アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

豊富な経験を積んだ技術者が、AWSを選ぶ理由
世界的クラウドプラットフォームを提供するアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWS)。同社には、お客様のクラウドジャーニーを追求するために、こまやかな支援をするポジションがあります。それぞれに活躍するメンバーがどのような活動を行っているのか、AWSでどのようなキャリアを実現しているのか。3名のメンバーにお話を伺いました。
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募集期間:2024年2月15日(木)〜 2024年3月13日(水)
本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも閲覧、応募が可能です。お客様のクラウドジャーニーを追求する3つのポジション
AWSには、さまざまなフェーズにあるお客様のクラウドジャーニーを追求するべく、ケイパビリティーの異なる複数のポジションがあります。 ・ソリューションアーキテクト まず、お客様とのファーストコンタクトの場面で、セールスと共に関係性を構築し、クラウド活用の機会を発掘する役割を担うのがソリューションアーキテクト(SA)です。お客様のビジネス課題をヒアリングし、ソリューションを組み合わせて最適な提案を行います。セールスはお客様の窓口として、SAは技術面のプロフェッショナルとして、長期的に伴走します。 ・パートナーソリューションアーキテクト(パートナーセールス) AWSのパートナー様と共にお客様にAWSを活用した提案支援するのが、パートナーソリューションアーキテクト(パートナーセールス:PSSA)です。たとえばメーカーのお客様が「在庫管理システムを作りたい」というときには、SA・営業との会話を通じてシステムの形を定義づけます。そのうえで、どのパートナーに構築を依頼すれば最も適切なのかを見定め、マッチングの手助けや、パートナーが円滑に開発を行うための技術支援を行います。 ・カスタマーソリューションマネージャー お客様の戦略的なプロジェクトに伴走し、クラウド利用におけるお客様の課題を特定して解決に向けてサポートするのがカスタマーソリューションマネージャー(CSM)です。たとえば、クラウドの導入の意思はあるものの進め方がわからない場合や、運用保守、チーム体制、ガバナンスなどに課題がありプロジェクトがなかなか進まないときに、課題の特定や解決に向けた計画を作成し、クラウド推進組織(CCOE:Cloud Center of Excellence)を立ち上げるなど、具体的なアプローチを提案します。
顧客の技術支援や最新技術の情報発信を担い、世の中の変革をリード
アソシエイト ソリューションアーキテクト/Yuki M. ──Yukiさんが担当しているソリューションアーキテクト(SA)の業務内容とミッションを教えてください。 SAのミッションは「お客様やパートナーへの技術支援」「社内外への情報発信」「AWSの機能開発支援」の3つです。お客様やパートナーの技術課題を解決したり、技術情報を提供したりするほか、各種イベントやウェビナーに登壇し、社内外にAWSの最新情報などを届けます。さらに、お客様の声などを吸い上げてサービス開発チームと連携し、AWSの機能開発を推進するのも、SAの仕事です。 また、SAにはお客様を担当する「アカウントSA」、AWSのパートナーを担当する「パートナーSA」、データベースやコンテナなどと技術特化型の支援を行う「スペシャリストSA」の3つの職種があります。私は2022年の入社以来、アカウントSAとして勤務しています。 ──これまでで印象に残っているプロジェクトを教えてください。 入社後の研修を終えて初めて参画した、データ可視化のプロジェクトが印象に残っています。 あるお客様が保守運用に関するデータをダッシュボードで可視化して分析していたのですが、そのデータ量が膨大だったことからダッシュボードのリアルタイム性が低下。何らかの方法でデータの扱い方を見直す必要がありました。 そこで、私は新たなアーキテクチャを提案し、PoCの伴走支援なども実施。その結果、ダッシュボードのリアルタイム性は改善され、当初の課題は解決されました。そのお客様とは現在もお付き合いがありますが、直接「Yukiさんのおかげです。ありがとうございました」と伝えられたときの喜びは格別でした。
大規模案件を経験し、技術者としての「幅の広がり」を実感
──SAの仕事のやりがいは何でしょうか。 1つは、最新技術に触れられることです。AWSでは定期的に社内勉強会を開催していて、そのなかで最新の業界動向や技術動向を知ることができます。私自身も生成AIに関する知識を社内勉強会で学びました。 また、社会的なインパクトのある大規模プロジェクトに携われるのも魅力です。私は通信業界を担当していて、国内の通信会社での大規模プロジェクトに参画するなど、多彩な経験を積めています。自分自身が携わったプロジェクトが、お客様のプレスリリースなどで公開され、大きな反響があったときには、社会的インパクトの大きさを実感し、とても感動しました。 ──AWSに入社したことで、キャリアにどのような変化がありましたか。 私は前職時代、インフラ設備の保守運用を担当していたため、お客様と対面する機会はほぼありませんでした。そうした環境に物足りなさを感じて転職した経緯があったため、お客様に直接貢献できる今の仕事にはとてもやりがいを感じています。 技術者としても、確実に幅が広がっていると感じています。特定の領域だけでなく、データ活用やマイグレなど、さまざまな領域に関わりながら技術者としての経験を積めていますし、キャリアの可能性も広がりました。今後もお客様に貢献しながら、スキルを伸ばしていきたいと思っています。
グローバルからの期待も集まる、パートナーの良き相談役
パートナーソリューションアーキテクト/Chizuko K. ──Chizukoさんが担当しているパートナーソリューションアーキテクト(PSSA)のミッションと業務内容を教えてください。 PSSAはAWSのパートナーに対して案件活動に必要な技術支援や情報提供を行うポジションです。各種支援を通じてパートナーのAWSビジネスの成長や拡大に貢献します。エンジニアの多くが、IT企業、つまりパートナー企業に多く在籍しているのが日本の特徴であり、そのためパートナーエンジニアの支援をするPSSAのポジションが重要となってきます。 具体的な業務内容としてはパートナーの事業部に伴走しながら支援を行います。SIerは金融、流通、通信、メディアなど、業界ごとに事業部を設けていることが多いので、PSSAも業界ごとに配置されます。 ──これまでで印象的なお仕事の事例をお聞かせください。 とあるパートナー向けに実施した技術勉強会の取り組みが印象に残っています。そのパートナーはAWSのアカウントチームと定例会を実施しており、その一環としてPSSAが技術勉強会を開催することがありました。 そのなかで、私はデータ分析のシステム構築に関するハンズオンを実施したのですが、それがきっかけとなり、パートナーはデータ分析に関する新規案件を受注することができました。 パートナーはITのプロフェッショナル企業であり、多様な知見やノウハウを有しています。その一方で、実績のないソリューションや手法を採用することはハードルが高く感じることも当然あります。そうした際に、私たちPSSAが積極的に技術情報や成功事例を共有することで、パートナーの心理的抵抗を軽減し、新たなビジネスの創出を促すことができます。 自らの働きかけが奏功し、パートナーに貢献できたときの喜びは格別です。パートナーに伴走しながら、ビジネス成長に寄与できるのがPSSAの仕事の魅力ではないでしょうか。
15年以上のキャリアを重ねても「まだまだ成長できる環境」に感謝
──AWSで働く魅力は何でしょうか。 技術者として成長できる環境があることです。AWSにはさまざまな経歴やバックグラウンドを有した人材が数多く所属しており、社内のあちこちで活発に技術に関する議論が行われています。また、技術的なスキルだけでなく、ソフトスキルにもたけた人材が多いのもAWSの特徴です。そうした環境に身を置くだけでも、技術者として多くの刺激を受けられます。 また、AWSはLP(Leadership Principles:全社員が大切にすべき16項目の行動指針)に「Learn and Be Curious:学ぶことに貪欲で、常に自分自身の向上を目指し続ける」を掲げており、組織としても学習を推奨しています。定期的にスタディデイを設けるなど、学習する時間も確保されているため、自らの知識やスキルをアップデートしながらキャリアを重ねることが可能です。 私自身、技術者として15年以上のキャリアがありますが、今もなお成長を実感できる環境にとても感謝しています。技術者として新たなステージを求めている方には、うってつけの環境ですので、興味を持たれた方はぜひ応募していただけたらと思います。
大企業のデジタル変革プロジェクトをリードする「CSM」のやりがいとは
シニア カスタマーソリューションマネージャー/Nobuhiro N. ──Nobuhiroさんが担当しているカスタマーソリューションマネージャー(CSM)の業務内容やミッションを教えてください。 CSMは技術/非技術の領域を問わず、クラウド利用におけるお客様の課題を特定し、解決に向けて伴走支援していくことがミッションになります。お客様のクラウド導入のフェーズに関わらず、必要に応じてさまざまなプロジェクトを担当し、お客様の課題と深く向き合います。 ──一般的にCSMというと「カスタマーサクセスマネージャー」の略語として知られていると思いますが、どこが違うのでしょうか。 一般的な「カスタマーサクセスマネージャー」は、製品導入後の伴走支援が主要な役割だと理解しています。 一方で、CSMは「カスタマーソリューションマネージャー」の名の通り、お客様の課題に応じたソリューションを提案し、課題解決を図るのがミッションです。そのため、構想策定からシステム開発、プロジェクトマネジメント、人材育成など、幅広い領域でお客様を支援します。一般的な職種でいえば、営業でもエンジニアでもなく、ITコンサルタントに近いと思います。 ──CSMとして勤務するなかで、特に印象に残っているプロジェクト事例をお聞かせください。 現在、大手エンタープライズ企業様のデジタル変革プロジェクトをご支援しております。単なるシステム導入にとどまらない、お客様の事業環境や業務環境を刷新する長期にわたる一大プロジェクトです。私は、AWSの支援リードとして、本格的なシステム導入に向けた推進体制の構築やPoC(Proof of Concept)などの支援を担っています。 当初、お客様側のリソースやスキルが不足していたため、人材育成やチームビルディングからスタートしました。クラウド推進体制構築を提案し、人材育成のロードマップ策定やプロジェクト伴走型の育成支援等を通じて、デジタル人材の育成に成功したことで、質の伴ったクラウド推進体制が確立されました。その結果、プロジェクトの進捗スピードは大幅に加速しています。 こうしたお客様における一大プロジェクトに参画し、重要な役割を担えることに、大きなやりがいを感じています。
毎日の刺激的な環境がキャリアを新たなステージに導く
──CSMの仕事の面白みは何でしょうか。 一言でいうと「刺激的」ということでしょうか。先ほどお話ししたとおり、CSMはクラウドの導入フェーズや技術/非技術の領域を問わず、幅広い課題に対応します。そのため、仕事がルーティン化せず、日々新鮮な感覚を保つことができます。 「刺激的」のなかには「どんな問題がやってくるかわからない」というドキドキ感も含まれます。しかし、私としてはそれも充実したキャリアを歩むうえで必要なことだと思っています。 私自身の経験にはなりますが、前職では国内のSIerに勤務しておりました。そのときは特定の領域やスキルに特化した業務に長く従事していたため、スキルセットが狭い範囲で固定化してしまうリスクを感じておりました。そのため、キャリアを広げるうえで特定の領域やスキルに縛られないような働き方を求めていました。その点CSMの仕事は、新たな課題や技術に日々出会えるため、充実してキャリアを重ねることができます。 ──最後に、CSMとして活躍するための人物像を教えてください。 「システム構築プロジェクトにおける基礎的な知識やスキルを有していること」は大前提として、「曖昧な状況に耐性があること」は必要かもしれません。CSMのミッションはお客様の課題を解決に導くことですが、お客様ご自身が課題を認識していないことも往々にあります。 そのため、決まった方法にとらわれることなく課題を特定し、解決に向けてリードしていく必要があります。曖昧な状況を冷静に分析し、そのなかから答えを見いだせるような方は、必ず活躍できると思います。
募集職種
- 【AWS】ソリューションアーキテクト職 オープンポジション
SE(Web・オープン系)インフラエンジニアサーバーエンジニア(構築・運用)
東京都
テクノロジーを活用して世の中の変革をリードしませんか? AWSはグローバルで数百万のエンタープライズからスタートアップのお客様が利用しており、革新的な機能をクラウドサービスとして世の中にいち早く提供し続けています。このクラウドサービスを活用し、当社の技術の代表として、お客様のビジネス変革や、IT 変革をリードするのがソリューションアーキテクトです。 ソリューションアーキテクトは大きく「アカウントSA」、「スペシャリストSA」、「パートナーSA」の3つのカテゴリーに分かれており、お客様が抱える課題を解決するための技術支援や、新サービスや新機能に関する情報提供、お客様からいただいたフィードバックの展開などを行っています。 これまで培われてきた技術力とAWSテクノロジーを活用し、世の中をより良くしたいと考えている志の高い方の応募をお待ちしています。 【アカウントソリューションアーキテクト】 お客様の担当SAとして、一緒にクラウドジャーニーを加速させ、ビジネスに貢献するのが主な役割です。製造業界や流通業界などのエンタープライズ領域、金融業界、インターネットメディアやゲーム業界、アカウントSAチームはいくつかのカテゴリに分けられており、お客様に直接技術的な支援を提供します。 【スペシャリストソリューションアーキテクト】 スペシャリストSAは、特定のサービスやテクノロジードメインを担当し、それらを利用するあらゆるお客様を支援します。ドメインは、ビッグデータやIoT、機械学習、データベース、コンテナ、セキュリティなど膨大な数があり、それぞれにサービスが関連づいています。特定のお客様を担当するアカウントSA以上に、テクノロジーや技術の専門性をもってガイドするのがスペシャリストSAの特徴です。 【パートナーソリューションアーキテクト】 パートナー企業を技術的に支援するSAです。AWSのパートナーは、当社サービスを活用した提案をエンドユーザーに行うコンサルティングパートナーと、プラットフォーム上でサービスを開発・提供するテクノロジーパートナーの2つに分かれています。前者はSIerやコンサルティングファーム、後者は独立系ソフトウエアベンダー(ISV)やSaaS事業者などが該当します。
- 【AWS】カスタマーソリューションマネージャー職 オープンポジション
システムコンサルタントプリセールス・セールスエンジニアプロジェクトマネージャー(Web・オープン系)
東京都
【概要】 カスタマーソリューションマネージャー(以降、CSM )は、AWS への大規模システム移行をご決断頂いたお客様に対して移行プロジェクトをご支援しております。大規模な移行プロジェクトにおいては、技術・非技術問わず様々な課題が存在しますが、CSM はお客様と伴走し、ともに問題解決することでプロジェクトを加速させていきます。実務としては、お客様の移行プロジェクト準備状況を評価し、活動計画を策定してご支援を進めます。活動内容はクラウド推進組織設立、人材育成、システム移行方針検討、など様々です。一貫して、お客様のプロジェクト成功に向けて「何が課題か」、「どんな活動が必要か」を考え続けるお仕事です。 --------------------------- 【Key Job Responsibilities】 ・お客様とAWSチームと協力し、お客様のクラウド活用に向けた計画立案とその実行をリードすること ・お客様との関係を維持し、AWSを長期的に活用できる仕組みを構築すること ・クラウドコンピューティングに関連する知識と理解を維持し、お客様に提供すること --------------------------- 【重要な3つのポイント】 1. Customer Value Realization お客様のビジネス目標に対してAWSを最適な形で利用していただきカスタマーバリューを最大化することです。これをCustomer Value Realizationと呼んでいます。CSMはCustomer Value Realizationを実現するために、お客様の状況に則したクラウドジャーニーを計画化します。 2. Program Management クラウドジャーニーを歩む道のりで複数のクラウド活用プロジェクトが立ち上がりますが、Customer Value Realizationを見失わないように、CSMはプロジェクト全体を 1 つの大きなプログラムにまとめて俯瞰的に状況を把握し、適切なタイミングで各プロジェクトにソリューションを適用することでプロジェクト全体を成功に導いていきます。また、将来リスクになり得る潜在的な課題を検出し、他の職種やAWSパートナーを巻き込みながら課題およびクラウド活用の新たな機会を共創し、お客様のビジネス目標達成に近づけて行きます。 3. Cloud Journey Acceleration 世界中でAWSをご利用いただいているお客様と伴走しているため、CSMには数多くの知見や経験が蓄積されています。このデータを用いて支援プログラムとして昇華させたものをCloud Journey Accelerationと呼んでいます。CSMはクラウドジャーニーのガイド役としてお客様を先導し、適材適所のタイミングでこのプログラムを実行します。また、お客様の状況に応じた新たなソリューションを検討・発明して適用することで、クラウドジャーニーの推進を加速していきます。新たに生み出したソリューションは再現できるよう、プログラム化して世界中に拡大することを心掛けます。 --------------------------- 【やりがい】 長期的な視点でお客様と深い関係性を築き、お客様のビジネス目標の達成やIT戦略の推進といった上流工程に関与しながらクラウドの展開に取り組むことができます。状況に応じて活動領域・活動内容を自ら考えて実践し、技術/非技術、プロジェクト工程などの領域に縛られることなく、広い範囲でAWSの情報や人材を最大限に活用してお客様に大きなインパクトを与えることができます。また、CSMはAWSサービスによるソリューションはもとより、アイディエーションやアジャイル開発、モダナイゼーションなどの支援プログラムを活用することができ、自由度が高い職種なため、前職の経験や自分の得意分野を活かしてお客様の課題に柔軟に取り組むことができます。実際に提案した内容がお客様のIT戦略に取り込んでいただけたとき、そしてお客様から感謝の言葉を頂いたときには、大きなやりがいを感じることができます。