DATA
前職 | 大手転職支援会社 事業企画 / 年収900万円 |
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活動期間 | 約2ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 5人 |
応募求人数 | 20社 |
面談社数 | 20社 |
内定数 | 15社 |
現職
ITサービス開発会社 事業企画 年収650万円
営業、事業企画、Webマーケティングの経験を3社で積み重ねてきた緒方氏。さらなるキャリアアップを目指していたが、企業文化の違いにぶつかり転職を決意。その経緯を伺った。
転職理由
2度の転職を経験。3社目で企業文化にあわず再び転職を決意
緒方氏は人材派遣会社の営業職からキャリアをスタートした。そのなかで、営業先からウエディングのWebメディアを立ち上げる会社の存在を知らされ興味を持ち、そのプロジェクトに参加するために転職。営業や事業企画の部署で、営業リーダー、エリアマネージャー、事業企画、商品企画責任者と、年を追うごとにより重要なポジションを任されるようになった。仕事は楽しく成果も出していたのだが、9年目に入るとき、コンテンツの方向性をめぐって新しく配属された上司と対立。緒方氏は意見を譲らず、その結果、8年間在籍し、愛着もあった会社を退職。大手転職支援会社に転職することになった。
しかし、Webマーケティングと事業企画担当として入社したはずが、業務内容は会議の運営や議事録の作成など不本意なものが多かった。新規事業が立ち上がることになり、責任者を任され目標を達成しても、次に任されたのは経験したことのないコールセンターの業務だった。不本意な人事異動に対して理由を聞くも「役員のひとこと」と言われるのみ。自分の求める仕事ができない現状を打破するために、再び転職を決意した。「結果的に1年間で退職することになりましたが、私には企業文化があわなかっただけで、会社に責任があるわけではありません。これを機に、どのようなキャリアを歩むべきかを考え、転職活動を始めました」
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
やりがいはどこにあるのかを追求。1日で内定が出たことが決め手に
将来は、以前から興味を持っていたウエディングに関するWebメディアを立ち上げたいと考えている緒方氏。これまでのキャリアを振り返ると、最も成果を出せた仕事が事業企画であることから、その強みを生かせて、かつ将来の目標に近づけるような求人を探そうとビズリーチに登録。すると、企業とヘッドハンターから多くのスカウトが届いた。「スカウトされた企業やヘッドハンターから紹介された企業それぞれの、3年間の売り上げやサービス内容を詳しく調べました。自分がそこにやりがいを感じるかどうかを考え、行くべき企業を判断して、選考を受けたのです」
そんななか、今回入社を決めた企業と出合う。金融系のITサービス会社で、志望度は高くなかったが、面接を受けにいくと1日でマーケティング担当者、役員、社長との面接が行われ、その日のうちに内定が出た。「選考のあまりの早さに驚きました」と話す緒方氏。最終的に15社から内定を得たため1カ月間悩んだが、社長の話や人柄、企業理念に加えて、1日で内定を出してくれたことが決め手となり入社を決意した。
「5年後、10年後に、どのサービスが世の中で必要になっているかを考えたとき、今回入社を決めた会社は、他の会社がまねできないサービスをつくっていると思いました。また、『もっと人生を謳歌できるような、ユーザーのためのサービスをつくる』という社長の信念にもひかれ、この会社しかないと思いました」さらなるキャリアアップを遂げるため新天地に飛び込んだ緒方氏。今まで触れたことのなかった金融系用語などに苦しむことはあるが、自分たちのサービスや商品を愛している同年代の同僚たちとともに、マーケティングの仕事に従事している。「この会社でキャリアを積んで、将来は日本の結婚文化の抱える課題を解決できるサービスを立ち上げたいと思います」と、緒方氏は晴れやかに語った。
転職成功の鍵
求人票を読み解き、本当に求められている人材を理解する
15社から内定をもらった緒方氏は、その秘訣について、企業が求める人材を求人票で的確に理解することが重要と説く。「私は個人向けのマーケティングは経験がありましたが、法人向けは得意領域から外れます。また、事業でも新規事業と成熟事業は違います。特にビズリーチはハイスペック人材が多く登録しているので、希望するポジションに適正な方が多くいらっしゃるはずです。まず自分が本当にやりたいのは何かを明確にしてから、ヘッドハンターに任せるだけでなく、自分で企業の求人票を確認し、適正かどうかを見極めることが大切です」
加えて、緒方氏は職務経歴書の作成にも注意を払ったという。「自分の成績が優秀だったことを書くのではなく、企業が知りたいであろう内容を最初に明記し、自分がたずさわったことによる売り上げの前年比増加率や、競合の上場企業との比較数値を記載するなど、いかに自分を客観的にアピールするかを考えて、書き方は工夫をしていました」
また、緒方氏は転職活動の際、友人に相談することで、自分にふさわしい企業を選ぶことができたという。「友人に相談するなかで、『君が本当にやりたいことが、この会社にあるの? こっちの会社のほうがあうのでは?』と言われました。どの会社に転職すべきか悩んでいた私にとって、自分を客観的に見てくれる友人からの助言はとても役に立ちました。転職活動は孤独な戦いでもありますが、判断に迷ったときは、友人にアドバイスをもらうのも、ひとつの手だと思います」
ビズリーチより
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