株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社

株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社

【#01】「現場力×技術力」で未来を切り開くテクノプロ・デザイン社

製造業のお客様を中心に、エンジニアリングサービスを提供するテクノプロ・デザイン社。同社は「ソリューション企業」への変革を通じ、時代の変化と多様化するお客様のニーズに応え続けています。社員の技術力向上やキャリア支援にも注力しており、さらなる事業成長に向け、キャリア採用を強化しています。エンジニアとして働く魅力、今参画する意義について、DXソリューション統括部の統括部長の横山氏にお話を伺いました。

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募集期間:2023年5月16日(火)〜 2023年6月12日(月)

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  • お客様の真の課題を解決する「DXソリューション企業」へ

    DXソリューション統括部 統括部長/横山 英明 ──まず、テクノプロ・デザイン社の事業概要を教えてください。 テクノプロ・デザイン社は、技術系人材サービス領域において国内最大級の規模を誇るテクノプロ・グループにおいて、約7,500名のエンジニアが在籍し、製造業を中心に800社以上とお取引をし、各社のものづくりやDX推進を支援している中核企業です。特に自動車や産業機械、医療用機器、半導体、電子部品などを扱うお客様が多く、エンジニアリングサービスやさまざまな事業課題に対して解決可能なソリューションサービスを提供しています。 当社が扱うテクノロジーは、将来の市場性・技術革新の流れを見据えた当社独自の技術戦略マップに基づき、AIやデータサイエンス、クラウド、センサセンシング、5G/6Gネットワークからモデルベース開発など、先端的かつニーズの高い領域に注力をしています。 ──現在、特に注力しているテーマは何でしょうか。 当社ではFY2026に向けた中期経営計画で「人と仕事が集まるソリューション企業へ」というビジョンを定め、DXソリューション事業の推進に注力しています。このビジョンを掲げたのは、労働力人口の減少やテクノロジーの進化、働き方の多様化といった時代の急速な変化や、お客様のモノからコトへの事業変革に向けたニーズの変化に対応するためです。 そして、この注力事業の中核を担っているのが、私たち「DXソリューション統括部」です。同部では、お客様の製品・サービスの価値向上や業務プロセスの効率化・最適化などにつながるよう、デジタル技術を活用したソリューション提供に日々まい進しています。

    強みは、26年にわたり培ったお客様の「信頼」と「現場理解」

    ──貴社の強みについても教えていただけますか。 一番の強みは、製造業のお客様に25年以上にわたり、時代に沿ったテクノロジーを活用しエンジニアリングサービスを提供し続けてきたプロフェッショナルのエンジニア集団であるという点です。当社はこれまで、リーマン・ショックなどの製造業が苦しかった時代も含めて、お客様との信頼関係を積み重ねてきました。 だからこそ当社のエンジニアは、お客様の企業文化はもちろん、現場の日々の課題から経営層が抱える中長期的な課題までを熟知しています。それがお客様から真に求められるソリューションの開発につながっています。 また、時代やお客様のニーズの変化に合わせて扱うテクノロジーを増やし、現場のエンジニアに高度な教育を施してきた実績も、当社の強みです。このノウハウは、昨今増えている「開発を内製化したい」「構築したシステムを社内で運用したい」といったお客様の要望に対し、教育研修という形で提供することも可能です。お客様先に駐在する当社のエンジニアを起点に、構築したシステムの運用フローを最適化し、内製化まで伴走支援ができる。こうした取り組みは当社ならではといえます。 ──お客様の課題を解像度高く把握している貴社ならではのソリューションですね。 そうですね。最近では、「AIを使って何か新しいことをしたい」など先端技術に関するご要望をいただくことも多いのですが、手段と目的が入れ替わってしまわぬよう、まずお客様が何を求めているのか、何を実現すべきなのかをゼロベースで考えることから始めます。DXソリューション統括部にいる専任コンサルタントがお客様の真の課題をひも解き、そして専門のエンジニアが根本的な解決を図るソリューションを提供しています。 先ほど、現場のエンジニアがお客様の現場の課題を熟知しているとお話ししましたが、それらを当社の具体的なアクションやソリューション提供に結びつけるために、「クリック報告」という仕組みも導入しています。これを通じて月間約100件ものお客様の現場課題が報告されており、当社はそれらを細かくチェックしながら、その課題領域に精通したエンジニアがお客様の課題を解決する新しい提案を行っています。 クリック報告の活用として、人体の動作データを計測・取得するための精密センサーを企画・製造するあるメーカーに対して、データ取得や分析を自動化するシステムを導入した事例があります。お客様も気付かなかった現場の課題を当社のエンジニアが見つけてクリック報告したのをきっかけに、新しいシステムの開発・導入につながり、業務プロセスの大幅な効率化に向けて着手しています。 このような課題発見や解決策の提案は、経験値のあるエンジニアだからこそ価値を発揮できる領域です。自身の気づきからお客様の事業に目に見える形で貢献し、当社の売り上げにも寄与する、エンジニアにとって大きなやりがいと面白さのある仕事だと思います。

  • 深いドメイン知識×高い技術力で、最適なソリューションを開発

    ──横山さんが統括部長を務める「DXソリューション統括部」の具体的な業務内容をお聞かせください。 DXソリューション統括部では、お客様の課題やニーズに対して、当社がこれまで蓄積してきたノウハウやデジタル技術、先進的なITツールなどを活用したソリューションを提供しています。 お客様にソリューションを提供する際は、課題やニーズの内容に応じて、さまざまなリソースをかけ合わせることを徹底しています。お客様の現場に派遣されている当社のエンジニアと連携するのはもちろん、他部門のメンバーやアライアンス先などと連携する機会も多く、社内外問わず柔軟なチーム構成を取っています。 ──他部門とも連携しながらお客様の課題解決に挑むということですが、具体的なプロジェクト事例を教えてください。 いろいろな連携の取り方がありますが、今回は自動車関連産業を対象としているモビリティ統括部との連携についてお話しします。 先日、ある自動車メーカーから、車体から取得できるデータを活用した自動運転を含む新しい機能の追加や既存機能の改良をしたい、というご依頼を受けました。データドリブンでの課題解決はDXソリューション統括部が得意とする分野ですが、そのデータをより効果的に活用するには自動車業界やそのお客様企業のドメイン知識が不可欠です。そこで、日ごろからお客様に技術支援をしているモビリティ統括部の担当者に、アドバイザリーとしてプロジェクトに参画してもらいました。 モビリティ統括部の担当者と連携することで、お客様から提供されたデータの取得方法、意味合い、読み解き方を深く理解することができ、その結果、お客様に寄り添った改良案や不具合原因のレポートを提供できました。そのレポートは実際にお客様の開発現場にフィードバックされ、より良い自動車の開発や製造に生かされています。 また、ある自動車メーカーでは、属人化していた部品の評価プロセスを自動化するというプロジェクトがありました。その際もモビリティ統括部の担当者と連携し、開発現場でヒアリングを重ね、人の感覚や勘に頼っていたプロセスを丁寧にドキュメント化していきました。モビリティ統括部の担当者が現場の仕組みを明らかにし、DXソリューション統括部が評価プロセスのソフトウエアをつくるという当社ならではの連携によって自動化が実現し、お客様の業務効率化や現場の工数削減、ひいては働き方改革にも貢献できました。 こうした事例は、長期にわたる製造業の開発支援の実績に基づく各業界の深いドメイン知識と現場理解、そしてITやエンジニアリングに関わる高度な技術力、これらすべてを兼ね備えた当社だからこそ実現できるソリューションだと自負しています。

    新規事業の未来に投資する、チャレンジを後押しするカルチャー

    ──横山さんが仕事を通じて感じるやりがいや醍醐味は何ですか。 DXソリューション事業の推進は、私にとって、そして当社にとって初めての取り組みです。「DXソリューション企業になるために必要なことは何か」を考えること自体が面白いですし、その実現のために時間とリソースを割けるよう会社から十分な投資がなされています。会社の未来を形づくるという、大きなミッションを担っていることに大きなやりがいを感じますね。 さらに当社では、従来強みにしてきたプロジェクト型の支援で都度契約を締結するフロー型ビジネスだけではなく、サービス・仕組み・プロダクトを作ることにより継続的に収益を得られるストック型のビジネスモデルを確立するといった、事業変革も目標に掲げています。その第一歩として自社プロダクトの開発も進めているのですが、これは私たちDXソリューション統括部のエンジニアたちが起案した新しい取り組みです。 このような事業変革を目的とした大きな起案に対して、経営陣が非常にポジティブに受け入れてくれる点も当社の魅力です。経営陣は現場の意見を尊重し、起案に対し「どうすれば実現できるか」を一緒に考え、後押ししてくれるのです。社員数7,500人を超える大きな企業でありながら、新しい事業をつくっていけること、そして現場社員が裁量をもって働けることに日々やりがいを感じています。 ──社員のチャレンジを後押ししてくれるカルチャーがあるのですね。ほかにも貴社ならではの組織カルチャーはありますか。 当社の企業理念は「社員の成長が会社の成長」なのですが、これがまさに体現されていると感じます。 会社は社員の主体的な成長を期待しているのですが、社員が思う存分学べるよう、ハードとソフトの両面から学ぶための環境が整えられています。例えば、新しいテクノロジーやスキルを各自のタイミングで学べるe-ラーニングのほか、新しいキャリアを築くための中長期の研修プログラムなども用意されています。 DXソリューション統括部が提供しているものとしては、例えば、データサイエンティストを目指したい人向けの半年間の研修プログラムがあります。この受講者は半年もの間実務を離れ、アライアンス先のAIベンダーにてデータサイエンスの基礎から応用まで集中して学べます。 そのほか社員の学びを後押しする「自己実現活動支援制度」も当社ならではの制度です。これは、社員が自身の夢や希望、思い描くキャリアを経営陣にプレゼンテーションし、その内容が認められれば、会社がその実現に向けて費用や環境づくりを支援してくれるというもの。ある社員は、この委員会で「データサイエンティストになりたい」という夢を支援してもらい、先ほど申し上げたAIベンダーでの研修を受ける機会を得ました。 このように、社員の学びに積極的に投資をする姿勢は当社の組織カルチャーだといえるでしょう。会社を辞めずして新しいキャリアにチャレンジでき、そして会社がそのチャレンジを後押ししてくれるというのは、非常に恵まれた環境だと思います。

  • 「驚き」と「感動」を生み出すDXをともに実現したい

    ──どんな方に仲間になってほしいですか。求める人物像をお聞かせください。 まず、変化し続ける能力や主体的に学び続けることができる方を求めています。VUCA時代といわれる今、テクノロジーは日々急速に進化し、顧客ニーズもまた変化しています。過去の経験や知識も大切ですが、時にはそれらを脇に置き、ゼロベースで新しい情報や知識を貪欲に吸収していける、そんな姿勢を重視しています。 もう1つは、課題の本質と向き合い、解決する力を持っていること。お客様の抱える真の課題を解決するには、表面的な課題感を見るだけでなく、その背景や根元にあるものをしっかりと見極めることが必要です。それには日頃から物事を深く思考したり、物事を俯瞰的に捉えたりする習慣が不可欠だと考えています。 そのうえで「こんな開発がしたい」「新しいビジネスをやりたい」など、熱い思いを持った方を歓迎します。何かを自ら生み出したい、実現したいという衝動をお持ちの方であれば、お客様の「こんなことがやりたい」という思いに共感し、その本質を見極めることができるはずです。そうした情熱のある方は、きっと当社で活躍していただけるでしょう。 ──最後に、記事をご覧の方へメッセージをお願いします。 当社は今、大きな成長曲線を描いています。お客様との信頼関係や技術力といったこれまでの25年間で培ってきたものをベースとしながら、新しい事業を作り出すという大きな変革期にあるのです。 DXソリューション統括部では、お客様事業のDXはもちろん、自社のDXにも取り組んでいます。自社の多様なデータを使ってさまざまなチャレンジができるので、大企業ならではのアセットを活用して新しい取り組みをするという、当社ならではの醍醐味も感じていただけるはずです。 私はDXソリューション事業を通じ、お客様に「驚き」と「感動」の体験を提供したいと考えています。なぜなら人は、想像もしなかった新しいものに触れたとき、多かれ少なかれ必ず驚きと感動を味わうからです。その体験を生み出すことこそが本当の意味でのDXではないでしょうか。そうしたDXソリューションに共感していただけたら、ぜひ当社に話を聞きにきてください。皆様のご応募をお待ちしています。

  • 【連載】人と仕事が集まるソリューション企業への変革の軌跡(全2回)

    技術系人材サービス領域において国内最大級の規模を誇るテクノプロ・グループの中核を担うテクノプロ・デザイン社。同社は約7,500名のエンジニアを擁し、製造業を中心に800社以上のDX推進を支援しています。現在注力する「DXソリューション企業」への変革について、その取り組みや今後の展望を2回にわたってお届けします。

    【#02】ソリューション企業へ。変革をドライブする技術戦略

    ※【#02】での募集は終了しました。

    詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    高い技術力と現場力を備えるテクノプロ・デザイン社が、今DXソリューション事業に注力するのはなぜか。同社だからこそ実現できるソリューションとは何か。その背景にあるものや、事業の戦略、今後の展望について、技術戦略本部本部長の高瀬氏にお話を伺いました。

募集職種

    転職が決まりご報告いただいた方にはお祝いを用意しております。