DATA
前職 | 外資系ITベンダー 営業 / 年収850万円 |
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活動期間 | 約3ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 1人 |
応募求人数 | 40社 |
面談社数 | 20社 |
内定数 | 2社 |
現職
外資系ITベンダー 営業部長 年収1000万円
日系と外資系のITベンダーを渡り歩いてキャリアを重ねるも、48歳の時に突然、会社都合退職を言い渡され、不本意ながら転職活動を始めた野田氏。就職先を早く決めたいという焦りからやりたい仕事を見失いながらも、最終的に納得のいく転職ができた理由を伺った。
転職理由
理想と思われた職場が会社都合で解散。急きょ転職活動をすることに
日系2社と外資系2社でITソリューションの営業一筋で活躍してきた野田氏。特に1社目の大手電機メーカーが長く、21年間にわたり流通業界を主要顧客として、ハードウェアからソフトウェアまで幅広いITソリューションを提案。優秀な営業実績を残しながら、流通業界での人脈も築いてきた。順風満帆ではあったが、野田氏は40代に入って転職を決意する。「同社には自分の強みを生かして中途入社し、活躍している同僚が多数いました。自分も流通業界の営業という軸で新たなやりがいを得てキャリアと年収を高めていきたいと考え、グローバルな観点でもキャリアアップできる外資系ITベンダーに転職しました」
さらに日系、外資系企業を渡り歩き、主体的にキャリアアップしてきた野田氏だったが、48歳で予期せぬ転機が訪れる。「勤めていた外資系企業の日本営業部が解散することになったんです。通達を受けたその日から、考えもしていなかった転職活動が始まりました」
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
ヘッドハンターの助言により、仕事選びの基準が明確化
会社都合で急きょ就職先を探すことになった野田氏はまず、人材紹介の大手2社に登録したほか、「転職」「ヘッドハンター」のキーワードでインターネット検索して見つけたビズリーチも使い始めた。ビズリーチの求人検索で「IT」「営業」のキーワードで検索し、約3カ月の活動期間で40社に応募。しかし活動当初は、書類選考は通っても面接はなかなか通らなかった。そんななか、ビズリーチで出会った1人のヘッドハンターからの助言が役立ったという。「『応募先に一貫性がなく、あなたにはやりたいことの軸がない』と言われたんです。確かにその通りで、1日でも早く決めたいがために“数打てば当たる”という気持ちがあって、気になった求人に片っ端から応募していました。ITベンダーで何でも売ってきたという自信があったのですが、ヘッドハンターいわく、『この“何でも売れる”という考えがよくない。具体的に何を売れるのか、説明できるように焦点を絞りましょう』と言われました」
この助言をもとに、野田氏は自分の強みとやりたいことを見直した。「自分がやりたいのは、流通営業とITスキルという強みを生かせるソフトウェアの営業です。そこで、自分が本当に売れる自信があるソフトウェアかどうかをしっかり見極めて応募するようにしました。それからは面接でも手応えを感じられるようになりましたね」。今回入社を決めた外資系ITベンダーは、求人検索結果に表示される「この求人に似た求人はこちら」欄を見て知ったという。「企業情報と、扱っているソフトウェアを詳細に調べ上げ、この製品なら売れると思って応募しました」
転職成功の鍵
強みを効果的にアピールできる、面接用の自己紹介文を用意
野田氏の転職成功のポイントは、やりたい仕事の軸を明確化できたことに加えてもう一つあるという。それは、ビズリーチに登録した職務経歴書とは別に、A4用紙1枚の自己紹介文を面接用に用意したこと。ぱっと見ただけで、自分がどんなことをやってきて、どんな成果を上げてきたのかがわかるものだ。
「入社を決めた外資系ITベンダーが求めていたのは、流通業界の新規開拓営業ができることと、特定の企業と新たに取引を始めるための人脈があること。面接で自己紹介文を渡すと、私がその両方の要素を持っているとすぐにわかってもらえたようで、そこから話が広がりあっという間に意気投合し、その場で『欲しかった人材だ』と言ってもらえました。面接は、短い時間のなかでいかに自分のことを知ってもらうかが勝負です。面接用の自己紹介文を用意すれば、企業が求めていることを備えた人物だとひと目でわかってもらえるだけでなく、面接官の目を、自分が特に聞いてほしい部分へ向けることができます。面接で自分をうまくアピールできないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか」
ビズリーチより
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