DATA
前職 | 消費財メーカー 購買 / 年収600万円 |
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活動期間 | 約2ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 12人 |
応募求人数 | 70社 |
面談社数 | 15社 |
内定数 | 3社 |
現職
工業用品メーカー マーチャンダイザー 年収850万円
新卒で入社した会社で購買や海外営業、自社工場の立ち上げなど、幅広い経験を積んできた鹿島氏。20年近く1つの会社に勤めてきた同氏が転職を考えるようになったきっかけは何だったのか。そして複数の内定を獲得した転職活動で、どのような工夫や行動があったのか、話を伺った。
転職理由
「このまま働き続けられるか」という思いから20年近く勤めた会社を飛び出す
自社で生産設備を持たず、外部の協力会社に生産を委託するファブレスメーカーに新卒で入社した鹿島氏。入社後10年近くにわたって、購買部門で国内外のメーカーとの折衝や品質管理、仕入れなどを担当してきた。その後、中国や東南アジアなどの新興市場開拓を担う海外営業につき、社内初となる中国市場への参画を実現。今では年間数億円を売り上げる拠点を一から立ち上げた。
その後、日本に戻ってきてルートセールスを経験し、そこから自社工場の立ち上げを任される。購買経験を生かしつつ、工場の責任者として品質管理や倉庫作業まで幅広く担当。そして、国内工場の稼働も軌道に乗ってきたところで、海外赴任を打診され、タイへ。協力会社からの調達活動を手がける一方で、インドやバングラデシュ、ラオスでの新たな生産拠点の模索や、タイやインド、シンガポールなどの国々での自社製品販売の新規開拓など、ビジネス拡大に尽力した。
多くのポジションを渡り歩いてきた鹿島氏。任される仕事そのものにもやりがいを感じていたが、中国工場への転属が転職を考えるきっかけになったという。「会社の方針に従って中国の工場で勤務することになったのですが、私が希望していた働き方と大きく違う点があり『このままここで働き続けて良いのだろうか』という疑念が浮かびました」。20年近く勤めた会社から飛び出すことを、鹿島氏は決心した。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
信頼できるヘッドハンターたちを見つけ、自分の市場価値をあらためて確認
海外にいながら転職活動を始めることになった鹿島氏は、ビズリーチや複数の転職サイトに登録。日々の忙しさもあり、まずはスカウトメールを待つことにした。実は鹿島氏、東南アジアで勤務していたときにも、ヘッドハンターから声はかかっていたという。しかし、当時は自身が歩んできたキャリアの市場価値についてあまり理解できていなかった。「あらためて転職活動を始めたタイミングで、複数のヘッドハンターと話す機会を設け『私のどの部分に興味を持ってくれたのですか?』とヒアリングしたり、職務経歴書の書き方を教えてもらったり、たくさんのアドバイスをいただきました」
休みとあわせて帰国した際には、時間を可能な限り確保してヘッドハンターと面談。そこで真剣に自分の話を聞いてくれる人、適切にレスポンスをしてくれる人、そして「この人に相談すれば自分の幅が広がりそうだ」と感じた人と定期的に連絡をとるようにした。最終的には7名のヘッドハンターとやりとりをし、選考を進める会社についてアドバイスを求めたりしていた。
転職成功の鍵
コンシェルジュからのアドバイスが応募のきっかけに
興味がある会社には積極的に応募し、結果的に3社から内定を獲得できたが、転職活動そのものは100%順調ではなかった。「ヘッドハンターから『この会社なら可能性が高いですよ』と太鼓判を押されても、面接でNGをもらうこともありましたし、書類選考で落とされて気分が沈むこともありましたが、諦めずに続けたことが結果的に良かったのだと思います」
最終的には「給与提示が一番高く、自分のやりたい仕事がすべてできる環境だった」という会社へ転職。約70社に応募したが、入社したのはビズリーチに登録してすぐプラチナスカウトを送ってくれたヘッドハンターにより紹介された会社だった。だが実は、受け取ってからしばらく、このヘッドハンターからのスカウトを未開封にしてしまっていたという。
「このヘッドハンターから届いたスカウトは登録直後に送られていたため、少し怪しさを感じて開封していませんでした。それを開封しようと思えたのはビズリーチのコンシェルジュからもらった一本の電話があったから。『スカウトが届いているので、ぜひ確認してください』という連絡を受けて内容を確認し、コンタクトを取りました。前職の都合により、選考途中でやむを得ず会社側を待たせてしまったりもしたのですが、辛抱強く自分のことを待ってくれたことで志望度も上がり、複数内定をいただいたなかで、この会社に入ろうと決意。あのとき、コンシェルジュが私の背中を押してくれたことが、今回の内定につながりました」
自分にどんなスカウトが届いているのか、リアルタイムに知らせてくれなければ、この出合いはなかったかもしれないと振り返る鹿島氏。今回の転職活動を通じて多くのヘッドハンターと知り合い、アドバイスを受けていくなかで「客観的に自分を見つめなおし、自分自身を再発見できた」と振り返る鹿島氏は、今、新たな環境で忙しいながら充実した日々を送っている。
ビズリーチより
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