DATA
前職 | 外資系半導体メーカー プロダクトマネジャー / 年収1300万円 |
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活動期間 | 約6ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 3人 |
応募求人数 | 3社 |
面談社数 | 1社 |
内定数 | 1社 |
現職
外資系通信機器メーカー マーケティングマネージャー 年収1500万円
山本氏は2社目となる半導体メーカーに転職して以来、14年にわたって新規事業の企画開発やマーケティングに携わってきた。しかし、会社の方針変更を機に転職を決意。経験を活かせて、なおかつ希望する待遇に合致する求人は希少であったものの、短期間で転職を成功させた秘訣についてお話を伺った。
転職理由
会社の方針変更で新規事業の立ち位置が曖昧に。
山本氏は大学卒業後、外資系システム開発会社に入社しSEとしてキャリアをスタートさせる。スキルアップのために社内の語学留学プログラムを利用し、1年かけて英語力を身に付けた後、大型データベースの構築プロジェクトにアサインされたことを機にマーケティングへの関心を深めた。その後、語学力とITの知識を活かして新規事業開発を担うポジションと出会い、外資系半導体メーカーに転職。そこでは、PCの処理能力を高めるソフトウェアなど、さまざまなサービス・製品の企画開発やマーケティングに携わった。
「手掛けた新規事業が、あと数年待てば収益性の高い事業に育つだろうという状態になった頃、PC市場はタブレットやスマートフォンの台頭によって激しく変化し、会社の業績にも陰りが見えるようになりました。そこで、収益性の低い事業を縮小し、中核事業である半導体に立ち戻ろうという動きが出てきたのです。新規事業を育てることもできず、私自身の立ち位置が曖昧になってきたこともあり、転職を意識するようになりました」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
所属企業の業種イメージと年収水準の高さが壁に。
外資系企業経験が長い人材は、万が一のリストラに備えて常にヘッドハンターとコンタクトを取っているケースが多い。山本氏もまず既知のヘッドハンターにコンタクトを取った。彼の経験は業種こそ半導体メーカーではあるが、手掛けてきたのはソフトウェアやIT関連サービスの新規事業開発が中心だ。そこでソフトウェアの企画開発職やマーケティング職の求人を希望したが、半導体メーカーのイメージが先行し、書類選考で苦戦することになる。さらに壁となったのは、年収水準の高さだ。
「前職の年収が高かったため、希望に合う求人は多くはないと既知のヘッドハンターから言われていました。そこで『ハイクラス人材の転職サイト』を謳うビズリーチなら、年収面の希望を叶える求人に出会えるのではないかと思い、会員登録をしました。実際、スカウトメールもたくさんいただき、興味を持てる求人が多かったですね」。
そのスカウトメールの中に、今回転職を決めた消費財メーカーのマーケティングポジションの求人があった。ハードウェア製品を中心としながらソフトウェア分野に裾野を広げていた同社は、山本氏の経験と志向性にぴたりと合った。その後担当ヘッドハンターのサポートを受けて、山本氏は前職年収を上回る待遇で内定に至る。
転職成功の鍵
ヘッドハンターの情報で、自分自身のキャリア価値を客観的に知る。
転職活動中MBAプログラムを受講していた山本氏は、当初卒業後に本格的な転職活動をするつもりだったが、この求人との出会いで思いのほか早く転職することになった。わずかな求人しか受けていない状況で決断するのに、迷いはなかったのだろうか。
「ヘッドハンターとの情報交換から、自分が求める求人と出会うためには、タイミングが重要だと認識していたので、常にアンテナを張って情報収集に努めていました。私の経験はメーカー勤めでありながらITサービスの企画開発という特殊なものですから、今回のタイミングを逃してはならないと思いました」。
ヘッドハンターをうまく活用して転職を決めた山本氏。最後に、その秘訣を伺った。「転職するしないにかかわらず、懇意にしてくれるヘッドハンターとは、定期的にコンタクトを取ることですね。いざ転職活動を始めても、タイミング良く求人が見つかるとは限りません。それに、『自分は優秀なのだから、もっと大きな対価をもらってもいいはずだ』と思っていても、一歩外に出てみたらまったく通用しないということもあります。ヘッドハンターとのコミュニケーションは求人情報の収集だけでなく、自分自身のキャリア価値を客観的に認識して、価値を高めるために必要なスキルや経験とは何かを知るいい機会になりました」。
ビズリーチより
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