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電機・電子・機械メーカーの転活中ビジネスパーソンにアンケート調査:6割が「リストラの不安あり」、8割が「人員削減は仕方ない」

株式会社ビズリーチ 2013年01月08日

電機業界リストラが進む中、電機・電子・機械メーカーの転活中ビジネスパーソンにアンケート
6割が「リストラの不安あり」、8割が「人員削減は仕方ない」
6割が「今の会社で定年まで働きたくない」5割が「別の業界に転職希望」

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日本最大級 注1) の年収1000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)は、電機業界の人員削減が進む中、当サイトの会員で、現職(離職中は前職)が電機・電子・機械メーカーのビジネスパーソン431人(平均年収1027万円)に、 リストラと自身の働き方について、アンケート調査を実施しました。その結果、約6割が「人員削減増加の可能性に対して不安を持ちながら仕事」をしており、8割が「会社の業績不振によるリストラは仕方がない」と思うものの、約7割が「電機業界の大規模リストラは経営側の責任の取り方が不十分」と考えていることがわかりました。また、6割が「今の会社で定年まで働きたくない」、5割が「転職するなら、別の業界がいい」と回答しています。さらに、終身雇用については、7割が「終身雇用はよいこと」と思う一方で、8割が「日本的な終身雇用は、市場経済のグローバル化に適していない」と考えていることがわかりました。

  1. 注1)会員数において

57%が「リストラに対して不安を持ちながら仕事」

Q:リストラに対する不安を持ちながら仕事をしていますか?
持っている 25%
どちらかといえば持っている 32%
どちらかといえば持っていない 19%
持っていない 24%

78%が「会社の業績不振によるリストラは仕方がないと思う」

Q:会社の業績不振によるリストラについてどう考えますか?
仕方ない 34%
どちらかといえば仕方ない 44%
どちらかといえば許せない 15%
許せない 7%

59%が「今の会社で定年まで働き続けたくない」

Q:できれば今の会社で定年まで働き続けたいと思っていますか?
(すでに退職・転職された方は「思っていた」か)
はい 41%
いいえ 59%

5割が「別の業界に転職したい」

Q:転職するなら、もう一度、現職の業界(離職中の方は直近の業界)に勤めたいと思いますか?
現職の業界がいい 49%
他の業界がいい 51%

71%が「終身雇用はよいこと」と考えている

Q:1つの企業に定年まで勤務する日本的な終身雇用についてどう考えますか?
よいこと 16%
どちらかといえばよいこと 55%
どちらかといえばよくないこと 22%
よくないこと 7%

78%が「終身雇用はグローバル化に適していない」と考えている

Q:日本的な終身雇用は、市場経済のグローバル化に適していると思いますか?
適している 4%
どちらかといえば適している 18%
どちらかといえば適していない 49%
適していない 29%

67%が「電機業界の大規模リストラは経営側の責任の取り方が不十分」と回答

Q:電機業界で大規模な人員削減が相次いでいる状況について、どう感じていますか?
以下の中からあなたのお考えに近いものを3つ選んでください。
経営側の責任の取り方が不十分だ 67%
人員削減を回避する手段が尽くされているとは思えない 47%
日本経済の弱体化が加速する原因になる 46%
経営側の人員削減への抵抗が薄れ、安易に実施されていると感じる 41%
能力や実績を示せなかった社員は、削減対象になるのはやむを得ない 31%
業績不振が理由であれば、ある程度の人員削減はやむを得ない 31%
業績不振であっても従業員の雇用は守るべきだ 14%
改正高年齢者雇用安定法が施行され、高齢社員の雇用延長が義務付けられたことが人員削減を助長している 11%
その他 5%

73%が「勤務先が海外でも構わない」

Q:転職してやりがいのある仕事ができるなら、勤務先が海外になっても構わないと考えていますか?
はい 73%
いいえ 27%

57%が「年収が下がっても構わない」

Q:転職してやりがいのある仕事ができるなら、前職より年収が下がっても構わないと考えていますか?
はい 57%
いいえ 43%

93%が「外資系企業でも構わない」

Q:転職してやりがいのある仕事ができるなら、会社が外資系でも構わないと考えていますか?
はい 93%
いいえ 7%

89%が「自分の市場価値を意識して仕事をしている」

Q:自分の市場価値を意識して仕事をしていますか?
意識している 55%
どちらかといえば意識している 34%
どちらかといえば意識していない 9%
意識していない 2%

5割が「会社の先行きに不安を感じて転職活動中

Q:あなたが会社を辞めようと思った、あるいは転職を検討している理由は何ですか?3つ選んでください。
やりがいのある仕事をしたい 55%
会社の先行きに不安を感じた 48%
年収をアップさせたい 29%
早期退職募集の応募条件を満たしていた(在職中の方は「対象となりそうだから」) 27%
事業の合理化などで、責任や手応えを感じていたポストから外されたり、事業部が縮小した 19%
事業の合理化などで、将来、自分の能力を発揮できる環境やポストが減ると感じた 18%
他の分野、業界でやりたい仕事があった 13%
事業の合理化などで、社内のポストが減り、この先の昇進・出世に不安を感じた 9%
退職を強要・勧奨された 9%
親の介護など、家庭や個人的な事情があった 6%

転職の際に重視する条件ベスト3:仕事内容、年収、勤務地

Q:転職する際に重視する条件は何ですか?3つ選んでください。
仕事内容 80%
年収 69%
勤務地 39%
やりがいや責任 27%
会社の将来の成長性 24%
働きやすい職場環境 20%
職種 18%
会社の経営が安定している 13%
会社の業種 7%
転職先での地位や肩書き 7%
福利厚生 6%
会社の規模や知名度 1%

人員削減に踏み切る経営者に言いたいことは?(一部抜粋)

  • 不採算な組織に属しているだけで削減対象になりのは理解できない。能力や実績を正等に評価せず、株主受けを狙っているだけだ(40代 事業企画プロデューサー)
  • やるなら徹底的に削減し、取締役の人数も1/3 に。意思決定を早め、信賞必罰で生き残った者がトップに立てばいい(50代 シニアマネージャー)
  • 人をモノとして見るな。経営者には社員の家族も守る義務がある(30代 北京事務所チーフ)
  • 人員削減は短期的なコスト低減効果はあるが、経営手腕とは言えない(40代)
  • リストラが日常化するなら、ジョブカードの導入など雇用の流動性を高める制度が必要(40代 営業課長)
  • 経営者には経営者の苦労、苦心がある。一概に否定できない(30代 営業・執行役員)

※職種・肩書きは答えた人のみ記載しました

ビズリーチ代表取締役南壮一郎のコメント

「電機・電子・機械メーカーに勤める(または直近で勤めていた)ビジネスプロフェッショナルの6割がリストラに対して不安を持ちながら仕事をしていることがわかりました。転職市場では、在職中から転職活動をした方が成功率は高まります。もしも人員削減にあった場合、リストラ後に転職活動を始めた場合、自身の市場価値を下げかねないため、在職中に活動した方が有利です。長年同じ会社に勤めていると、その企業の中では当たり前のノウハウが、実は転職市場では非常に高い価値として評価される場合があります。そのため、自分自身の市場価値を客観的に知ることをお勧めします」

※全員の自由回答を含めたアンケート詳細を必要な場合はお申し付けください。
また、本人への許可が必要ですが、会員へのご取材をアレンジすることもできますので、お申し付けください。

アンケート実施概要

調査期間 2012年11月5日~11月11日
対象 ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1094万円):1914名
年齢 20代 2%、30代 19%、40代 41%、50歳以上 38%
男女比 男:女=93%:7%

※ 本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は必ず「ビズリーチ調べ」と明記してください。

株式会社ビズリーチについて

日本最大級の年収1000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」(http://www.bizreach.jp/)を運営。日本初の求職者課金型転職サイトでもある。会員・ヘッドハンター・企業・求人情報を年収1,000万円以上レベルに限定し、審査。会員数15万人超(直近年収750万円以上)。登録企業数900社超。登録ヘッドハンター853人。求人情報6590件。2009年4月 にグランドオープン。

本件のお問い合わせ先

株式会社ビズリーチ広報担当
田澤
TEL:
03-6450-5166
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