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空の移動を身近にするeVTOL(電動垂直離着陸機)の高度自律飛行実現の為の要素技術研究・開発

年収:800万 ~ 1200万

採用企業案件

採用企業

株式会社本田技術研究所

  • 埼玉県

    • 資本金7,400百万円
    • 会社規模5001人以上
  • 自動車・自動車部品
部署・役職名 空の移動を身近にするeVTOL(電動垂直離着陸機)の高度自律飛行実現の為の要素技術研究・開発
職種
業種
勤務地
仕事内容 空の移動を身近にするeVTOL(電動垂直離着陸機)の高度自律飛行実現の為の要素技術研究をお任せします。

ご経験やご希望に応じて、下記いずれかの領域をお任せします。

① Guidanceシステム
Guidanceとは、航空機体の運用における主要機能の一つです。非常に簡略的に表すと、周辺及び、目的地やその途中経路の状況を含めて、Missionの継続・変更・中止を判断し、再計画や経路修正を行うことで、安全に運航を行うという目的を果たすための機能です。
将来的には、非常に、高密度な運航による高い利便性の提供が期待されるeVTOLが普及する社会では、多様な状況に適用できるより高度な、Guidanceシステムが必要となると考えています。

【具体的には】
運用シーンを分析し、ステークホルダ、環境変化など様々な要素を鑑みた、シナリオを生成し、方針や具体的な対応手法のデザインに取り組みます。同時に、まだ世の中にない社会(新レイヤー)において、システムを検証する為の、3DSIM環境の構築にも取り組んでいきます。
より、安全で、エネルギー効率が高いフライトパス生成アルゴリズムの設計を目指し、人工知能を活用して、高度な知能アルゴリズムの研究にも取り組んでいきたいと考えています。

② Navigationシステム
Navigationとは、航空機体の運用における主要機能の一つです。非常に簡略的に表すと、自分の位置を確認しながら、目的地に到達させるという目的を果たすための重要な機能です。認知・計測とも表されます。
将来的には、非常に、高密度な運航による高い利便性の提供が期待されるeVTOLが普及する社会では、多様な状況に適用できる、より高度なNavigationシステムが必要となると考えています。

【具体的には】
周辺環境をより高度に把握すること、また、危険を予測しより安全な飛行ルートを提案する、高度認識技術と、知能化に取り組んでいきます。

例:
・統計モデルを活用した、危険予測アルゴリズムの研究
・高精度な自己位置推定技術の開発等、センシング、通信、知能化技術を、活用した新しい価値の創造を目指します。

③ 統合認識システム
統合認識システムとは、種々の手法により計測される、周辺情報、通信により得られる情報など統合して、周辺あるいは、予定経路の状況を把握・監視するシステムです。
統合認識システムのCapabilityは、Navigation※1システムの性能を決定づける大きな要素となります。

※1 Navigationシステム:航空機体の運用における主要機能の一つです。非常に簡略的に表すと、自分の位置を確認しながら、目的地に到達させるという目的を果たすための重要な機能です。認知・計測とも表されます。

将来的には、非常に、高密度な運航による高い利便性の提供が期待されるeVTOLが普及する社会では、多様な状況に適用できる、より高度で、信頼性の高い認識システムが必要不可欠です。
さらには、急な天候変化・視界不良への対応できることが、より安全性を高める、キーデバイスとなると考えます。

【具体的には】
まず、対応できるシーンを向上させるための、新しい認識技術を積極的に取り組んでいきたいと考えています。そのため、技術の調査や評価、あるいは考案し、キーデバイスの要素の探索を行います。
平行して、統合認識システムとして、冗長性や安全性の構想設計を行い、統合システムの全体像を定義していきます。
Fusionシステムの基盤構築を行う為、種々のセンサのLowデータから、パーセプションまでデータ処理を一貫して行い統合します。また、SLAM※2との融合など広範囲にわたり、認知関連処理の全体設計と実装アルゴリズムに着手します。
※2 SLAM・・・・「自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術」

④ 飛行統合制御マネジメントシステム 研究開発

【具体的には】※ご経験/スキル/志向に合わせ下記の領域をお任せいたします。
eVTOLの安全・快適な地上/飛行運用コンセプト(離着陸・飛行運動)実現に向け、飛行制御機能(フライト経路制御、機体姿勢・推力制御、電動デバイスのパワー&エネルギ制御)、飛行ガイダンス機能(飛行情報集約、フライト経路決定)といった飛行安全に係るクリティカル機能を統合マネジメントする飛行制御統合ECU開発に取り組みます。

主な職務内容は以下の通り(海外サプライヤとの協同作業も含む)。
・飛行安全に係る各システム(電力供給、フライトコントロール、ナビゲーションなど)で設計されたソフトウェアアプリロジックを束ね、統合ECUの機能開発仕様書の作成を推進する
・電気的インターフェイス要求、通信仕様などハードウェア要件を束ねて統合ECU構成図として定義し、仕様構築を推進する
・上記の仕様妥当性を単体コンポーネント/システムレベルで検証する(検証環境構築を含む)

⑤ パイロット支援システム 研究開発
● 高度なカメラ認識システム
カメラ認識システムの高性能化を図るために、採用技術の提案・考案~実装、評価までの一連の業務をお任せいたします。

● 危険の予測システム
多様な認知技術を駆使して、空域に起こりうる危険を予測するシステムの研究を行います。飛行物体や、気象・風況の状態などを対象に危険を予知することで、さらなる運航の安全をもたらすシステムの実現を目指します。

⑥ 空力性能設計・検証
CFD(数値流体力学解析ツール)を用いて、機体・プロペラ周りの流れ場を解析し、目標とする性能を実現するために必要な流れ場の解析→改善手法の考案→CAD形状反映→計算投入→流れ場解析といった研究領域から開発領域までを通した幅広い業務を行っています。

各開発フェーズに沿った検証試験を実施します。スケールモデルを用いた単体試験、全機体風洞試験等を自社または他社試験設備(国内、海外)にて推進します。得られた結果を用いて空力性能の信頼性を担保します。
主に回転翼(プロペラ)が発する機外音の低減と室内音の低減の両立解を探索します。騒音低減に向けたプロペラ形状をCAA(数値音響解析)にて予測・設計し、屋内・屋外の試験にてその検証を実施します。また、今後は室内音予測技術の構築及びその検証を計画しています。

⑦ メカニカルシステム 研究開発
eVTOLの安全・快適な地上/飛行運用コンセプト(離着陸・飛行運動)の実現に向けて、軽量・安全・高信頼性なメカニカルコントロールシステム設計に取り組みます。

・以下のコンポーネントからなるメカニカルコントロールシステム設計・開発
操縦桿・ペダル機構/動翼および離着陸用懸架(ランディングギア)アクチュエーション/ドア開閉機構/トランスミッション、ギアボックス 等
・各コンポーネントの、耐環境性要求(温度、湿度、電磁干渉、振動、・・・)などの
配置空間安全要求を配慮した機体レイアウト・軽量マウント設計
・各コンポーネントの、機体実装・Ass状態での機構解析、構造/振動解析を通した
安全性と軽量化を両立する仕様構築、サイジング
・各コンポーネントの、機体実装・Assy状態でのシステム安全/性能実証試験
※御取引様と協働して業務を推進していただきます。
※将来的には四輪、二輪、航空機エンジン、汎用製品をご担当いただく可能性がございます。

******

【開発ツール】
言語:Python、C/Cppなど
オープンソース:Caffe、Tensarflowなど
ツール:MATLAb/SimLink、μABOX、CATIA、Fluent、STARーCCM+ など

【募集の背景】
当社は、「新領域へのチャレンジ」に取り組んでいます。
モビリティの可能性を“3次元”や、時間や空間の制限に縛られない“4次元”、さらには宇宙へと拡大し人々の時間や空間に新たな価値をもたらす独創的な技術研究を進めています。
「空の移動をもっと身近なものにしたい」、「自由な移動の喜び」を提供したい」という想いから、「ひとが行動したくなるモチベーションを作り出す」をスローガンに、eVTOL(electrical Vertical Take Off and Landing:電動垂直離着陸機)の開発に取り組んでいます。
都市間移動の利便性を各段に向上させるため、これまで当社がさまざまな領域で培った技術を活かし、さらに高性能・高機能化させた、ガスタービンと電動化技術のハイブリッドによるパワーユニットシステムを搭載した新たなコンセプト機を提案しています。
アイデアと技術をもって、このコンセプト機の社会実装に挑戦する仲間を募集しています。新しいコンセプトの、「空のモビリティ」を一緒に作ってみませんか?

【先進技術研究所について】
2019年4月、10年先を見据えたモビリティ革新技術と、さらにその先のフロンティア領域における先進技術の創出のため、先進技術研究所が設立されました。当社における全領域の先行研究機能の集約を行い、領域の垣根を越えた新価値の提供を目指します。

【魅力・やりがい】
新たな企業価値やモビリティの価値をもたらす可能性を秘めた領域と考えており、
スキルや創造性、アイデア、強い想いを持っている方には大きな裁量が与えられチャレンジできる環境です。
労働条件 ■勤務/休日/休暇
・勤務は応募職種毎に設定(フレックスタイム制・固定制・交替制)
・リモートワーク制度
・長期休暇あり(GW、夏季、年末年始)
・年間休日121日
・平均有休取得日数19.5日(2021年度)
・年次有給休暇…16日~20日/年 ※勤続年数に応じて付与
・慶弔休暇(結婚休暇…6日、忌引休暇…1~7日※続柄に応じて付与)

■各種手当
・通勤手当
・リモートワーク手当
・賞与 
・残業代全額支給

■福利厚生
・独身寮、転勤社宅 ※適用条件有
・社内研修(階層別研修、ビジネススキル研修、語学研修等)
・語学資格取得支援
・健康診断
・余暇施設(運動施設、保養所)
・厚生制度(財形貯蓄制度、団体扱い保険、持家支援、持株会制度、選択型福利厚生等)
・食堂施設、食事補助

■両立支援(仕事と育児・介護など)
・育児・介護手当
・リモートワーク制度
・短時間勤務制度
・育児・介護休職
・産前産後休暇
・産後パートナー休暇(出生8週以内に5日)
・子の看護休暇(年間5日/子供1人当たり)
・育児費用補助
・社内託児所(和光/栃木)
・介護休暇(年間5日/要介護者1人当たり)
・不妊治療休暇(年間5日)
・不妊治療休職(原則6か月、最大1年)
・病気治療休暇(会社指定の疾患を対象・年間5日)
応募資格

【必須(MUST)】

●画像処理または、画像認識を用いた設計開発経験
●データ解析・分析経験
●統計モデルの設計または評価経験
●Pythonの使用経験を持ち、オープンソースの活用に柔軟性を持っていること
●モビリティ(四輪/建機/航空機 等)に関する自動運転、自動航行システムに関する開発経験
●ソフトウェア領域のアルゴリズム設計
●空力開発・解析経験、数値流体力学(CFD)、数値音響解析(CAA)の実務経験
●アクチュエータ/ギアボックス/トランスミッションに関する基本知識
●機械要素知見を活用したオープンループ/クローズドループなどリンク機構設計スキル・経験
●リンク機構における静的・動的シミュレーション解析あるいはテスト検証のスキル・経験
●ECUの設計開発経験
●光学技術を用いた製品、システム、デバイス開発経験

【歓迎(WANT)】

●ディープラーニング・機械学習のアルゴリズムに対する知見・経験
●JETSONの使用経験
●並列処理用の組み込みコンピューティングボード(例JETSON等)を用いた、アルゴリズム開発、システム開発の実務経験
●データ通信周りに対する知見や、ソフトウェア結合やSIM環境の改良などを行った経験
●アナログ/ディジタル回路の知識
●統合ECUの実装要求定義・仕様構築および単体/システムレベルで検証を行った経験
●ネットワーク構成仕様および車載ネットワークトラフィック仕様構築経験および検証経験
●E&Eアーキテクチャ開発経験
●開発チームリーダー経験

【求める人物像】
●新たな発想で技術提案、クリエイティブな顧客価値提案ができる方
●世界初の技術を創り出し、長期的視点で世の中に貢献したいという想いのある方
●当社製品を通し、お客様に新たな価値を提供したいという想いのある方 
●柔軟な考え方で技術課題解決に取り組める方
●チームワークを大切にし、円滑なコミュニケーションがとれる方
●自分の考えを積極的に発信し、周囲を巻き込んで課題解決の最良手段を見出せる力
●高い目標を掲げてやりきるエネルギーのある方
●英語を通じたコミュニケーションに抵抗がない方
アピールポイント ストックオプション制度あり フレックスタイム
受動喫煙対策

屋内禁煙

更新日 2024/10/08
求人番号 2891005

採用企業情報

株式会社本田技術研究所
  • 株式会社本田技術研究所
  • 埼玉県

    • 資本金7,400百万円
    • 会社規模5001人以上
  • 自動車・自動車部品
  • 会社概要

    【設立年月】1960年7月1日
    【代表者】大津 啓司
    【資本金】74億円(2022年3月31日現在)
    【従業員数】連結219,722名 単独22,675名(2019年3月31日現在)
    【本社所在地】埼玉県和光市中央1-4-1
    【所在地】
     埼玉:埼玉県和光市中央1-4-1、埼玉県和光市本町8-1、埼玉県朝霞市泉水3-15-1
     栃木:栃木県芳賀郡芳賀町大字下高根沢4630

    【事業内容】
    Honda R&Dの歴史は、1960年、本田技研工業(株)の研究・開発部門として分離した時から始まります。より多くの人々に、商品を通じ「喜び」を提供していきたいというHonda全体の企業理念を具現化していくために、ひとつ独立した存在として、人間を見つめ、さらに次世代の社会を考えていくことを前提として、(株)本田技術研究所は誕生しました。
    商品開発の具現化に向けて、R研究とD開発と呼ばれる二つの研究・開発システムを展開しています。D開発では、社会のニーズやお客さまの期待に応え、満足いただける商品づくりをめざし、Hondaグループの総力を結集した開発を進めています。このD開発に先行するR研究では、技術要素の基本的な耐久性・信頼性・性能などを長期的に研究・評価し、創造的で革新的な技術として完成させることを目的にしています。この二つのシステムは単独に機能するのではなく、一体となって商品開発を支えています。

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