DATA
前職 | 施工管理会社 現場代理人 / 年収580万円 |
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活動期間 | 約1年 |
ヘッドハンター面接数 | 1人 |
応募求人数 | 6社 |
面談社数 | 1社 |
内定数 | 1社 |
現職
施工管理会社 現場代理人 年収580万円
大手鉄道会社の保守管理をはじめ、施工管理のキャリアを持つ向井氏。予算管理や人員配置の難しさを感じるなか、30歳でのキャリアチェンジを決意し転職活動をスタートさせた。しかし、自分の市場価値を知ったことでキャリアアップへと方向転換。施工管理の実績を生かし転職を成功させた、その秘訣とは。
転職理由
中間請負業というポジションに、限界を感じ始めて
高専を卒業後、施工管理会社に9年間勤めた向井氏。大手鉄道会社の保守管理や、通信工事の施工管理を担当し、予算管理から人員配置までを統括するプロジェクトマネージャーを任されていた。責任を与えられやりがいを感じる一方、「中間請負業」の難しさに頭を悩ますことも多かったという。
「お客様である鉄道会社から案件と予算をいただき、工事を担う職人さんへ給料を支払う。その間に立ち、お金と人を動かすのが私の仕事でした。いただける工事予算は、減ることはあっても、増えることはほとんどありません。職人の方への支払いを抑えることにも限界がありますので、しわ寄せは中間請負業にやってくるんです。予算管理の仕事も担っていたので、人件費を緻密に計算してプロジェクトを進めることに、つらさを感じるようになっていきました。また、主任試験を受けるよう会社から促されたことで、『昇格して管理職の仕事につくよりも、まだ若いうちに転職して、新しいキャリアにチャレンジしたい』と思うようになりました」
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
キャリアチェンジよりもキャリアアップへ。ヘッドハンターのアドバイスに心動く
30歳になったら転職しようと、20代後半から業界研究を始めていた向井氏は、当初、学生時代から興味を持っていた教育の分野に異業種転職をしようと考えていた。しかし、本格的に転職活動を始め、自分の市場価値を知ったことで、考え方は少しずつ変わっていく。
「ビズリーチ上で自分の経歴を公開すると、施工管理の全体統括をしてきた実績を評価していただき、スカウトメールが毎日のように届き始めたんです。さらに、3年以上の実務経験を必要とする『電気工事施工管理技士』の資格を持っていたことが高く評価され、出会ったヘッドハンターにも、『ニーズのある資格を持っていて実績もある。キャリアチェンジよりもキャリアアップを目指した方が活躍の幅が広がるのでは』とアドバイスされました」
転職セミナーや会社説明会、イベントには頻繁に顔を出し、異業種の情報収集をしていた向井氏だったが、ヘッドハンターに出会ってからは、同業種で「中間請負業」とは違う働き方のできる企業を探そうと方向転換。紹介された1社を受け、内定をもらった。
転職成功の鍵
資格が、自分の強みを具体的に示す武器に
現在、水力発電所の施工管理を担っている向井氏。エネルギー政策の重要性が叫ばれている今、水力事業というクリーンエネルギーの開発に携われることに意義を感じたという。そして何より、水力そのものを卸している会社であるため、工事予算について交渉の余地があることにやりやすさを感じている。
「面接では、これまでの経験を具体的に、簡潔に説明することを心がけました。施工管理は、実際に工事を行う職人の方をはじめ、予算の交渉やスケジュール調整などさまざまなコミュニケーションが発生します。相手にわかりやすく伝え、気持ちよく仕事してもらうことが重要なので、面接でも実際の仕事の進め方をイメージしてもらえるよう、コミュニケーション力をアピールしようと考えました。あとは、電気工事施工管理技士の資格という強みを持っていたことは大きかったですね。3年の実務経験に加え、指導監督的実務を1年以上経験しなければ受験できない資格なのですが、私は幸運にもその条件を満たしていました。自分の売りを具体的に示せるような資格を持つことが、即戦力を求める転職市場において大切なのだと実感しましたね」
ビズリーチより
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