DATA
| 前職 | 大手広告代理店 プランナー / 年収550万円 |
|---|---|
| 活動期間 | 約2ヶ月 |
| ヘッドハンター面接数 | 0人 |
| 応募求人数 | 2社 |
| 面談社数 | 2社 |
| 内定数 | 1社 |
現職
インターネットサービス会社 営業 年収550万円
ベンチャー企業で営業やイベントプロデュースに携わった後、大手広告代理店で契約社員として働いていた荒井氏。女性として結婚や出産と仕事を両立し、長期的に働いていくためにも、より裁量ある環境で実績をつくる必要があると考えて転職活動を開始した。企業から熱烈なアプローチを受け、再度ベンチャー企業で働くことを決断した経緯についてお話を伺った。
転職理由
女性として長く働いていくために、裁量をもって実績をつくれる環境に身を置きたい
消費財を扱う商社で営業をしていた荒井氏は、業務の傍らで関わっていたイベントプロモーションに興味を持ち、その分野のベンチャー企業に転職。しかし会社の業績不振によって事業は縮小。一度大きな会社の仕事を見てみようと、契約社員雇用ではあったが大手広告代理店に転職を決意する。同社では大型予算を持って媒体のプランニングに関わっていたが、30歳を目前にして自身のキャリアについて考え始める。
「結婚が決まり、近い将来出産することも考えると、一時的にキャリアにブランクが出てしまいます。ブランクの後にも長く働けるようなキャリア価値を確立しておくためには、今、確かな実績をつくる必要があると思いました。けれども、契約社員でプランナーという立場では、自分自身の実績と言えるような成果はなかなかつくれません。かといって、明確な成果を出せる営業に異動希望を出したところで、大きな会社ではそう簡単には叶いません。そこで、個人の裁量が大きく、自らの手でチャンスを手に入れられるような会社に身を置くべきだと考えたのです」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
ネットベンチャーの代表者から、直接スカウトが届く
今回の転職活動の数年前にも、契約社員の裁量に限界を感じて、転職活動を行ったことのあった荒井氏。その際は大手転職サイトや人材紹介会社を利用したが、今回はビズリーチだけを利用したという。「前回の転職活動ではなかなか思うような求人と出会えず、面接を受けてみたりもしたのですが、結局転職を決断するには至りませんでした。私は、待遇、裁量、仕事内容のすべてにおいてキャリアアップを実現したいと考えていましたから、ハイクラス求人のみを紹介するビズリーチが最適だと思いました」。
登録後間もなく、荒井氏のもとにはインターネット関連のベンチャー企業から、スカウトメールが届いた。「企業からの直接的なスカウトメールは、選考を受けて内定をいただいたら入社しなければならないイメージがありました。けれども社長自らのスカウトに、私の経験を買っていただいている印象を受けましたし、『まずは気軽にお会いしてお話しましょう』と仰っていただいたので、まずはお会いしてみようと思いました」。
転職成功の鍵
入社判断に迷うも、コミュニケーションを重ね、納得いくまで企業理解を深める
荒井氏はその後面接を受け内定に至ったが、入社を決断すべきか迷った。「『返事はいつまでも待つ』と言っていただき大きな期待を感じましたが、過去に所属していた会社が業績不振に陥った経験から、本当にベンチャー企業に転職してよいものか迷いがありました。そんなとき、ほかの会社からもスカウトメールをいただいたので、そちらも面接を受けてみることにしたのです。けれども会社や考え方にフィットせず、結局面接後にお断りしました。一方で、内定をいただいたネットベンチャーの会社からは引き続き熱心にアプローチをいただいていました。複数回にわたって面談を重ねる中で、社長や社員の方々の価値観とフィットし、今後の事業戦略にも納得できました。組織を拡大していく中で早期にマネジメントとして活躍してほしいとも言っていただき、いろいろな点でチャンスは大きいと考え、入社を決意したのです」。
結果的に短期間で転職先を決断するに至ったが、荒井氏は自分が納得できなければ転職活動を継続するつもりだったそうだ。「直接企業の代表者からスカウトを受けるということは、自分の経験やスキルを明確に評価されたことを意味すると思うので、実際に活躍できる可能性は高いかもしれません。けれども、自分が求めるものがその会社にあるかどうかは、実際に会って話してみないことには分かりません。その点では、納得がいくまでコミュニケーションを重ねることが大切だと思いました」。
ビズリーチより
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