの良い立地にありながら、ワークライフバランスにも配慮しており在宅勤務も認めるハイブリッドワークを採用しています。また出社する際にも、個々の事情に配慮して時差出勤が可能です。 人事として、これからも社員一人ひとりの成長に寄り添い、情熱と誇りを持って仕事に取り組める環境をさらに充実させていきたいと考えています。少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひご応募ください。

募集職種

  • オペレーションマネジャー【少数精鋭の米系外資アセマネ会社】

    金融事務(業務・管理)カストディ業務決済

    東京都

    【募集背景】 資産運用ビジネスにおいて更なる挑戦を続ける当社では、その業務の核となるオペレーション部門を強化するため、オペレーションマネジャーを募集しています。伝統的資産クラスだけでなく、ヘッジファンドや非流動性資産などのオルタナティブ資産も含め、グローバル及び社内のプロジェクトに積極的に参加していただきます。業務フローの分析・改善を通じて、効率的かつエラーのないオペレーションを実現し、当社の成長に貢献していただける方をお待ちしております。 【担当業務】 オペレーション(業務部)内のNew Business Service(NBS)チームの担当者として、SLA口座の照会・リクエストへの対応、新規案件の立ち上げ、各種規制への対応を担当して頂きます。また、自ら率先しプロジェクトを提案し、計画し、実行する。新規案件に関しては、国内投資信託・投資一任口座に加え、SLA口座もカバーして頂きます。 【主な役割と責任】 ・SLA口座への照会・リクエスト対応 ・新規案件・組み入れ商品導入・口座閉鎖や各種規制対応 ・運用再委託先や社内他部署、業務委託先との新ファンド設定時や業務フロー変更等の交渉を含め、連携強化

  • インベストメントライティング業務等【少数精鋭の米系外資アセマネ会社】

    金融事務(業務・管理)アナリスト金融商品開発

    東京都

    ◆募集の背景 今後、当社全体としては業容の拡大、特に当社の豊富な運用ソシューションを日本のお客様にご提供すべく、株式・債券等の伝統的な資産及び各種オルタナティブ資産への投資を含めた新商品の拡大を図っていく方針です。これに伴い、情報企画部においては顧客への情報提供業務を強化していく方針です。 ◆担当業務について このポジションは、当社における報告書作成業務全般を担いますが、特にインベストメントライティング業務を担当します。また、新規ファンド設定時においては、海外を含めた関係部署と調整を行い、定時報告書作成に必要な業務フローの構築を行います。詳細は以下の通りです。 <インベストメントライティング> ・投信月報、投信運用報告書における市場コメントを作成・翻訳 ・同報告書において、コメント作成に必要なマーケット情報の収集・データベース作成 ・同報告書において、ファンド分析資料に基づき運用状況コメントを作成 ・投資顧問顧客報告書において、市場コメントを翻訳 ・同報告書において、ファンド分析資料に基づき運用状況コメントを作成 <新規ファンド設定時の業務> ・投信月報における開示項目の決定 ・国内、海外関係部署との調整を行い、業務フローを構築 <その他業務> ・投信報告書に関する投信顧客(販売会社、FOF提供先)からの問い合わせに対応 ・投信報告書作成の合理化の推進(自動化、アウトソース化等) ・投信報告書作成に関する業務(月報作成業務) ・RFP作成業務のサポート(運用商品に関する質問書回答) ◆期待する役割の概要について 当社が取り扱うアセットクラスの幅、運用戦略の種類は拡大しています。また、報告書の内容に関して顧客(販売会社や委託会社)からの問い合わせへの対応も求められます。業務に必要とされる知識は一定水準以上のものが必要です。学習意欲が高く、専門的な知識を継続的に向上させていくことが求められる業務です。 インベストメントライティング業務については、必ずしもライティング経験者である必要はありませんが、マーケットやポートフォリオ・マネジメントに関する知識が必須となります。ポートフォリオマネジメントや資本市場に関する業務経験者、あるいは一定水準以上の知識がある方を想定しています。また、必要な内容を簡潔に伝えることのできる、日本語の文章を書ける方を想定しています。 レポートの作成においては、当社国内の関連部署に加え、海外のリスク分析チームや、報告書作成チームからのサポートを受ける必要があります。そのため日本語、英語での円滑なコミュニケーション能力がある方を探しています。 また、ファンドの本数に比例して報告書作成の業務量は拡大します。当社では、各種テクノロジーの利用や、アウトソースを積極的に活用することで業務量の拡大に対応しています。固定観念に縛られず、新しい発想ができる方を求めています。また、外部ベンダーの作業を適切に管理・監督できる能力が必要です