DATA
前職 | 大手IT企業 システム設計 / 年収700万円 |
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活動期間 | 約6ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 10人 |
応募求人数 | 20社 |
面談社数 | 5社 |
内定数 | 2社 |
現職
海外通信会社 システム監視・運用 年収720万円
大学卒業後、大手IT企業に入社した島津氏。ネットワークのシステム設計担当としてさまざまなプロジェクトに携わってきたが、学生時代から海外に興味を持ち、グローバルな環境でキャリアを積みたいと考えていたこともあり、海外で働くことを目指して転職を決意。ビズリーチを利用して海外法人への転職を果たし、自らの希望を実現したその経緯を伺った。
転職理由
念願だった海外勤務を実現するため、大手IT企業から転職を決意
大学で情報系の学部を専攻した後、大手IT企業に入社してキャリアをスタートした島津氏。ネットワークのシステム設計担当として、プロジェクトマネジメントや設計レビュー、コンフィグレーション作成など非常にやりがいのある仕事に取り組めていたという島津氏は、転職についてほとんど考えたことはなかった。ただ、将来の希望として、「いつかグローバルビジネスに携わりたい」という思いが心の中に常にあったという。
「前職は大手企業でしたので、ニュースにも取り上げられるような社会的影響の大きい事業を経験できました。大変忙しい毎日でしたが、システムエンジニアとして得られる経験、待遇、どちらにも不満はなく、やりがいも感じていました。ただ、学生時代から留学(ワーキングホリデーに参加)するなど、海外での生活に興味があり、社会人になってからも、システムエンジニアで英語力も高ければ貴重なビジネスパーソンになれるといった考えを持ち続けていました」
入社して3年がたち、業務にも慣れ始めたころ、島津氏はついにグローバル案件に携わることになる。日本と海外との間でデータセンターを相互利用して、マーケティングに有効なソリューションなどを提供し合うという案件だった。島津氏は、そのシステムの設計担当として海外に出張し、プロジェクトの成功に貢献した。この経験によって海外志向をさらに強くした島津氏は、転職を志すようになった。
「海外で商習慣の異なる人々と仕事をしたとき、本来自分が求めていた楽しさを味わうことができました。そしてプロジェクトが終わり、国内案件に戻ったときには、どこか物足りなさを感じてしまったのです。部署での仕事はとても忙しく、あるとき『本当に自分が希望する仕事ができているのだろうか』という疑問が生じ、その疑問が時間の経過とともに心の大部分を占めていきました。そこで、グローバルな環境で本格的に英語力を鍛えながら、海外の商習慣を実地で体験したいと考えて、年齢なども鑑み、今しかないと思って転職を決意したのです」
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
海外転職のノウハウを持つヘッドハンターと成功を勝ち取る
転職を決意し、以前から登録していたビズリーチを利用して活動を開始した島津氏。「英語がベースのビジネス環境」「海外駐在あり」という条件を軸に会社選びをしていると、ある日ビズリーチに掲載されていた「海外求人特集」が目に留まった。そのなかで、ヘッドハンター案件だった海外の通信会社の求人に応募すると、すぐにヘッドハンターから連絡が来た。そのヘッドハンターはカナダでの勤務経験があり、海外法人に応募するための職務経歴書の書き方や面接対策、海外での働き方などを詳細にレクチャーしてくれたという。また応募する企業はシンガポール法人だったため、シンガポール在住で日本語が話せるヘッドハンターも紹介してくれた。
「英語力は完璧とはいえず、実際に英語を使って仕事をすることに不安を抱いていたこともあり、内定を勝ち取れるか自信を持てずにいました。しかし、お会いしたヘッドハンターは別の求職者の海外転職を成功させ、豊富なノウハウをお持ちでしたので、職務経歴書の書き方や面接での応対の仕方などは非常に参考になりました。また自分の質問にいつも真剣に答えてくれたため、徐々に自信がわいてきました」
面接は全部で3回、すべて電話で行われた。一次は日本人マネージャーと英語、日本語の両方での面接。二次は外国人担当者によるスキル面についての面接。そして最後は外国人人事マネージャーとの面接だった。ヘッドハンターからは、海外法人は即戦力になるかどうかを重視しているため、期待に応えられる受け答えを用意しておくように言われ、徹底的に準備をして臨んだ結果、無事に内定を得ることができた。
転職成功の鍵
異なる環境で働くイメージを具体的に描き、転職活動に臨んだことが成功の鍵
海外通信会社の内定を勝ち取った島津氏だが、当初は日系企業の求人にも応募していたという。しかし、全部で10名のヘッドハンターと面談をしてさまざまな求人を紹介してもらい、情報収集に努めた結果、徐々に海外で仕事をするイメージが明確になり、それが自信につながったそうだ。入社してすでに半年。勤務地はシンガポール、同僚の国籍もさまざまで、これまで勤めていた日系企業とは異なる環境で未経験なことばかりだが、日々得るものがあり新鮮なビジネスライフを送れているという。
「前職ではシステム設計を担っていましたが、現在はシステムのメンテナンスや監視、運用上のトラブル対処といった役割を任されています。経験ではなく、実力と結果が評価のすべて。20代後半の若い人材が40代のベテランのマネジメントをするなど、これまでいた日系企業とは全く違う、厳しい基準のなかで働いていると実感しています。ただし残業がほとんどなく、研修制度も充実しており、以前よりも働きやすい。今後は技術力と英語力をもっと磨き、新たな業務にもトライできるよう努力していこうと考えています」
ビズリーチより
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