DATA
前職 | 証券会社 投資銀行部門 / 年収1000万円 |
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活動期間 | 約6ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 5人 |
応募求人数 | 7社 |
面談社数 | 1社 |
内定数 | 1社 |
現職
総合商社 事業企画開発職 年収非公開
証券会社でキャリアを積んだ上原氏は、30代を目前に帰国子女である強みを発揮できる事業に関わりたいと想い、転職を決意した。メキシコに関わるビジネスという特定の求人を探し、見事転職を成功させた秘訣について伺った。
転職理由
帰国子女であるという価値を活かせる環境を求めて
高校卒業までの18年間をメキシコで過ごした上原氏は、グローバルビジネスに関わりたいという考えを持っていた。金融は世界中で共通のルールを持つグローバルビジネスであること、ファイナンスはどの会社においても必ず必要な要素であることから、卒業後は証券会社に入社した。「エクイティファイナンスのドキュメンテーションからキャリアをスタートさせ、基本的な知識を身に付けながら、セールスにも関わるようになりました。リーマンショック直後の時期は不動産証券化に関わっており、一瞬にして価値が激減する場面も目の当たりにしました。金融業界のダイナミズムを実感する貴重な経験をさせてもらったと思っています」。
転職を意識し始めたのは、30代を目前にして、自分のキャリアビジョンについて考えたことがきっかけだった。「20代は金融の世界で徹底的にファイナンスを学んできました。30代をどのように過ごすかと考えたとき、メキシコで生まれ育ったというバックグラウンドを活かし、その価値を発揮できる環境に身を置きたいと考えたのです。年齢にこだわったのは、一つの業界に長くいると、異業界への転職が難しくなるのではないかと思ったからでした」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
メキシコに関わるビジネスにこだわり、転職活動をスタート
上原氏は、「メキシコに関わるビジネス」を転職先選定の軸として活動を始めた。「生まれ育ったメキシコで、金融業界で培ったファイナンスの経験を活かしながら、社会に貢献できるようなビジネスに携わることを目標にしました」。情報収集をするために、ビズリーチと並行して、外資系企業やバイリンガル向けの求人が多い転職サイト、一般の転職サイトなど複数サービスに登録した上原氏。「転職活動を始めてみると、新興国への事業進出のニュースが増えている割に、求人が少ないことを知りました。特に私はメキシコに絞っていたということもあって、希望する求人にはなかなか出会えませんでした。スカウトメールは多くいただきましたが、ほとんどは金融業界の求人で希望に合うものはほとんど無かったのです」。
そこで上原氏は、グローバルに強そうなヘッドハンターに連絡を取り、直接会うという努力を続けたと言う。しかし、希望する求人にはなかなか巡り合えなかったそうだ。「私が希望する求人は、絶対数が少ないということをリアルに感じ取ることができました」。
転職成功の鍵
徹底的な情報収集が、転職成功のカギに
ビズリーチに登録して5カ月が経った頃、上原氏のもとにヘッドハンターから一通のスカウトメールが届いた。「定型的な内容のスカウトメールが圧倒的に多い中で、そのメールには私の経歴と希望を捉えた誠実な文章が綴られており、すぐに返信して面談を取り付けました。紹介してもらった求人は、メキシコで買収したある企業の価値を高めるべく、ファイナンスを中心に経営に関与するというものでした。ファイナンスの経験とメキシコの文化やスペイン語を理解できることが私のアピールポイントです。特にこの会社は、現地スタッフや取引先とのコミュニケーションに課題があったので、十分にお力になれるとアピールできました」。
上原氏は、そもそも転職マーケットにめったにない条件の求人を探し求めていたため、求める求人に出会えず苦労した。それでも理想的な求人に巡り会えたのは、情報収集を徹底的に行なっていたからだと言う。「複数の転職サイトに登録して求人を検索するのはもちろんのこと、メールニュースやスカウトメールも必ず目を通していました。チャンスはいつやってくるか分かりませんから、こまめに情報収集し続けることが大切だということを実感しました」。
ビズリーチより
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