DATA
前職 | 消費財メーカー 海外支社 CEO / 年収1200万円 |
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活動期間 | 約3ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 10人 |
応募求人数 | 15社 |
面談社数 | 10社 |
内定数 | 1社 |
現職
日系製造機器メーカー 営業企画室 室長 年収1200万円
日系メーカー勤務時代、グローバルビジネスのダイナミズムを実感した江藤さんは、外資系メーカーに転職し、事業企画や経営戦略などのキャリアを積んだ。最終的に海外支社のCEOまで上り詰めるも、50代を目前に6社目となる転職を決意。日系企業にこだわり、転職を成功させた秘けつについてお話を伺った。
転職理由
やりがいを求めて。50代を目前に日系企業への転職を決意
大学卒業後に入社した日系メーカーで事業企画のキャリアを歩み、30代前半には欧州で国内外複数社との合弁プロジェクトを担当した江藤氏。政府が係わるような大規模プロジェクトに数少ない現地赴任メンバーとして裁量を持ち、海外のビジネスパーソンたちと議論を交わしながらグローバルビジネスのダイナミズムを感じたと言う。しかし数年後、実績を評価されて本社に帰任し経営企画に配属されると、海外で働いていたときのようなやりがいを感じられなくなってしまったそうだ。
「もっと世界を舞台に活躍したいと考えて、30代半ばで外資系の消費財メーカーに転職をしました」。その後、外資系企業への転職を2回ほど経験し、4回目の転職となった前職では、日本市場での事業戦略やマーケティングを手掛け、海外支社のCEOを任されるまでになる。「外資系企業は年齢に関係なくチャンスを与えられますが、本国と支社という関係性の中では自分の裁量が及ばないことも多々ありました」。
50代を目前にした江藤氏に、残るキャリア人生を日系企業で勤め上げたいという想いが生まれはじめ、日系企業で自分の強みである「海外事業」と「マネジメント」経験を活かせる仕事を探し始めた。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
転職回数の多さが壁になり、強みを伝えることができず・・・
人材紹介会社から紹介を受けるだけでは情報量が足りないと感じた江藤氏は、ビズリーチと大手転職サイトに登録。その後、約10人のヘッドハンターと会い、情報収集を行った。「合計で30社ほどの求人を紹介されましたが、外資系企業のファイナンス系求人が8割でした。管理職以上になると日系企業は求人そのものが少ないことが分かったので、条件を緩和して外資系企業も含めた15社程度に応募しました」。
しかし、これまでに5社の転職を経験した江藤氏は、その回数を懸念されてしまい日系企業の選考に難航してしまう。「面接は「何ができるか」ではなく「なぜこのようなキャリアを辿ってきたのか」という転職理由を問う質問が多くありました。事業内容を調べて自分なりの事業戦略や考えをまとめてから面接に臨んでいましたが、キャリアの説明がメインとなり、なかなか自分の強みを伝えることができずに手応えなく面接を終え、見送りになることが続きました」。
転職成功の鍵
ヘッドハンターを味方につけ、望んでいた環境を無事獲得
転職を成功させるためには、転職回数の多さや年齢のハンデを乗り越える必要があると感じた江藤氏。ヘッドハンターに相談して事前に自分の強みを伝えてもらったり、一次面接から現場責任者との面接を交渉してもらったりしたと言う。「その取り組みが功を奏したのか、転職を決めた会社の面接では、最初から代表者が登場しました。私の経験を興味深く聞いてくださったので、私も十分に強みを伝えることができたと思います。ヘッドハンターから事前にいただいた情報によると、国内の成長分野で高い製品力を持っているのですが、海外への事業展開が遅れており、推進する人材がいないことが課題でした。そこに、私の海外事業経験とマネジメント力を活かせることをアピールしました」。
外資系でも日系でも、求める仕事を勝ち取るためには、明確に示せる強みを持つことが必要だ。だからこそ自分の強みを意識してキャリアを積み重ねて欲しいと江藤氏は語った。「それから、企業の人事担当と強い関係性を持つヘッドハンターを味方にすると心強いです。私は選考時の交渉や情報収集など、さまざまな側面でサポートしてもらいました。多くのヘッドハンターと面談することをお勧めします」。
ビズリーチより
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